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第10回教育研究審議会

第10回教育研究審議会

議事録

日時:令和2年3月4日(水)~11日(水)
会場:持ち回り審議
委員:窪田学長、遠藤副学長、中條副学長、五嶋副学長(研究担当)、高山国際総合科学群長、石川医学群長、佐藤国際教養学部長、大澤国際商学部長、篠﨑理学部長、岩崎データサイエンス学部長、益田医学部長、叶谷医学部看護学科長、小野寺共通教養長、長谷川都市社会文化研究科長、白石国際マネジメント研究科長、橘生命ナノシステム科学研究科長、木寺生命医科学研究科長、田村医学研究科長、相原附属病院長、後藤附属市民総合医療センター病院長、木下木原生物学研究所長、三浦学術情報センター長、折舘先端医科学研究センター長、下澤事務局長、小林学務・教務部長 兼 学長室長、渡邉研究推進部長、篠崎国立研究開発法人理化学研究所環境資源科学研究センター長、西村慶應義塾大学名誉教授

1前回議事録について
前回議事録について承認された。

2審議事項
(1) 大学院学則改正について
都市社会文化研究科 博士後期課程における科目の新規設置に伴い、大学院学則別表の改正について承認された。委員より、科目の増設であるかとの確認があり、科目の増設に伴う別表のみの変更である旨、教務担当より回答があった。

(2) 教育研究関係の職員及び諸会議に関する規程の改正について
令和2年度から設置される新研究科及び会議の構成員に関する規程の改正について、承認された。
   
(3) 国際交流委員会規程改正について
国際交流委員会の国際総合科学群に所属する教員数を現在の7名から8名に増やすための委員会規程改正について、承認された。
   
(4) 博士後期課程(博士課程)の早期履修の規程整備について
博士後期課程(又は博士課程)の一部科目について、博士前期課程(又は修士課程)で早期に履修できるよう、案のとおり規程を整備することについて、承認された。委員より、本制度導入による効果について継続的に検証することが望まれるとの意見があり、効果については継続的に検証をする旨、教務担当より回答があった。
        
(5) データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻から医学研究科へ進学する際の入学検定料、入学金の減免について
データサイエンス研究科ヘルスデータサイエンス専攻から医学研究科へ進学する際の入学検定料、入学金を減免する学位規程の改正について、承認された。

(6) 令和2年度年度計画(案)について
令和2年度年度計画(案)について、承認された。委員より、コンプライアンスについては外部委員を含む独立した観点からの検証が望まれるという意見があった。本法人では、コンプライアンス推進に係る制度の実施、運用等について協議するとともに、当該制度の実施状況の点検及び評価を行う場として、コンプライアンス推進委員会を設置しており、平成30 年度からは弁護士を外部委員として加え、併せて横浜市総務局コンプライアンス推進室長や本学監事等をオブザーバーとするなど、より第三者の立場からの意見を反映できる実効性のある委員会となるよう見直しを行っている旨、企画調整担当より回答があった。

(7) 人事委員会委員の選出について
令和2年度の人事委員会委員について遠藤副学長、中條副学長の選出が承認された。
委員より、採用・昇任は大学の運営の根幹をなす事項であるので委員会規程に男女委員比率の条件を追加すべきとの意見があり、人事委員会の委員構成については、教員人事の公平性、透明性の確保という同委員会の趣旨を踏まえ定められているが、法人全体における会議構成をどうするのかを議論していく中で検討していく旨、人事課調整担当より回答があった。
  
(8) 海外大学等との交流協定の締結について
横浜市立大学大学院医学研究科と千葉大学大学院医学薬学府との間で締結している特別研究学生交流協定書及び覚書を更新し、期間を延長することについて、承認された。

(9) 上海交通大学医学部との覚書更新及び交換留学協定の新規締結について
上海交通大学医学部との覚書を更新すると同時に、交換留学プログラム開始のため、新たに交換留学にかかる協定書を締結することについて、承認された。 

(10) 令和2年度国際総合科学群(学部)寄附講座について
令和2年度国際総合科学群(学部)の講義において、新規に寄附講座の申し込みがあり、新たに2講座を設置することについて承認された。委員より、講師選任については大学側の関与が重要との意見があった。寄附講座は、開講の可否、内容、担当講師を学部教授会、学部教務委員会で確認し、担当窓口に専任教員を配置しており、引き続き、講師選任も含め、大学側が関わり運営する旨、教務担当より回答があった。
  
(11) 令和2年度「卓越大学院プログラム」への応募について
文部科学省が公募する令和2年度事業「卓越大学院プログラム」に、主幹校である筑波大学等と連携し応募することについて承認された。委員より、博士号取得者数など具体的な数値目標達成が重要であり、事務局機能に注意するようにという意見があった。参加する各大学院の博士前期(修士)課程入学予定者を対象に、合計10~15名程度募集・選抜し、博士学位取得を前提に研究を進めていくため、想定のプログラム参加者数が博士学位取得者数の数値目標になる。また事務局機能については、基本的には主幹校が担い、学生派遣・受入をはじめ本学が直接関わる業務については、参加大学等と連携し適切に進める旨、学術企画担当より回答があった。

(12) 2019年YCU Student Awardの受賞候補について
2019年YCU Student Award選考委員会により選出されたYCU Best Student Award及びYCU Student Award受賞候補について、承認された。

(13) 公立大学法人横浜市立大学教育研究審議会規程の改正について
令和2年度より、教育研究審議会の構成員にデータサイエンス研究科長を追加する教育研究審議会規程の改正について、承認された。

次回開催予定:令和2年5月12日(火)16:30~金沢八景キャンパス大会議室 
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