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第5回経営審議会

第5回経営審議会

議事録

公立大学法人横浜市立大学 令和4年度 第5回経営審議会 議事録

日時:令和4年9月15日(木) 10時00分~12時00分
開催方法:zoom及び対面のハイブリッド開催
接続拠点:金沢八景キャンパス 大会議室
委員:小山内理事長、相原副理事長、後藤副理事長(附属病院長)、荒木田理事、遠藤理事(副学長)、西郷理事、榊原理事(センター病院長)、玉村理事、中條理事(副学長)、原田理事、福井理事、吉泉理事、吉田理事、太田監事(欠席)、玉越監事

1.開会

2.議事
(1)令和4年度第4回経営審議会議事録(案)について
承認された。

(2)第4期運営交付金等の要求の考え方について
承認された。
(主な意見)
・経常収益のうち運営交付金が占める割合はどれくらいか。
→大学部門が約50%、附属病院は約8%、センター病院は約5%。
・授業料の改定は検討しているか。
→現段階では数字の見込みの算出に留まっている状況。授業料を改定する場合、学修の質向上や、経営的な部分も踏まえて検討していかなければならないため、目的積立金の活用や経営改善の様子を見ながら、必要があれば授業料の改定も検討していく。
・横浜市の財政状況を考えると、いつかは必要になると思うので早めに議論しておいたほうが良いのではないか。
・本学の存在意義が横浜市に伝わらずに、経費削減を求められると市大としての役割を縮小することになりかねない。経費の見直しは必要だが、一律で削減を求められるのには違和感がある。
・日本の研究・医療面で本学が果たす役割は大きくなってきている。貢献度をアピールして削減ありきにならないよう頑張ってほしい。
・病院の収益は影響額が大きいため、経営改善につながりやすい。
・削減だけではなく、寄附や外部資金など収入を増やすための努力も必要である。
・削減額の不足については施設整備費を調整する旨の記載があるが、実際に必要な施設を整備しないわけにはいかない。数字合わせだけしていると辻褄が合わなくなる。
・例えば、手術室で手術以外に使用している時間を減らすなどして可動率をあげることを意識すると設備を有効に活用できるのではないか。
→病院は固定費が高いので、あらゆるものの使用時間を常に可視化することが重要である。

(3)令和5年度 法人経営の基本的な考え方
承認された。

(4)横浜市立大学学則の改正について
承認された。
(主な意見)
・「YCU リベラルアーツ入門」とはどういったものなのか?
→学生がいかなる専門的分野に進もうとも、社会を作る成熟した市民として成長を続けることを目指して本学独自のリベラルアーツを新設している。著名な卒業生を講師として招き、社会をより身近に感じてもらうとともに、母校愛の醸成にもつなげていきたいと考えている。
・廃止された「データ解析入門」の内容については、新設された単位に組み込まれているのか。
→「DSリテラシー」(1単位)を新設しており、統計的データ解析については、そこに統合する構成になっている。
・保健師助産師看護師法施行令第13条第1項に基づき文部科学省へ医学部看護学科教育課程の変更申請をするとあるが、これは何か。
→カリキュラム等を見直して学則を改正する場合には、文部科学省及び厚生労働大臣の変更承認が必要であるため、今回の改正に伴う手続きである。
  
3. 報告
(1) 第4期中期計画の策定状況について
報告が行われた。

(2) 令和3年度業務の実績に関する評価結果について
報告が行われた。

(3) 横浜市立大学病院150周年記念イベントについて
報告が行われた。
(主な意見)
・本学の卒業生が地域医療に貢献していることを、今回のイベントを含め様々な機会にアピールしていったほうが良い。

(4) データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻博士後期課程の設置届出受理について
報告が行われた。

4.情報提供
第132回、第133回 貴重書月替わり展覧会リーフレット

5.閉会



 

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