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第7回経営審議会

第7回経営審議会

議事録

公立大学法人横浜市立大学 令和2年度 第7回経営審議会 議事録

日時:令和2年11月19日(木) 10時00分~12時00分
会場:金沢八景キャンパス 大会議室
委員:二見理事長、相原副理事長、今田理事、遠藤理事(副学長)、後藤理事(附属病院長)、西郷理事、下澤理事(事務局長)、玉村理事(欠席)、中條理事(副学長)、原田理事、福井理事、矢部理事、太田監事、玉越監事

1.開会

2.議事
 
(1)令和元年度第6回経営審議会議事録(案)について
令和元年度第6回経営審議会議事録(案)について、承認された。

3.報告

(1)第3期大学機関別認証評価受審申請について
令和3年度の第3期大学機関別認証評価の受審に向け、「一般財団法人 大学教育質保証・評価センター」に受審申請する旨、説明があった。

(2)第3期大学機関別認証評価受審にかかる自己評価書(案)の審議について
第3期大学機関別認証評価の受審に向け、認証評価機関に提出する自己評価書の案について、説明が行われた。
・今後、各学部・研究科の教授会等の意見を聴きながら内容をブラッシュアップしていく。
・点検評価ポートフォリオ基準3のうち、「特色ある教育研究の取組み」において、学生に対する重要度等も考慮して、再度取組の記載順を検討していってほしい。
・「少数精鋭」など、本学の特長を入れ込むことができると良い。

(3)令和2年度月次決算概要報告(9月度実績)
令和2年度月次決算概要(9月度実績)について、報告が行われた。
・新型コロナウイルス関連の補助金については、決算見込みは9月分まで組み込んで算出しているが、入金は未だ確認できていないため、4月から9月の実績には反映されていない。
・補助金は、空床補償の他、陽性患者受入に対する補償や疑い患者の検査に対する補償が主である。
・一般診療の減少による収益減の補填についても各方面と調整しているところである。
・利益のために効率性を高めることも必要だが、災害時に対応することができる、余裕をもった(レジリエンスを意識した)経営も、地域を支える大学病院として必要である。

附属2病院における現時点の新型コロナウイルス対応状況について、附属病院長及び市民総合医療センター管理部長から、説明が行われた。
・医療従事者の精神面の負担が大きくなっている。きめ細かい対応が必要である。
・新型コロナウイルス流行当初は、医療物資の不足が課題であったが、現在は、患者数が増え一般診療も以前より増加しているためマンパワーの不足が問題となっている。
・安心して来院してもらうためにも、病院の努力について発信していくことが重要である。
 

(4)令和3年度運営交付金等の査定状況と本学の対応方針について
令和3年度運営交付金等の査定状況と本学の対応方針について、説明が行われた。
・現場部門の予算・人員削減はサービスの低下にもつながる。経費削減については、日々の細かいやり方を変えるのではなく、根本的な組織改正、やり方を徹底的に変える、DXの活用など、根本的なところに取り組まなければならない。
・厳しい状況だからこそ、組織で活躍できる人材を育てていくことが必要である。
・目先の経営の黒字化という視点だけに捉われず、10年20年先を見据えて今を乗り越える、将来と現在のバランスが重要である。
・学生の就職内定率について、全体的な就職のスケジュールが遅れていることが学生の不安になっているため、手厚く支援していく必要がある。

(5)令和2年度の給与改定について
期末手当(賞与)について、令和2年12月期から支給月数を変更する旨、説明が行われた。
・役員の報酬を引き下げについて検討しても良いのではないかとの意見があった。

(6)記者懇談会の開催について
主に横浜市政記者を対象とした記者懇談会を開催する旨、説明が行われた。

4. その他
・医師の働き方改革について
・第111回月替わり展覧会リーフレット【横浜新海地高島町鉄道之真景】
・コロナ禍における学術情報センターの取り組みについて
・教員紹介冊子(国際教養学部・国際商学部)の紹介

5.閉会

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