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第4回経営審議会

第4回経営審議会

議事録

日 時:平成19年7月19日(木) 10時00分~11時50分
会 場:金沢八景キャンパス 大会議室
出席者:宝田理事長、ストロナク副理事長(学長)、松浦副理事長、今田(忠)理事、今田(敏)理事(附属病院長)、奥田理事(副学長)、清成理事(欠席)、嶋田理事(医学部長)(欠席)、田中理事(事務局長)、馬場理事(欠席)、福井理事(欠席)、岡田理事(副学長)、南理事、足立監事、長峯監事

議事

1 平成19年度第3回経営審議会について
「平成19年度第3回経営審議会議事録」について説明があった。

2 平成19年度第3回教育研究審議会について
平成19年度第3回教育研究審議会について説明があった。

3 第4回経営会議について
第4回経営会議について説明があった。

4 平成18年度決算について
平成18年度決算について説明があった。

5 任期更新に係る再任審査の実施について
  任期更新に係る再任審査の実施について説明があり、以下のような意見交換が行われた。
 ・今回は間に合わないが、次回以降再任審査の結果は、任期最終年の7月末までには出すべき
だと思う。
・7月末までに再任審査の結果を出すというのは良い提案であるので、それが手続き上、どの
程度可能であるのかということについては検討して欲しい。
・再任されない人がいるような場合、カウンセリング等も必要だと思う。
・法人化前からいる教員と、法人化して任期制を導入した後、採用された教員とでは認識に違
いがあるので、前者に対しては審査を慎重に行っていかなければならないと思う。
・法人化後に採用された新しい教員には、ある程度任期制は理解されているが、法人化前から
いる教員の中には任期制に同意しない教員もいる。同意しない教員が得をするというような
アンフェアな部分や、アンバランス感が生じないようにしなければならない。
・現在任期制に同意していない20%ほどの教員にどう関わり、説明していくのか、慎重に検討していく必要がある。
・テニュア制度も検討しなければならない。

6 平成19年度入試広報について
  平成19年度入試広報について説明があり、以下のような意見交換が行われた。
・大学院志願者の中には、インターネットを見て受験する学生が8割ほどいるようだが、冊子
の大学案内だけではなく、ホームページもより力を入れて充実させてはどうか。
・ホームページへのアクセスを待つという受け身の姿勢ではなく、高校訪問等を通じて立体的
に広報活動を行い、オープンキャンパス等についても周知を図っていきたい。
・オープンキャンパスにはイベント的なものと、大学の中身、教育をきちんと見せていくというものの2通りあるが、特に後者については、学部教員の積極的な関与を求めざるを得ず、教員の入学広報活動に対する意識の改革も行っていきたい。
・職員だけでなく、教員にも広報活動に積極的に携わってもらえるよう、学長や教学サイドか
らの働きかけも必要だと思う。

7 キャンパス整備計画マスタープランの策定について
 キャンパス整備計画マスタープランの策定について説明があり、以下のような意見交換が行われた。
 ・キャンパス整備は大切で、余剰金をどのように使っていくかという点からも検討しておく必要がある。特に耐震は重要であり、学生のためにも是非やってほしい。
・関内、伊勢佐木町あたりに進出するということは、地域の活性化にもなり、市民の方々に身近であるという点でも大切である。大学の研究部門と市の外郭団体との連携により、新しい展開が図れると思う。
・学部教育の相当大きな変更がなければ、魅力を持たないのではないか。現在の学部教育をそ
のまま持っていくのではなく、新たな学部概念を作っていくべきだと思う。
・「社会人向け大学院」という表現は、今の時代に馴染むか疑問であり、「アカデミック」や「プロフェッショナル」といった区分けにした方が良いのではないか。
・附属病院としては、在宅医療、緩和医療、及びその橋渡しの部分が弱いのではないかと考えている。市庁舎跡地利用を考えるにあたり、その辺の案もあって良いのではないかと思う。

8 附属病院の病床一部休止について
  附属病院の病床一部休止について報告があり、以下のような意見交換が行われた。
 ・若い看護師たちがグレードアップを図れる教育体制を整えていって欲しい。
・15床を継続して運営できるような体制にするために、看護師を確保していく必要があり、市
民に対する医療コンセプトとしても看護師の確保が急務である。看護師の増員についてはよ
く検討し、できるだけ早く病床を再開して欲しい。
・免許は持っているが、家庭にいる就業希望の潜在看護師の掘り起こしから手がけており、関
係方面にも声をかけるなど、働きかけている。

9 第11回法人評価委員会の報告について
第11回法人評価委員会について報告があり、以下のような意見交換が行われた。
 ・ISOを取得し、それを維持していくためには大変な労力と費用がかかり、ともするとISOの
取得自体が目標となる可能性もある。大学の場合は、省エネや環境に配慮しないということ
ではなく、少し違う道を探して実践していっても良いのではないか、という意見もある。
・ここで言うグローバルスタンダードは企業についてであり、大学ではISOをグローバルスタ
ンダードととらえる必要はないと思う。

10 市会都市経営・行政運営調整委員会視察について
市会都市経営・行政運営調整委員会視察について報告があった。

11 その他
 (看護師不足について)
・看護師不足については、なるべく早く解決を目指して欲しい。教育面を充実させるとともに、給与面の検討や潜在看護師の掘り起こしも大切である。
・大学もブランド化してきている。良い所へは受験生や看護師が集まり、他は不足するといっ
た二極化が生じるなど、世の中は大きく変わってきており、教員の意識を変える必要がある。
・病院のブランド化、魅力づくりを行う必要がある。「ここに是非勤めたい」という気持ちにな
るような仕組みづくりやアピール、条件等を考える良いチャンスでもある。より良い看護師
が集まるよう検討し、早く病床の再開ができるよう努力して欲しい。

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