先端医科学研究センター先端医科学研究センター
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センター長あいさつ

センター長あいさつ

横浜市立大学先端医科学研究センターは、横浜市の中期政策プラン(平成14年~18年度)に基づき、福浦キャンパスに設置された大学の附置研究所です。最新の機器を整備した解析センターや解析室では、専任教員のみならず、実績のある教員がスタッフを兼任して、創薬や治療法の開発など、基礎研究の成果を臨床に応用する橋渡し研究(トランスレーショナル・リサーチ)を推進しています。本センターには、プロテオーム解析センター、ゲノム解析センター、セローム解析センター、疾患モデル解析センター、エピゲノム解析センター、バイオインフォマティクス解析センター、トランスレーショナルリサーチ推進室、ヒト組織プロセシング室、コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)が整備されていますが、さらに、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを踏まえ、今後想定される新たな新興・再興感染症に備えるためにも、新たに2023年7月より新興感染症研究センターを設置しました。本学附属病院の次世代臨床研究センターと連携しながら、領域横断型の学内共同研究ならびに産学官連携研究の推進に努めています。

これまでに、文部科学省の「イノベーションシステム整備事業」や、日本医療研究開発機構(AMED)の「難治性疾患克服実用化研究事業」、「再生医療実現拠点ネットワークプログラム」、「脳科学研究戦略推進プログラム」のような大規模プロジェクトを推進し、最近では、文部科学省「特色ある共同利用・共同研究拠点」に認定されています。基礎研究、臨床研究の成果をより早く市民の皆様にお届けできるよう、また、産学官連携により地域産業の活性化にもつなげられるよう努めてまいります。今後も、関係各位のご支援とご協力をお願いいたします。



横浜市立大学 先端医科学研究センター長
山口 由衣

  
(皮膚科学 教授)

概要