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HOME  > 研究者情報  > 研究成果コンテンツ  > 国際総合科学群の教員がインド科学会議で招待講演を行いました

国際総合科学群の教員がインド科学会議で招待講演を行いました

会議名

第102回インド科学会議

会期

2015年1月3日(土)〜7日(水)

会場

インド共和国、マハーラーシュトラ州ムンバイ市、ムンバイ大学

講演者

大関泰裕 (国際総合科学群教授)

演題

"Glycomics, a Tool for the Innovation of Biomedicine" (先進生命医学ツールとしての糖鎖科学)

研究メンバー

S. M. Abe Kawsar 藤井佑樹 松本 亮 Imtiaj Hasan 小出康裕
(現/元大学院生命ナノシステム科学研究科博士課程)
Jeremy Tame Robert Kanaly
(国際総合科学群 生命医科学研究科、生命ナノシステム科学研究科担当)

※本研究は、科学研究費補助金横浜市大基礎研究費を受けて行われました。

インド科学会議 概要

インド科学会議 (Indian Science Congress)は、インドで100年以上開催されてきた、政府と同科学技術・地球科学省科学技術局 が主催する国家最大の科学者会議です。第102回インド科学会議 は、横浜の姉妹都市ムンバイ にあり世界最大級の学生数を擁する国立ムンバイ大学で行われ、宇宙開発、ナノテクノロジー、情報、環境、医科学などの分野を研究する200名の講演者と2万名の参加者を迎えて開催されました。

会議ではインド共和国首相ナレンドラ・モディ氏から全科学者へのメッセージを含む基調講演 が行われ、5名のノーベル賞受賞学者(生理学・医学賞:ポール・ナース博士、ロビン・ウォレン博士、ランディ・シェクマン博士、化学賞:アダ・ヨナス博士、平和賞:ムハマド・ユヌス博士)による特別記念講演会が開かれました。

日本人として他に鈴木厚人氏(高エネルギー加速器研究機構 長)、平尾公彦氏(理研・計算機機構 長)、岩熊智雄 氏(カンザス大学・メディカルセンター准教授)がインド科学アカデミー の推薦をうけて招かれ、招待講演を行いました。

この間、ムンバイ市との姉妹都市提携50周年を記念して新たに駐在事務所を開設する横浜市政策局国際政策課 、市民団体の横浜ムンバイ友好委員会 と本学との連携も深まりました。

講演では、ヒト・バーキットリンパ腫の持つ糖鎖(グロボトリオース) にめがけ結合することを明らかにしたMytiLecレクチン タンパク質が、全く新しいアミノ酸配列を持つ にも関わらず、その立体 リシン毒素 が持つ既知のβ-トレフォイル構造 に収れんした分子進化上の意外な結果を紹介しました。本レクチンががん細胞の糖鎖に結合すると、細胞周期を遅らせ細胞死を招くタンパク質が働き、腫瘍細胞壊死因子が作られて細胞死を招いた しくみとその応用に大きな反響を呼びました。

横浜市が有する大学で行われたライフサイエンス研究をインドのトップ研究者に紹介できたことは、本学が海外との学術ネットワークを広げていくための有意義な機会に活かされました。