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第2回経営審議会

第2回経営審議会

議事録

公立大学法人横浜市立大学 令和3年度 第2回経営審議会 議事録

日時:令和3年5月20日(木) 10時00分~11時45分
開催方法:zoomを利用したオンライン開催
接続拠点:金沢八景キャンパス 第一会議室
委員:小山内理事長、相原副理事長、相原(誠)理事(事務局長)、荒木田理事、遠藤理事(副学長)、後藤理事(附属病院長)、西郷理事、玉村理事、中條理事(副学長)、原田理事(欠席)、福井理事、吉田理事(欠席)、太田監事、玉越監事

1.開会

議事に先立ち、附属病院における「Tele-ICU事業」についてプレゼンテーションが行われた。
・米国では先行してTele-ICU事業に取組んでおり、業務の効率化や経営改善につながった事例も見られている。日本でもその例を活用し導入を開始している。
・新型コロナウイルス感染症の患者に関して、遠隔で生体情報や呼吸器のモニターを確認できるので、感染のリスク削減や防護服の使用削減につながる。

2.議事
(1)令和3年度第1回経営審議会議事録(案)について
令和3年度第1回経営審議会議事録(案)について、承認された。

(2)第3期大学機関別認証評価に提出する自己評価書について
第3期大学機関別認証評価に提出する自己評価書について、説明が行われ承認された。
・結果だけではなく、課題として取り組んでいることについても記載したほうが良いのではないかとの意見があり、表現方法を工夫する旨回答があった。
・前回の認証評価では、IRに対しての組織的な対応、卒業生の現状の把握、国際化の推進、リサーチマップの内容充実等が指摘事項として挙げられ、いずれも担当部署を中心に対応を進めている。
・研究推進・支援に関する自己分析活動の取組みについて、支援制度の充実及び論文の必要性に対する意識付けが、論文数の増加につながったと考えられる。理系・医系以外の研究に関しても、更なる支援の充実を計っていく。
・分野ごとの研究成果を洗い出し、様々な学部の取組や学部間の連携が分かるよう示してほしい。

3.報告
(1)医学部・病院等再整備事業について
医学部・病院等再整備事業について、報告が行われた。
・交通アクセスの問題については、基本計画を策定する過程で集中して検討する予定である。
・現場で働く人たちの意見を反映しつつ検討を重ねていってほしい。
・他国の事例なども参考にすると良い。
・時代にあった医療を見据えて計画していく必要がある。特にデジタルヘルスは再整備を待たずして取り組まなければならない課題である。
・パーソナルヘルスレコードに関しても併せて検討する良い機会である。
・領域検討委員会では、医師以外の委員からの意見も反映し広い観点で意見を集約していってほしい。
・細分化された現代医療の中で、全体的に患者の対応をする総合診療医師が必要という意見もある。再整備後の病院では総合診療医についても検討してほしい。
・合併後の余剰人員について、事前に対応を検討しておく必要がある。
・現在の附属2病院については、再整備後、慢性期の高齢者向けの医療の需要が多くなることが予想されるため、新しい病院は急性期医療に注力してほしい。 
・防災や公衆衛生の観点も必要である。特に公衆衛生に関しては、本学のデータサイエンス学部の強みを活かし、疫学や感染症に関する研究を進めていく予定である。

4.情報提供
(1)第117回貴重書月替わり展覧会リーフレット

議題外で、学務・教務部長より学生の授業及び課外活動における現在の状況に関して、説明が行われた。

5.閉会


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