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第10回教育研究審議会

第10回教育研究審議会

議事録

日時:平成30年3月6日(火)16:30~18:05
会場:大会議室(金沢八景キャンパス)
委員:
窪田学長、重田副学長、齋藤副学長、五嶋副学長(研究・融合型大学院担当)、藤内医学群長、篠﨑国際総合科学群長、中條国際総合科学部長、井上医学部長、叶谷医学部看護学科長、鈴木都市社会文化研究科長、大澤国際マネジメント研究科長兼 人文社会科学系列長、木寺生命医科学研究科長、大野医学研究科長、高山木原生物学研究所長、折舘先端医科学研究センター長、宇都木事務局長、小林学務・教務部長 兼 学長室長、篠崎国立研究開発法人理化学研究所環境資源科学研究センター長、西村慶應義塾大学名誉教授、西村学長補佐(理研・産総研連携担当)、井村学長補佐(国際化推進担当)、横山自然科学系列長
欠席:
岡田副学長(国際担当)、橘生命ナノシステム科学研究科長、相原附属病院長、後藤附属市民総合医療センター病院長、三浦学術情報センター長、渡邉研究推進部長、平野学長補佐(産学連携・イノベーション担当)

議 事
1.前回議事録について
前回議事録について確認し、了承された。

2.審議事項
(1)生命ナノシステム科学研究科旧専攻の廃止について
教務担当係長より、ナノシステム科学専攻、ゲノムシステム科学専攻及び生体超分子システム科学専攻の廃止について説明があり、審議の結果承認された。

(2)国際総合科学部再編に係る大学学則の改正及び教授会規程、学部通則、履修規程の制定(案)について
学術企画担当係長より、国際総合科学部再編に係る文部科学省への学部設置届出に際し、提出が必要となる平成31年4月1日施行の学則、教授会規程、学部通則及び履修規程の案について説明があり、審議の結果承認された。

(3)「横浜市立大学国際総合科学部通則」の一部改正について
教務担当係長より、平成30年度からAPE Ⅵ、APE Ⅶが新設されること及び平成30年度入学の国際総合科学部生から数学の教職免許状の取得ができなくなることに伴う国際総合科学部通則の改正について説明があり、審議の結果承認された。

(4)「大学院医学研究科通則」の改正について
福浦キャンパス学務・教務担当係長より、医学研究科博士課程医科学専攻において、「臨床医学概論ⅡA」(2単位)と「医科学概論Ⅱ」(4単位)を申請に基づき単位認定することに伴う大学院医学研究科通則の改正について説明があり、審議の結果承認された。

(5)公立大学法人横浜市立大学学位規程の改正について
学術企画担当係長より、データサイエンス学部(授与学位:学士(データサイエンス))及び医学研究科看護学専攻博士後期課程(授与学位:博士(看護学))の設置に伴う学位規程の改正について説明があり、審議の結果承認された。

(6)公立大学法人横浜市立大学教育研究審議会規程の改正について
学術企画担当係長より、平成30年度から教育研究審議会の構成員にデータサイエンス学部長及び共通教養長を追加することについて説明があり、審議の結果承認された。

(7)平成30年度 福浦キャンパス学年暦(案)について
福浦キャンパス学務・教務担当係長より、平成30年度の医学部(医学科、看護学科)及び医学研究科(医科学専攻、看護学専攻)の学年暦案について説明があり、審議の結果承認された。

(8)ハサヌディン大学との大学間包括的覚書の締結について
国際交流(派遣)担当係長より、インドネシアのハサヌディン大学と大学間の包括的覚書を締結することについて説明があり、審議の結果承認された。

(9)アメリカス・プエブラ大学とのMoU(包括的覚書)及び交換留学協定の締結について
国際交流(派遣)担当係長より、メキシコのアメリカス・プエブラ大学とMoU(包括的覚書)及び交換留学協定を締結することについて説明があり、審議の結果承認された。

(10)コニカミノルタジャパン株式会社との包括協定について
研究企画・産学連携推進課長より、コニカミノルタジャパン㈱と包括協定を締結し、産学連携を推進することについて説明があり、審議の結果承認された。
学長より、昨年、コニカミノルタ社の海外インターンシップに参加した経営科学系の学生に大変好評であったことが紹介され、今後も交流の促進を図るよう要請があった。

(11)データサイエンス学部に係る包括協定の締結について
研究企画・産学連携推進課長より、データサイエンス学部の設置に伴い、サントリーMONOZUKURIエキスパート㈱、㈱マイナビ及び㈱インテージホールディングスとそれぞれ包括協定を締結し、産学連携を推進することについて説明があり、審議の結果承認された。

(12)平成30年度基礎研究費の予算交付について
研究基盤課長より、平成30年度の基礎研究費について、前年度同様の交付基準に基づき予算を交付することについて説明があり、審議の結果承認された。
また、データサイエンス学部の専任教員も対象となることが補足された。

(13)データサイエンス学部開設に伴う授業料減免取扱要領の改正について
学生・キャリア支援課長より、データサイエンス学部の設置に伴う授業料減免取扱要領及び軌道修正型授業料減免取扱要領の改正について説明があり、審議の結果承認された。

(14)平成29年YCU Student Awardの受賞候補について
学生・キャリア支援課長より、選考委員会において、YCU Best Student Award 2件、YCU Student Award 6件の受賞候補について説明があり、審議の結果承認された。
重田副学長より、団体の応募は少ないが、高い成果を上げていることが報告された。 

(15)平成30年度 グローバルサイエンスキャンパスへの応募について
学術企画担当係長より、科学技術振興機構(JST)において実施しているグローバルサイエンスキャンパスに応募することについて説明があり、審議の結果承認された。
篠﨑国際総合科学群長より、データサイエンス学部や近隣企業と連携して取り組むこと、前回応募時の反省を踏まえ、育成する人材像を明確にすることが補足された。

(16)人事委員会委員の選出について
人事課調整担当係長より、平成30年度の人事委員会委員の選出について説明があり、重田副学長、遠藤格医学部教授(平成30年度副学長)が選出された。

(17)平成30年度 年度計画(案)について
企画財務課長より、平成30年度の年度計画案について説明があり、審議の結果承認された。また、別途確認のうえ、意見があれば企画財務課まで連絡いただくよう依頼があった。主な意見は下記のとおり。
・100周年に向けた新病院構想についても記載をしたほうがよいのではないか。
・項目41のSD制度について、「Staff Development」と混同しないよう、「Self Development」であることの記載が必要である。
・年度計画を具体的にどのように取組むかを議論する場の設定が必要である。
・項目44について、福浦キャンパスの狭隘化は深刻な問題であり、「特に取組む必要がある」いうことが分かるような文言を記載いただきたい。

3.報告事項
(1)アカデミックコンソーシアム(IACSC)気候変動対策に関する国際ワークショップの開催について
国際交流(派遣)担当係長より、気候変動対策に関する国際ワークショップの開催報告があった。
学長から、ワークショップへの学生の参加について質問があり、井村学長補佐より、テーマに合致するような本学の学生の参加は少なかったが、フィリピン大学などからの参加があった。今後はデータサイエンス学部からの参加を期待したいとの回答があった。

(2)医学部看護学科による短期受入について(タイ、米国)について
国際交流(派遣)担当係長より、国際交流促進のため看護学科において、タマサート大学(タイ)及びサミュエル・メリット大学(米国)の教員と学生を短期間受入れることが説明された。
叶谷看護学科長より、タマサート大学と学部生間の交流を行うこと、また、サミュエル・メリット大学とは大学院生間の交流を予定していることが補足された。

4.その他
・平成30年度 教育研究審議会 外部有識者委員について
平成30年度の教育研究審議会外部有識者委員について、西村太良慶應義塾大学名誉教授及び篠崎一雄理化学研究所環境資源科学研究センター長に継続して就任いただけることが報告された。
・五嶋副学長より、教員間のコミュニケーションをどのようにとるかなど、次年度、具体的な議論をしていきたいとの意向が示された。

次回予定:
平成30年5月8日(火)午後4時30分~
金沢八景キャンパス 大会議室

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