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がん総合医療センター

診療内容・特色・主な対象疾患

診療を直接行う科ではありません。「がん」の診療が円滑に行えるように手助けをするセンターです。

横浜市立大学附属病院の「がん診療」

2020年(令和2年)のデータでは(図1)、年間新入院患者総数は14,815人、うち、がんの入院は5,429人、約32.2%でした。新入院患者数は年々増加してきましたが、2020年は新型コロナ肺炎の影響もあり、減少しました。約3人に1人が「がん」の患者さんであることは変わりません。この内いわゆる5大がんは全体の3分の1程度であり、7割近くがその他のがんでした。詳しく見てみますと、その他のがんには前立腺がんに加えて胆・膵・食道・頭頸部・血液と希少ながんを多く治療していることが分かります(図2)。

図1 新入院患者数


図2 全がんの内訳(%)

がんの手術件数は、昨年は1,932件と増加傾向でした(図3)。この手術件数とは、手術室で行われたがんの手術件数だけでなく、内視鏡室等で内視鏡を用いてのがん切除などもすべて含まれます。(今回の手術件数は昨年までの検索方法と異なっているため昨年のデータと異なる数値となっています)

図3 がんの手術件数

外来での抗がん剤治療には化学療法センターがあり、昨年は9,736件となりました。(図4)。その数は年々増加しています。抗がん剤治療は「入院して行われるもの」から「通院して自宅で生活をしながら行われるもの」に変わりました。
当院のがん診療は年々規模が大きくなっています。

図4 外来化学療法センターでの抗がん剤治療件数

図5

がんの治療には、担当科の「手術」や「抗がん剤治療」だけでなく、転移に対して他の科での手術あるいは放射線治療が必要になることがあります。緩和治療や家に帰るための在宅支援が必要となることもあります。さらには「このがんは本当に私たちの担当科医師だけで見ていて良いものか」という他の科あるいは他の職種からのアドバイスへの期待が担当科から生じてくることがあります。このような様々な診療科、また医師だけでなく看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど様々な職種がつながりを持ってがんを診療していくことを集学的な治療といます。当院で増え続けているがんに対する集学的治療が円滑にいくようにするのが当センターの役割で、メンバーもさまざまな診療科と医師以外の多職種スタッフから構成されています。当院では2016年からがん遺伝子検査外来が開始され、2017年から「がんゲノム診断科外来」が開設されました。約400のがん遺伝子を調べることで、新たながん診療の可能性に挑戦しています。またがん患者さんが集う場としてのがんサロン「はまかぜサロン」が2015年から開催されています。月に一度、奇数月は第2金曜、偶数月は第2木曜の15時から。詳しくはお問い合わせください。患者さんご自身に加えてご家族の皆様にもお越しいただけるよう、心からお待ち申し上げております。
また2018年からはがん治療を受けながら、働くひとびとの応援も開始しています。社労士さんの無料の相談会もご紹介できます(図5)。


その他

図6

当センターではがんの診療を受ける患者さんの希望にもできる限り添えるように努力をいたします。患者さん同士の話し合いの場が欲しい、実際に治療を受けた方の話が聞きたい、医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーのこんな話が聞いてみたいなど、ご希望がある方は当センターにご連絡ください(ご連絡先:代表電話045-787-2800経由にて「患者サポートセンター」へ。対応時間:午前9時~17時 休診日を除く)。
また横浜市立大学のがんに関する様々な話題は横浜市大がんプロ ホームページ内の「市民の方へ」のコーナーをご覧ください。
また、がんプロではYouTubeで市民公開講座を配信しています(図6)


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