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DNA修復に関する総説がNature Reviewsに掲載されました!

2017.05.24
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生命ナノシステム科学研究科 足立典隆教授の総説が、「Nature Reviews Molecular Cell Biology」に掲載されました!

概要

生命ナノシステム科学研究科 足立典隆教授の総説が、「Nature Reviews Molecular Cell Biology」(IF=46.602)に掲載されました。
本研究は、横浜市立大学戦略的研究推進事業(学長裁量事業)、文部科学省科学研究費補助金(基盤研究 (B))、などの助成により行われました。

ポイント

私たちの細胞に含まれているゲノムDNAは決して安定な分子ではなく、絶えずさまざまなダメージを受けています。このうち最も重篤な損傷が二本鎖DNAの切断です。二本鎖DNA切断の修復機構に関してはさまざまな解析が行われてきましたが、修復経路が複数存在しており、その使い分けの詳細が不明であることから、全貌の解明まではまだまだ遠い道のりです。この総説では、主要な二本鎖DNA切断修復機構である非相同末端連結(NHEJ)とマイナーな修復機構(a-EJとSSA)に焦点を当て、DNA切断末端の形状と修復経路選択との関連を中心に近年の研究成果を概説しました。放射線療法や多くの化学療法は人為的にDNAを切断することで殺細胞効果を発揮します。DNA切断修復機構の解明は安全で効果的ながん治療戦略の開発に役立つだけでなく、近年注目を集めているゲノム編集技術への応用も期待されます。
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