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【報告】フランス映画祭2024 の開催報告

【開催報告】フランス映画祭2024 の開催報告

横浜フランス映画祭2024(本学後援イベント)にて、本学学生がボランティアとして活躍しました!また関連イベント「マスタークラス」が開催されました。

 横浜フランス映画祭2024が3月20日(水・祝)~24日(日)にかけて横浜で開催され、本学学生がボランティアとして活躍しました。また、3月23日(土)には、本学みなとみらいサテライトキャンパスにて関連イベント「マスタークラス」が2つ開催されました。
※マスタークラスとは横浜フランス映画祭の来日ゲストが登壇し、セミナー形式のトークイベントを行うものです。2018年より始まり、今年で6回目となりました。

マスタークラス2024について

①「フランスの若手俳優がキャリアと映画を語る」

日時 :令和6年3月23日(土) 15:00~16:15
内容 :今フランスでトップの実力と人気を誇るスター俳優で、『愛する時』に出演のヴァンサン・ラコストが、日本の若者に向け、キャリアと映画について語りました。
言語 :仏日(逐次通訳)
登壇ゲスト:ヴァンサン・ラコスト(『愛する時』俳優)
参加人数 :計46名(関係者含む・マスコミ除く)

登壇ゲスト俳優の子ども時代や自身のキャリアの始まりとなった作品(『いかしたガキども』)について振り返られました。また、先輩俳優からもらったアドバイスや作品の裏の貴重なエピソードなどについてお話いただきました。
質疑応答では多くの質問がありました。本学学生からの「フランス映画になじみのない日本人へのメッセージを」というリクエストに対しては、「フランスを含む海外シネマを観ることは、異なる文化を知り、人間の行動や世界をより深く理解する機会となること、また映画を通して安く旅をすることができる」とメッセージをいただきました。
 

②「海外から見る“日本”」

日時 :令和6年3月23日(土) 17:00~18:30
内容 :本年度、横浜フランス映画祭の特別アンバサダーに就任された役所広司主演『PERFECT DAYS』の高崎卓馬プロデューサー、柳井康治プロデューサーが、本映画祭の出品作『日本のシドニー』のエリーズ・ジラール監督と、海外の視線から日本を描くことの楽しさ、また次世代の若者に向けて将来の視野を広げることに繋がる“発見”を語りました。また、今回特別に、横浜市立大学卒業生である『PERFECT DAYS』の柳井康治プロデューサーによる<TOKYO TOILET PROJECT>の仕組みを語っていただき、海外に発信する“日本”への思いを語りました。
言語 :仏日(逐次通訳)
登壇ゲスト:エリーズ・ジラール(『日本のシドニー』監督)、高崎卓馬、柳井康治(いずれも
『PERFECT DAYS』プロデューサー)
参加人数 :計43名(関係者含む・マスコミ除く)

『日本のシドニー』(2024年映画祭の出品作)のエリーズ・ジラール監督及び『PERFECT DAYS』の高崎卓馬プロデューサー、柳井康治プロデューサーをゲストにお迎えしました。お三方で、ジラール監督の日本との出会いや、今でも忘れられない日本の印象、日本ならではの価値観などについてお話し合いをしていただきました。
加えて、本学卒業生でもある柳井プロデューサーからは、映画界に関わったきっかけについて、またジラール監督からは『日本のシドニー』を作られた長い年月の背景や、日本での制作において直面したハードル、日本で撮影した際に感じられたことなどについて語っていただきました。
質疑応答では、本学学生からジラール監督に、夢や空想の世界を映像で表現する仕事をしたいと思ったきっかけについて質問がありました。字を書けるようになってからいつも頭で想像した事を文章にする欲望を感じていた監督は、子どもの頃は誰でも同じ欲望を持っていると思っていました。しかし、大人になるにつれ、皆は物語を書くことはほとんどないことを知ってからは、自分のためだけでなく映像にし、人に見せられる物語を書くことを人生の目標と決めたなど、大変貴重なお話を伺うことができました。 

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