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乳腺外科

診療案内

・原発性乳癌を中心とした乳腺疾患全般の診療
・マンモグラフィや乳房超音波等画像診断,乳房針生検・吸引組織診による病理学的診断
・手術・薬物療法(内分泌療法・化学療法・分子標的治療)・放射線治療による集学的治療
・緩和ケア科との連携による緩和医療の介入
・遺伝性乳癌卵巣癌が疑われる症例に対するBRCA遺伝学的検査,遺伝性乳癌卵巣癌に対するリスク低減乳房切除術,乳房サーベイランスの実施

特殊検査・処置・入院・手術のご案内

術式名称:超音波下乳房針生検・吸引組織診
所要時間:外来 15~30分程度
説  明:超音波で乳房内を確認しながら,局所麻酔下で病変部の組織を採取します.

術式名称:ステレオガイド下乳房吸引組織診
所要時間:外来 30~60分程度
説  明:放射線科と連携し,マンモグラフィでしか同定できない乳房内石灰化病変を,マンモグラフィで乳房を挟んだ状態で局所麻酔下に採取します.

術式名称:乳がん手術
所要時間:入院(5~14日程)
説  明:病変の部位や大きさによって乳房全切除・乳房部分切除およびセンチネルリンパ節生検または腋窩郭清を行います.根治性と整容性を重視した手術を心掛けています. 形成外科と連携し,乳房再建手術も行っています.

術式名称:BRCA遺伝学的検査
所要時間:外来(血液検査)
説  明:保険適応となる方に対して,情報提供および血液検査を行います.必要に応じて遺伝子診療科と連携して遺伝カウンセリング(保険診療または自費)を行っています.

術式名称:リスク低減乳房切除手術(+乳房再建術)
所要時間:入院 (1~2週間程度)
説  明:BRCA病的バリアント保有者で乳癌・卵巣癌既発症者には保険診療で,未発症者には自費診療でリスク低減乳房切除を行っています.婦人科のリスク低減卵巣卵管切除との同時手術も可能です.

術式名称:周術期の集学的治療
所要時間:入院・外来(病期等により異なる)
説  明:手術前後に薬物療法,術後に放射線治療を行い治療成績の向上を目指します.

当科の特徴

乳がんは女性が罹患するがんの中で最も頻度が高く、40-60代の患者さんが多いことが特徴です.新規薬剤も増え,ますます個別化医療が進んでおり,個別の病態にあわせた治療法の選択が大切です。当科は日本乳癌学会乳腺専門医が中心となって、迅速で正確な診断と専門的な治療を心掛けています。形成外科,遺伝子診療科,口腔外科,緩和ケア科など関連各科医師、看護師、薬剤師、検査技師や理学療法士,ソーシャルワーカーなど院内当該部署との連携をとって、患者さんとご家族に寄り添った医療を提供できるよう努めています。
当院は「横浜市乳がん連携病院事業実施要綱」に基づき「横浜市乳がん連携病院」に指定されています。他の連携病院である横浜市立大学附属市民総合医療センター乳腺・甲状腺外科、横浜市立市民病院乳腺外科、横浜市立みなと赤十字病院乳腺外科、横浜労災病院乳腺外科と連携し、施設を越えた多職種チーム医療の実践や、地域医療機関との連携強化、市民の皆様向けの乳癌講座の実施など、横浜市内の乳癌診療の更なる充実を目指します。

紹介していただく時の留意事項

診療情報提供書(紹介状)をお願いします。可能な限り診療データ(特に画像検査データ)を患者さんに持参いただくようお願いします。

専門外来・セカンドオピニオン

セカンドオピニオンをご希望の際には,診療情報提供書および画像データをご準備いただき、患者サポートセンターへご連絡ください。担当医の予定を調整し、診察日の予約を致します。乳腺専門医が対応いたします.

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