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診療科・部門案内

がんゲノム診断科

当科のご紹介

がん遺伝子パネル検査(以下、がんゲノム検査)を専門的に扱う診療科です。

がんゲノム検査は、がん細胞の遺伝子変化から、新たな治療法の選択肢を模索する検査です。
当診療科では、日本で保険適応となる前から、米国のがんゲノム検査を導入し、運営してきました。その豊富な経験から、患者さんにも診療医科主治医の先生にも分かり易い説明を心掛けています。

患者さんへ

当診療科は、患者さんご自身で初診ご予約いただけます。

現在、がん遺伝子パネル検査は、がんゲノム医療に関する拠点病院や連携病院でのみ実施可能となっています。
当院へ通院中の患者さんだけでなく、他院での治療を継続しながら、当院でのがんゲノム検査を受けていただくことが可能です。

<横浜市立大学附属病院に通院されている患者さん>
主治医の先生、あるいは、がん相談支援センターにお問い合わせください。
外来を予約できます。

<他院へ通院中の患者さん>
横浜市立大学附属病院の代表電話(045-787-2800)へ電話をかけ、
外来を『がんゲノムの外来を予約したい』とお伝えください。
※ 他院でがんゲノム検査を受けていない場合は、保険診療で受診が可能です。

主な対応疾患

対象となるのは、以下のすべてにあてはまる患者さんです。

・病理学的診断によって、悪性腫瘍であることが診断されている(血液腫瘍はのぞく)。
・治癒切除不能または再発により、標準治療による根治が難しいと考えられる。
・標準治療がない、標準治療が終了している、もしくは終了が見込まれる。
・歩行可能で日常生活に支障がない。

ただし、受診前にご自身がこれらすべてに該当するかを、完全に確認する必要はありません。説明のみの外来も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。

主な検査・設備機器

所要期間:検体発送後1.5~2ヶ月
説明:組織または血液の検体を用いて、がん遺伝子の変化を網羅的に解析し、新たな治療法の検索を行います。

(1)FoundationOne CDx がんゲノムプロファイル
腫瘍組織検体を用いて検査を行います。

(2)FoundationOne Liquid CDx がんゲノムプロファイル
血液検体を用いて検査を行います。

(3)OncoGuide™ NCCオンコパネル システム
腫瘍組織検体と血液検体の両方を用いて検査を行います。

施設認定

診療実績

臓器別検査数

横浜市立大学附属病院検査実績:臓器別検査数横浜市立大学附属病院検査実績:臓器別検査数

アウトカム

横浜市立大学附属病院検査実績:アウトカム横浜市立大学附属病院検査実績:アウトカム

検体種類・採取法

横浜市立大学附属病院検査実績:検体種類・採取法横浜市立大学附属病院検査実績:検体種類・採取法