都市社会文化研究科都市社会文化研究科
search

在学生の声

都市社会文化研究科で学ぶ学生の声をお届けします

(学年は取材当時)

vol.14

多様性溢れる人材と環境のもと、いま社会に求められる研究ができる

 杉森 優一

都市社会文化専攻
博士前期2年
横浜市立大学卒
 学部生の頃から在籍していますが教員・職員のフォローの手厚さが魅力です。他大学と比較すると小規模のため良い意味で距離が近く、相談に乗っていただきやすい環境が整っています。それに伴う講義・各種セミナーの質の良さも同様に言えると思います。また、本研究科は社会人を経験されている方や留学生が多く、ディスカッション形式の講義が豊富なことが魅力だと考えます。そのため、多角的な視点で物事を見る目と論理的に考える力の醸成に力を入れて学んでいます。そこから地域社会に還元していけるような課題発見力や問題解決力を身に付けたいと思います。

vol.13

「都市」「社会」「文化」視野を広げ、前を向く

徐 舟

都市社会文化専攻
博士前期2年
南開大学濱海学院卒
大学では日本語を専攻し、社会言語学と談話分析に強い興味をもちました。大学院では、それに関連する研究を続けたいと考え、来日しました。現在、テレビコマーシャルにおける性ステレオタイプのイメージを社会言語学の視点から研究しています。
都市社会文化研究科の魅力的なところは、文理を超えて様々な研究課題に触れることで、より自分を成長させられるところです。また、少人数のキャンパスのため、指導教員だけでなく、講義を含め先生方との距離が近く、相談しやすい環境です。さらに、仲間同士の間に異文化コミュニケーションができるため、多様性の魅力も感じられます。

vol.12

実務と学びのシナジー 社会人院生はストラテジーを常に意識

瀨上 倫弘

都市社会文化専攻
博士後期 2年
青山学院大学大学院卒
横浜市を事例に、地域志向のファンドレイジング・CSRについて研究したく、YCUの門戸を叩きました。
学部・研究科とも異なる大学出身でしたが、YCUに入学して感じたのは、教員と院生の近さです。教員はゼミの内容や時間帯について院生の意見を尊重してくださり、テイラーメイドなゼミでした。
また1年間研究生活を送り、実務と学びのシナジーを実感しました。自身の業務を理論的に鑑みることができ、逆に大学院での学びをダイレクトに業務に活かすこともできます。異なる分野・領域からの世代を超えたゼミ参加者から新たな着想をもらうことも多く、独学では果たせないことでした。
働きながら学び論文を書くことは決して楽にできることではありませんが、制約のある中で時間をどう有効に活用するかストラテジーを常に意識しています。
皆さんとゼミでお会いできるのを楽しみにしています。

vol.11

この年齢だからこそできる学際的研究

西尾 留美子

都市社会文化専攻
博士前期 2年
横浜市立大学卒
私は還暦を迎える頃に学部入学し、10代からの学生さんたちと共に学んできました。小さな多文化社会である多文化社会論ゼミにおいて、異なる考え方や感じ方、ものの見方を理解しようとする姿勢を身につけました。研究テーマは、近代家族の結果として顕われている独居老人の孤独と、都会の暮らしに慣れない学生の孤独などを同時に和らげることのできる一つの新しい住まい方、異世代ホームシェアです。社会学専攻でありながら不動産学の先生とフランスの事例を調査に行き、日本特有の課題についての知見を得ました。建築工学のほか、世代間交流学や家族社会学、ライフコース、発達心理学など学際的な視点から研究を続けていきたいと思っています。

vol.10

「都市」を舞台に、文理を超えた学びを実現できます

近藤 大蔵

都市社会文化専攻
博士前期 2年
横浜市立大学卒
都市社会文化研究科を選んだ理由は3つあります。
①都市に関して総合的に学び、かつ横浜市などのフィールドを持って研究をすることができる
②少人数のため指導教諭だけでなく、講義を含め先生方との距離が近い
③自分次第で様々な挑戦ができる
私は、文化による都市再生手法である創造都市政策について研究しています。自分の研究に留まることなく、教授のご指導のもと、行政・民間企業・大学による連携プロジェクトに参加しており、その他にも大学が組織するアカデミック・コンソーシアムの国際シンポジウムにて海外での研究発表も経験できました。小さな大学院ですが、積極的に取り組む姿勢があれば、自分の関心の幅を広げ多くのことに挑戦できる環境です。

vol.9

「都市」「社会」「文化」幅広い学び 「研究」「就職」様々な可能性

スウ シケン

都市社会文化専攻
博士前期 2年
長紗市中南林業科技大学卒
日本語学科だった私は中国の大学を卒業した後、実際の日本社会がどのようになっているか、コミュニケーションの日本らしさはどこなのか、ということを自分の身体で感じたくて来日しました。現在、日本語での電話相談番組を談話分析の視点を用いて研究しています。都市社会文化研究科の魅力的なところは、先生との距離が近いため、相談しやすい環境であること、また、ボーダーを超えた少人数のゼミで様々な視点や考えを持った仲間と意見交換できることです。さらに、2017年11月から留学生の就職活動をサポートするプログラムが始まりました。ビジネス日本語習得のような言語面の支援、就職活動に関する悩み相談などを行うサポートを受けることができます。YCUで、一緒に自分の可能性を見つけましょう。

vol.8

幅広い視点からの研究ができることと、先生との距離の近さが魅力です

田中 伶

都市社会文化専攻
博士前期 2年
横浜市立大学卒
不動産マネジメントの観点から、横浜市にも多くある団地をテーマに、多世代共生型団地再生の手法とその課題について研究しています。建物自体の老朽化だけでなく住民の高齢化も問題になっている団地に若年世代が住むにはどうすればよいか、様々なデータから考察しています。
都市社会文化研究科の魅力は何といっても先生との距離が近いことです。勉強・研究だけでなく気軽に相談しています。また、大学時代は同世代の友人に囲まれていたのですが、当研究科には社会人学生の方が多く在籍しており、講義などで会話をしていくことで、これまでなかった考え方や視点を身に付けることができたと実感しています。

vol.7

社会人と大学生、理論と実践、行き来しながら研究を続けています

仙波 梨英子

都市社会文化専攻
博士後期 1年
横浜市立大学大学院修了 
大学へいかなくても、日常生活に学びの機会はあふれています。でも現場や実践だけでなく、もっと深く考えたい、異なる考え方も受け入れたいと、会社を辞め進学しました。日本に暮らすフィリピン人とその子ども世代の研究をしています。
前期課程では学部生から社会人まで、幅広い世代の学生や、個性的な先生方と学びあいました。これまでの知識や経験をいったん手放し、もう一度身につけていく「学びほぐし」の空間を手にしています。後期課程では、奨学金に頼らずに、仕事で現金収入を得ながら自由に研究を続けるスタイルを模索中です。一般的な30代(女性)とは言い難いライフコースは、楽ではないけれど……とても楽しいですよ!!

vol.6

魅力は、幅広い分野の話を聞くチャンスがあることです

鈴木 真波

都市社会文化専攻
博士前期 2年
横浜市立大学卒 
私は地方自治、主に文化政策を学び、公共文化施設の在り方について研究しています。自分のテーマについて、様々な角度から考えることができるのが、都市社会文化研究科だと思います。講義では、他分野の先生方や仲間と出会うことができます。文学と社会学とまちづくりなど、様々なバックボーンと関心を持つ人間同士で行われる議論は、発見に満ちています。
大学院進学においては自分の研究をとことん進めていくことが目的だと思います。しかしその中で、迷いや疑問が生じることもあるでしょう。そんな時、講義で出会った先生や仲間が一丸となって考えてくれます。違う視点で研究を見直すことができます。そういった心強い環境が、ここにはあります。

vol.5

社会人の経験を活かして、研究することができます

中澤 英利子

都市社会文化専攻
博士後期 1年
横浜市立大学大学院修了 
中南米などの海外に長期間滞在した経験から、日本では在日日系人への日本語教育と生活・学習支援に関わってきました。大学院では、ブラジルの日系社会における日本語の継承を研究テーマとしています。海外での日本語教育を研究するにあたり、社会学的アプローチの必要性を感じたことがYCUの大学院に進学した理由です。横浜での地域密着型の研究で多くの成果をあげているYCUですが、海外を研究のフィールドとしている先生、学生も多く、多様な研究に接する機会があるのも大きな魅力となっています。社会人としての経験を研究につなげていく場が与えられていることに感謝しながら、多角的な視野を持って研究を続けていきたいと思います。

vol.4

多彩な顔ぶれの仲間と有益な情報交換ができます

岩見 将文

都市社会文化専攻
博士後期 2年
放送大学修士課程修了 
CSR(企業の社会的責任)とメディアコミュニケーションについて研究しています。YCUでは社会人を積極的に受け入れていて、平日夜間と土曜日に授業が開講されていることが、社会人の私にとっては非常にありがたいです。また、研究仲間は社会人や留学生など非常に多彩で、有益なサジェスチョンやインプットを得られることも魅力ですね。学びの特徴は、特定の専門分野をふまえた上で、その枠を超えた幅広い領域の先生方から指導を受けられること。自らの研究内容を幅広い視点で考えていく際に、非常に効果的です。将来は、ここで得られた研究成果を、自分の仕事に活かしていきたいと考えています。  

vol.3

地域に根ざした実践的な学びが魅力です

柳 伊冑

都市社会文化専攻
博士前期 2年
昭和女子大学卒 
YCUの魅力は、なんと言っても授業の多様さにあります。研究科内のすべての科目が選べるようになっており、大学院でありながら多様な知識に触れられるため、視野が大きく広がりました。また、横浜市立大学という名前が示す通り、地域に根づいた学びを実践しているところも魅力です。実際に横浜市内を歩きながら、都市の様子を観察をしたり、市民政策について考えたり、プロジェクトを企画したりする経験を通して、横浜市民としての意識も高まり、より深く、現実に即した知見を得ることができました。今後も、さらに多様で深い内容の学習ができることを、とても楽しみにしています。 

vol.2

研究分野に必要な学習機会が豊富にある

島倉 聖朗

都市社会文化専攻
博士前期 2年
中央大学卒
都市社会文化研究科は、開講科目を積極的に履修することができるので、自分が関心を持っているテーマや、隣接テーマを積極的に選択することで、広い見地から研究をすることが可能なところです。また、ゼミでは、私のような社会人の院生と若い世代の院生が一緒に議論を行う貴重な場なので、異なった世代、いろいろな経験をもった人たちから受ける刺激はとても多く、大きなメリットだと思います。私は、日本のツーリズムに携わっていたこともあり、現在、地域のイメージ形成や地域の魅力が音楽文化とどのような関係があるのかをテーマとして、横浜を事例に研究しています。横浜の都市デザイン・歴史・コミュニティ政策など周辺領域からツーリズムを捉える機会も十分あり、大いに役立っています。

vol.1

幅広い授業科目で芽生えた他分野への興味

宋 暁丹

都市社会文化専攻
博士前期 2年
黒竜江工学大学卒
学部時代は都市計画を専攻していましたが、都市のハード面だけでなく社会問題や市民まちづくりにも興味があり、両方について研究できるYCUに進学を決めました。自分の専攻や修士論文の内容に加え、教養や日本事情・国際経済など、幅広い授業項目のおかげで、これまで触れたことのない分野にも興味が芽生えました。博士前期課程の中で履修した移住労働者論特講は、留学生事情や貿易関連問題、母国以外で生活を送る人々の心理状況や移住事情、国の政策との関係など、とても複雑なメカニズムが働いて生まれた結果であると知ることができ、とても興味深い講義でした。将来は日本と中国の間で、ここで得たまちづくりなどの知識を都市開発に生かすことができればと思っています。

在学生の声