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第7回経営審議会

第7回経営審議会

議事録

日 時:平成20年10月23日(木) 10時02分~11時55分
会 場:金沢八景キャンパス 大会議室
出席者:本多理事長、布施副理事長(学長)、田中副理事長代理(事務局長)、今田(忠)理事、
今田(敏)理事(附属病院長)、馬場理事、福井理事(欠席)、岡田理事(副学長)、
五嶋理事(副学長)、南理事、矢部理事、足立監事、長峯監事

議事

1 平成20年度 第6回経営審議会について
平成20年度第6回経営審議会について事務局より報告があり、承認された。

2 平成20年度 臨時教育研究審議会(持ち回り)、第6回教育研究審議会について
臨時教育研究審議会(持ち回り)、第6回教育研究審議会について事務局より報告があった。

3 平成20年度 第7回合同調整会議について
第7回合同調整会議について事務局より報告があった。

4 中期計画の変更について
大学院再編等に伴い中期計画の変更を要する項目、ならびに12月下旬に予定されている横浜市への中期計画の認可申請までの主なスケジュールについて説明があった。今後、法人評価委員会の意見聴取、市との調整を行っていくが、11月は経営審議会が休会であり、次回は12月となる為、こうした中での修正事項等とそれに伴う承認については、理事長一任という事で了承された。

5 金沢区と横浜市立大学、関東学院との連携推進に関する協定書の締結について
協定書の内容、および金沢区と大学の連携実績や今後の連携推進プロジェクトの概要案について説明があった後、11月に調印、記者発表が予定されている協定の締結が承認された。
・ この協定は、本学が理念の一つとして挙げている地域貢献の一環として、学生が地域に出て行くきっかけとするべく話を進めてきたものである。

6 公立大学法人横浜市立大学 平成21年度予算編成について
平成21年度予算編成方針および運営交付金・貸付金の要求についての説明があった。
・ 市の財政状況は苦しく、11月の前半に予定されている市の事業の見直しのなかで、市大への運営交付金や貸付金も見直しの対象となる可能性もあるなど、外部環境は厳しいが、各職場でもこうした共通認識を持って、知恵を集め、予算編成に当たって欲しい。
・ 寄附金については、YCUサポート募金という寄附制度があり、5,000円から申し込みが可能となっている。大口のものでは、昨年度、馬場理事のご尽力により、セブン&アイ・ホールディングスの伊藤雅俊名誉会長より株券でご寄附を頂いた。これにより基金を作り、配当金を奨学金などとして活用し役立てている。
・ 病院における物品購入については、価格の相場というのは調べるのが難しいが、民間病院に比して物によっては割高となっている状況もあると感じている。附属病院では、原則として競争入札を徹底、役所の慣例でもある1年契約の長期化、ジェネリック医薬品の導入などを進め、費用削減を図っている。今後は価格交渉にノウハウを持つ外部の人材の導入、活用も必要であると考えている。また、センター病院では、実際に診療材料の購入について、コンサルタントを使い、全国の相場を調べて交渉する等努力した結果、前年度に比べ大幅な費用削減効果があったケースもある。
・ 今後の予算編成スケジュールは、11月上旬から学費対象経費の予算編成を各課に依頼し、予算編成作業が本格的にスタートし、1月中旬に経営審議会で予算案説明を行う予定。

7 横浜市立大学・京急カード再開(案)について
11月上旬より新規受付を開始する市大カードについて、カードの変更点、周知の方法等についての説明があった。

その他
市大キャラクターのお披露目式やグッズ販売計画について説明があった。

11月2日に開催予定の横浜市立大学創立80周年記念ホームカミングデーについて説明があった。

10月31日~11月2日の日程で開催予定の第58回浜大祭について説明があった。

《外部資金獲得》
・ 法人化してからも、大学として外部資金を獲得するという体制の確立がまだまだであると思う。今後、外部資金獲得への大学の戦略的な取組が大切であると思う。
・ 今後は、研究情報等を研究推進課でまとめて、教育研究会議に一覧で提出し、市大としてどういう方向で応募していくか論議をしていく。大学院の再編もあるので、今まで応募していなかったような分野においても、積極的に挑戦していくなど、基本的な取組みのスタートをきっていく。
・ 研究費については、国も資金不足であり、基本的な国の考え方は、『選択と集中』になってきている。『基礎』よりも実際に使える効果を求めて、国は、多くの対象にばらまくのではなく、まず、選んで絞り込み、3年程度で見直しつつ、良ければそこへ資金を集中させる。市大として考えなければならないのは、この選択と集中にあって、最初の選択の中に入る5~10校に入ることが大切である。いかにして、最初に手を挙げて、選んでもらえる案を作り、入り込むか。是非、協力をしながら今後がんばっていきたい。
・ 研究熱の高まりは、研究力のアップにつながり、そこから良いシーズが生まれて、外部資金の獲得にもつながる。したがって、原点的な意味での研究力のアップを訴えていきたい。

《ファッション講座》
・ ファッション講座を、寄附講座として昨年度から国際総合科学部で行っているが、評価を把握する必要がある。次に結び付ける可能性があるのならば稼動性へ、動くところへ持っていく、というのが大学でも企業でも同じだと思う。また、ファッション講座が定着すると、横浜のかっこいい大学、というイメージにつながると思う。


《次回日程》次回は12月18日(木)の開催予定。また、1月は当初開催予定には無いが、現在、開催方向で調整中。 

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