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診療科・部門案内

血液浄化センター

基本方針

大学附属病院として血液浄化を用いた高度な治療を行い、市民・県民に最先端で安全な血液浄化療法(血液透析、腹膜透析、各種血漿交換)を還元します。血液浄化療法に習熟した専門スタッフ(医師、看護師、臨床工学技師)がチームとして機能し、専門性、迅速性、安全性を保ちながら、患者さんにとって最善の医療を提供します。

部門の概要

中央部門として各診療科からの要請に積極的に応えています。血液透析は各診療科から依頼された入院患者を主に対象とし、透析の導入、緊急透析および各種疾患に罹患した透析患者の維持透析を行います。腹膜透析併用血液透析や特殊病態に対する血液透析など、必要に応じて外来患者も対象とします。腹膜透析療法は外来および入院患者を対象とします。集中治療室や、感染病棟など、血液浄化センター以外における血液浄化療法にも対応しています。患者指導の他、血液浄化療法専門スタッフの育成や専門医教育も行っています。

実績

血液透析、腹膜透析、血液透析濾過、血漿交換、血漿吸着など全ての血液浄化療法に対応します。血液浄化センターの稼動実績は令和4年度で5000件、令和5年度の4月~9月の実績から計算した稼動見込みは5165件です。診療科は腎臓高血圧内科が7割を占めるが、循環器内科、血液リウマチ感染症内科、神経内科など他診療科の利用も多い状況です。積極的に腹膜透析導入を図り、現在33人の外来患者さんを診療しています。

その他

大学病院として、診療科の要請に基づき、先進医療推進に積極的に取り組んでいます。血液浄化療法は体内からあらゆる有害物質を除去しうる治療法であり、先進医療の宝庫です。厚生労働省が認める先進医療B(新規治療方法)にも取り組んであり、「正脂血症を伴う治療抵抗性閉塞性動脈硬化症に対するデキストラン硫酸カラムを用いたLDLアフェレーシス療法の治療効果についての検討」を研究責任施設として施行しました。

対応疾患・診療内容の詳細