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第5回経営審議会

第5回経営審議会

議事録

日 時:平成19年8月23日(木) 10時00分~12時10分
会 場:金沢八景キャンパス 大会議室
出席者:宝田理事長、ストロナク副理事長(学長)(欠席)、松浦副理事長、今田(忠)理事、今田(敏)理事(附属病院長)、奥田理事(副学長)、清成理事、嶋田理事(医学部長)、田中理事(事務局長)、馬場理事、福井理事、岡田理事(副学長)、南理事、足立監事、長峯監事

議事

1 平成19年度第4回経営審議会について
「平成19年度第4回経営審議会議事録」について説明があった。

2 平成19年度第5回経営会議について
平成19年度第5回経営会議について説明があった。

3 平成20年度予算編成に向けた新規・重点事業ヒアリングについて
平成20年度予算編成に向けた新規・重点事業ヒアリングについて説明があった。

4 市庁舎移転跡地におけるキャンパス計画提案書について
市庁舎移転跡地におけるキャンパス計画提案書について説明があり、以下のような意見交換が行われた。
 ・市庁舎は関内地区が沈滞し、地盤沈下を起こさないようにうまく活用していく必要がある。
大学が進出することによって生み出される経済効果という観点もアプローチの一つである。
・大学は教育機関であり、特色を強烈に打ち出していった方が良い。政治・行政・教育・福祉
など、日本は草の根のリーダーや専門家の層が薄く、中央集権制度の弊害とも言える。市民
のリーダー育成や現場のレベルアップを図っていく必要がある。先駆的なものをここで行う
など、コンセプトをはっきりしていくべきである。立地条件も良く、市大にとっても市民に
とっても大きなチャンスである。
・横浜市立大学にもっと目を向けさせるべきであり、これは起承転結の「起」の部分である。
面白さや目新しさ、ギョッとさせるようなものが必要で、そういうところから手がけていく
必要があるのではないか。
・他大学の中にはサッカー業界のリーダーを育てようと、スポーツ関係の学科を作ったところ
がある。市大にも横浜らしさをアピールする目玉が必要なのではないか。
・大学に関しては、日本はグローバリゼーションの波から外れていると思う。ヨーロッパやシンガポールの新しい大学、シンガポール政府のアメリカンスクール等も見ても、日本だけが英語による授業ができておらず、徹底した国際性にフォーカスするのも1つの案である。
・開港150周年を記念して横浜市立大学はこのように生まれ変わったと掲げるのであれば、国際化は大事な要素である。
・大学、大学院の中身を明確にしてこそ、他のセンターも機能すると思う。

5 学則改正について
  学則改正について説明があり、以下のような意見交換が行われた。
 ・文部科学省の各部署に提出されるべきであった書類が一部未提出であったり、法人化後の確
定版ではなく、暫定版が提出されたりしていた。これらに対する調査と文科省の指導を踏ま
えて、本改正届け出を行う。

・暫定的な学則が更新されていなかったことには気付かず、担当事務局が適正に行っているも
のと思っていた。責任者としてここでお詫び申し上げたい。
・教員免許課程の認定申請も行う必要があるが、まだ調整がついておらず、文科省との調整の
結果を見ていかなければならない。教員免許については、届出をしていないことにより学生
に迷惑がかからないよう、しっかりと対応していきたい。

6 第12回横浜市公立大学法人評価委員会の報告について
  第12回横浜市公立大学法人評価委員会について報告があり、以下のような意見交換が行われ
た。
 ・外国人教員が2割から3割ほどの授業を英語で行っている大学もある。養われた英語力をど
のように専門の応用に使っていくかが大切である。Practical Englishに留まらず、英語で
授業ができる外国人教員をもっと積極的に採用すべきではないか。
・2年次から3年次への進級要件にTOEFL500のクリアを課していながら、その先の英語教育が行われていないようでは、何のためにTOEFL500をとったのかということになる。早急に検討していかなければならない問題だと思う。
・ワーキングランゲージとしていかに英語を使うかということである。日本人教員も英語で授
業を始めなければ、外国人教員を採用すると言っていてはいつまでたってもできないと思う。
・国際総合科学部では外国語で行う講読等をゼミに取り入れる検討や、教員への依頼を行っている最中である。市大生の英語に対する意識は高く、それを活かすような形で、カリキュラムを組むよう進めていきたいと思う。

7 平成19年度監査計画及び第1回監査結果報告について
 平成19年度監査計画及び第1回監査結果について報告があり、以下のような意見交換が行われた。
 ・シミュレーション・センターなどは、大学だけではなく地域の医療関係者等にも広く開放して
いくべきである。病院施設を活用し、講習を開くなど地域社会へ呼びかけていくことも地域
貢献につながる。必要に応じて受講料を徴収しても良いのではないか。

8 広報に係る事業報告について
WEBサイトリニューアルの実施、金沢八景駅改札口への看板掲出、よこはま“学☆遊”フェ
ア2007夏への参加等、広報に係る事業について報告があった。

9 平成19年度オープンキャンパス実施報告について
平成19年度オープンキャンパスの実施について報告があり、以下のような意見交換が行われた。
・オープンキャンパスではもっと在校生との接点を持ち、ふれあう機会がほしかったといった意見や、国際総合科学部の中身についてもっと具体的に知りたい、パンフレットなどがもっと欲しいといった声があった。
・入学してきた学生、受験してきた学生の動向分析については、本学でもきちんとしたデータをもとに分析調査することが肝心である。高等学校との連携については、本学がいかに教育現場との信頼関係を構築していくか、ということを今後の戦略的広報活動のひとつの基本と考えている。

10 その他
 ((5)の学則変更について)
・マイナスの情報は、できるだけ早く知らせてほしい。また、同じようなことが他にあるかどうか、調べて欲しい。
・マイナスの情報についてはなるべく早くお知らせするようにし、また同じようなことがあっ
たかどうかについてはきちんと調査をし、改めて報告する。

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