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第10回教育研究審議会

第10回教育研究審議会

議事録

日時:令和5年3月7日(火)17:00~18:15
開催形式:Zoom開催
中継拠点:金沢八景キャンパス大会議室
委員:相原学長、中條副学長、遠藤副学長(議長)、橘国際総合科学群長、寺内医学群長 兼 医学部長、鈴木国際教養学部長、大澤国際商学部長、横山理学部長、叶谷医学部看護学科長、本多共通教養長、齊藤都市社会文化研究科長、白石国際マネジメント研究科長、佐藤生命ナノシステム科学研究科長、土屋データサイエンス研究科長、田村医学研究科長、後藤附属病院長、榊原附属市民総合医療センター病院長、木下木原生物学研究所長、中島先端医科学研究センター長、石川学術情報センター長 兼 学長補佐(研究・産学連携推進担当)、吉泉事務局長、小林学務・教務部長、渡邉研究推進部長、梶原東京工業大学生命理工学院長・教授、清水山梨大学理事・副学長
欠席:山崎データサイエンス学部長、朴生命医科学研究科長

1前回議事録について
令和4年度第9回教育研究審議会の議事録について確認し、了承された。

2審議事項
(1)改革推進会議の設置について
企画財務課長より、本学の更なる発展のため、経営審議会と教育研究審議会の分科会として「改革推進会議」を設置すること、「公立大学法人横浜市立大学改革推進会議規程」を制定すること、下部組織としてプロジェクトを設置することについて説明があり、審議の結果、承認された。

(2)令和5年度年度計画(案)について
企画財務課長より、YCUPLAN2023および令和5年度 年度計画(素案)の教育研究関連項目について説明があり、審議の結果、承認された。YCUPLAN2023について、法人評価委員会の指摘を反映させるため、「ディプロマポリシー、カリキュラムポリシー、アドミッションポリシーを実現するために」の文言を追記するとよいとの意見があり、追記することとした。

(3)2022年YCU Student Awardの受賞候補について
学生支援課長より、2022年YCU Student Awardの受賞候補者について説明があり、審議の結果、承認された。
 
(4)横浜市立大学大学院データサイエンス研究科と東京理科大学大学院理学研究科および明治大学大学院先端数理科学研究科とのデータサイエンティスト育成にかかる連携・協力について
学術企画担当係長より、本学大学院データサイエンス研究科、東京理科大学大学院理学研究科、明治大学大学院先端数理科学研究科の3大学院で実施していたYOKOHAMA D-STEP終了と本学のDSリカレントプログラム開始にあたり、現協定・覚書の廃止および新たな協定・単位互換に係る覚書の締結について説明があり、審議の結果、承認された。

(5)北海道大学大学院医学院と横浜市立大学大学院医学研究科との間における 特別研究学生交流協定書の締結について
学務・教務担当係長より、北海道大学大学院医学院と横浜市立大学大学院医学研究科との間における 特別研究学生交流協定書の締結について説明があり、審議の結果、承認された。北海道大学からの本学への学生の受入に伴う締結である旨、補足説明があった。

(6)シンシナティ小児病院との覚書締結について
医学国際化等担当係長より、海外リサーチクラークシップ派遣先であるシンシナティ小児病院と継続的な学生派遣を視野に覚書を締結することについて説明があり、審議の結果、承認された。本覚書の締結により受入れ時のVisitor Feeが免除されること、また、署名者について、先方の事務部長級が署名することから本学は医学部・病院統括部長が署名予定である旨、補足説明があった。

(7)人事委員会委員の選出について
人事担当係長より、人事委員会委員の選出について教育研究審議会より2名選出する旨、説明があった。学長より、中條副学長、遠藤副学長の2名(国際総合科学群・医学群)が人事委員会委員として推薦され、審議の結果、承認された。

3報告事項
(1)令和5年度文部科学省事業申請(国際総合科学群)について
学術企画担当係長より、令和5年度文部科学省補助金事業の「令和5年度大学における文化芸術推進事業」および「令和5年度女子中高生の理系進路選択支援プログラム」2件に申請したことが報告された。それぞれ補助金事業期間は単年度で、大学負担金はない旨、補足説明があった。事業費獲得の申請および実施に伴う事務職員の負担について、他大学事例の紹介があり、東京工業大学では、教員と事務職員で活発な意見交換可能な体制を推進し、URAの支援体制を構築していると共有された。また、事務職員を1年で55名増員したこと、職員増員が困難な学部の場合、非効率な作業を削除して時間を創出し、新規事業の対応をしていることが補足説明された。山梨大学では、教員の協力を得るため、教員評価時に教育・社会貢献等の学内運営の取組についても評価する旨、説明があった。億単位の事業には、学長裁量経費等で職員増員の支援がある旨、共有された。

(2)令和4年度国際総合科学群学部長賞及び共通教養長賞について
教務担当係長より、令和4年度国際総合科学群学部長賞及び共通教養長賞について、受賞者の報告があった。

4その他
(1)令和4年度第9回教育研究審議会での学則・大学院学則改正の審議に関する補足説明について
学術企画担当係長より、令和4年度第9回教育研究審議会での学則・大学院学則改正の審議において、改正理由に、ディプロマポリシーおよびカリキュラムポリシーを関連付けるとよいとの委員の意見をふまえ、ディプロマポリシーおよびカリキュラムポリシーに関連付けた改正理由を別添資料に記したことについて報告された。今後も、学則・大学院学則改正の理由は、まずディプロマポリシーおよびカリキュラムポリシーに関連づけるとの補足説明があった。

(2)令和5年度 教育研究審議会 外部有識者委員について
学長より、外部有識者委員2名の令和5年度の継続について報告があった。

◆外部委員より以下のコメントがあった。
・一年を振り返り、数理・データサイエンス・AI教育プログラムの認定、大型研究費の採択、大学改革のプロジェクト始動等、活発に事業に取り組んでいる印象であった。
・国際都市横浜に立地する大学という強みを活かし、海外連携を積極的に行い、高度人材交流の拠点にするとよい。
・大学院生を含めた研究力の更なる向上や、領域横断型研究を推進し、研究力を強化してほしい。山梨大学では、ポストドクターが自身の研究と関連する研究室でも研究可能な支援制度を構築している。また、大学組織について、教育組織と教員組織を分離し、複数の専攻を跨いだ学生指導を可能にすることで、研究力を向上させていくこともできる。必要があれば、体制構築も情報提供できる。

◆学長より以下のコメントがあった。
今年度最後の教育研究審議会への参加に感謝申し上げる。非常に有意義な議論ができた。学生の学術面の活躍が目立っており、研究力の向上を実感する。次年度は、グローバル化の推進と大学院生の獲得に注力していきたい。本年度で任期満了の委員の先生方には、これまでの運営協力に感謝申し上げる。来年度も継続の委員の先生方には、引き続きよろしくお願いしたい。

以上
次回開催予定:令和5年5月9日(火)17:00 Zoom開催(中継拠点:金沢八景キャンパス 第一会議室)

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