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消化器内科

消化器内科は食道、胃、小腸、大腸、膵臓、胆のう、肝臓の7臓器を扱う広範な領域ですが、「消化器内科学」および「肝胆膵消化器病学」の二つの部門が担当し、すべてをカバーしてあらゆる消化器疾患に対応可能とすることに努力しております。
診療内容や研究など詳細に関しましては、各部門のホームページをご参照ください。

消化器内科 診療科部長 主任教授 前田 愼

消化器内科学
診療科部長/主任教授
前田 愼
消化器内科学ホームページへ

肝胆膵消化器病学 診療科部長 主任教授 中島 淳

肝胆膵消化器病学
診療科部長/主任教授
中島 淳
肝胆膵消化器病教室ホームページへ

診療案内  特殊検査・処置・入院・手術のご案内  当科の特徴  紹介していただく時の留意事項
専門外来・セカンドオピニオン  肝炎治療について  外来担当医表   内視鏡センター

診療案内

・食道、胃、小腸、大腸、膵臓、胆嚢、肝臓の7臓器の疾患各々について専門的な診療
・消化管、肝臓、胆・膵の各専門の消化器グループが診療を行って患者さんに高度な医療を提供

特殊検査・処置・入院・手術のご案内

術式名称:肝がんに対するラジオ波・マイクロ波焼灼術
所要時間:入院1週間程度
説  明:外科的切除術に匹敵する治療効果をあげています。
術式名称:経頚静脈的肝生検
所要時間:入院4日程度
説  明:腹水、凝固異常がある肝障害の方でも組織診断が可能となります。
術式名称:粘膜切除術、粘膜剥離術
所要時間:入院1週間程度
説  明:一括切除の術後組織評価を行うことによる予後の向上を目指しています。
術式名称:カプセル内視鏡
所要時間:外来で半日程度
説  明:小腸の検査をカプセル内視鏡を用いてスクリーニングが可能となります。病変があれば積極的に小腸バルーン内視鏡を用いて検査・治療を進めます。
術式名称:Interventional EUS
所要時間:入院1週間程度
説  明:EUS下胆道ドレナージ、膵仮性嚢胞ドレナージ、EUS下腹腔神経ブロック術などを行います。
術式名称:超音波内視鏡下穿刺吸引法
所要時間:入院4日程度
説  明:膵臓など腹腔内腫瘍の生検を行えます。

当科の特徴

1) 消化管

早期がん:健診などの発達により、早期がんの発見率が向上し、多くの症例で根治が得られるようになってきています。当院では早期食道がん、胃がん、大腸がんの、より詳細な診断と内視鏡治療を行っています。
胸 やけ・腹痛:近年わが国で増加している逆流性食道炎を内視鏡やpHモニターを用いて診断治療に当たっております。また機能性胃腸障害(潰瘍やポリープ、がん、炎症など器質的疾患がないにもかかわらず、機能異常、すなわち胃や腸の動きの異常で、胃もたれ、気分不快、睡眠障害、下痢、便秘などを示す病気)の診断治療にあたっております。胸焼けや、胃の痛みなどの症状がある方はぜひ相談にいらしてください。
大腸ポリープ:生活習慣の欧米化に伴い、わが国においても大腸がんは増加の一途をたどっております。大腸がんの早期発見・治療に対し最新の拡大内視鏡によるポリープの適切な診断・治療を行なっております。
炎症性腸疾患:近年増加している潰瘍性大腸炎やクローン病の難治例やステロイド長期使用例に対して、免疫調節剤や生物学的製剤を含め、個々の生活スタイルに合った治療を提供します。

2) 肝臓

ウイルス肝炎:B型慢性肝炎、C型慢性肝炎を中心に最新の治療を取り入れて、行なっています。肝がん予防のためにも慢性肝炎の段階で治療することが勧められC型肝炎インタフェロンフリー治療の再治療も行っています。また肝臓の硬さを入院による肝生検以外に、外来でできるFibroScanやMRIによる非侵襲的な検査方法(MRE)で検査することも積極的に行っております。
肝がん:肝がんのラジオ波焼灼術、マイクロ波焼灼療法、動脈化学塞栓術、分子標的治療・免疫チェックポイント阻害薬などを行い、最新かつ総合的にそれぞれの患者さんにとってベストと考えられる治療を行っております。
脂肪肝:近年わが国では脂肪肝が急速に増加しており、脂肪肝から肝炎、肝硬変、肝がんに至る患者さんがいらっしゃいます。当科では本病変の適切かつ最高の診療を提供します。また多くの治験に参加しており、ご希望の方を募っております。

3) 胆・膵臓

胆道・膵臓:胆道腫瘍(胆管、胆嚢、十二指腸乳頭部)、結石(胆嚢、総胆管、胆石膵炎)の診断治療を行なっております。ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影)、EUS(超音波内視鏡)を用いた、内視鏡診断、治療を得意としております。悪性腫瘍の迅速な診断をモットーとしており、患者さんの負担を考え、低侵襲かつ迅速な診断を行っております。自己免疫性膵炎、慢性膵炎、膵仮性嚢胞の診断、治療を行なっており、膵がん、膵管内乳頭腫瘍(IPMN)の診療及び十二指腸乳頭部腫瘍の内視鏡切除も積極的に行なっています。当外来は、臨床腫瘍科、消化器・肝移植外科と連携が密で、常に協議しながら内科外科合同で診断、治療方針の決定を行なっております。手術前の患者さんに対する内視鏡的胆道ドレナージ、肝臓移植、術後の内視鏡的ステント挿入術は当科で行っております。

紹介していただく時の留意事項

初診は紹介状が必要です。

専門外来・セカンドオピニオン

前田  愼(消化器疾患)  中島  淳(消化管疾患)
窪田 賢輔(胆・膵疾患)  米田 正人(肝疾患)
池田 礼(炎症性腸疾患)  入江 邦泰(肝胆膵疾患)
金子 裕明(消化管疾患)  日暮 琢磨(消化管疾患)

肝炎治療について[医療機関の方へ]

消化器内科では地域医療機関からの「紹介患者さんの初診時予約」による肝炎治療の紹介において、専用様式を用意しております。
肝炎治療患者さんの紹介時にはこちら[PDF]をお使いください。

なお紹介患者制度についてはこちらのページを参照ください。

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