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がん総合医療センター

診療内容・特色・主な対象疾患

診療を直接行う科ではありません。「がん」の診療が円滑に行えるように手助けをするセンターです。

横浜市立大学附属病院の「がん診療」

平成27年のデータでは(図1)、年間新入院患者総数は13,920人、うちがんの入院は4,683人、約34%でした。この傾向はここ数年変わらず、まさに3人に1人が「がん」の患者さんです。この内いわゆる5大がんは全体の3分の1程度であり、7割近くがその他のがんでした。詳しく見てみますと、その他のがんには前立腺癌に加えて胆・膵・食道・頭頸部・血液と希少ながんを多く治療していることが分かります(図2)。
図1
図1

図2
図2

がんの手術件数は平成27年に2000件を超え、増加の一途を辿っています(図3)。
図3
図3

外来での抗がん剤治療には化学療法センターがあり、昨年は8,743件がここで行われました(図4)。その数は年々増加しています。当院のがん診療は年々規模が大きくなっています
図4
図4

がんの治療には、担当科の「手術」や「抗がん剤治療」だけでなく、転移に対して他の科での手術あるいは放射線治療が必要になることがあります。緩和治療や家に帰るための在宅支援が必要となることもあります。さらには「このがんは本当に私たちの担当科医師だけで見ていて良いものか」という他の科あるいは他の職種からのアドバイスへの期待が担当科から生じてくることがあります。このような様々な診療科、また医師だけでなく看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなど様々な職種がつながりを持ってがんを診療していくことを集学的な治療といます。当院で増え続けているがんに対する集学的治療が円滑にいくようにするのが当センターの役割で、メンバーもさまざまな診療科と医師以外の多職種スタッフから構成されています。当院では昨年から「がん遺伝子外来」が始まりました。約400のがん遺伝子を調べることで、新たながん診療の可能性に挑戦しています。またがん患者さんが集う場としての「がんカフェ」はまなすの活動も開始いたしました。月に一度ですが患者さんご自身に加えてご家族の皆様にもおこしいただけるよう、心からお待ち申し上げております。

その他

当センターではがんの診療を受ける患者さんの希望にもできる限り添えるように努力をいたします。患者さん同士の話し合いの場が欲しい、実際に治療を受けた方の話が聞きたい、医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーのこんな話が聞いてみたいなど、ご希望がある方は当センターにご連絡ください(連絡先:代表電話045-787-2800経由にてがん相談支援センターへ。対応時間:9時~17時 休診日を除く)。

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