YCU 横浜市立大学

平成28年度伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生紹介(成績優秀者特待生(医学部医学科、医学部看護学科))

伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生 紹介3

平成28年度の伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生に選出された全55名を紹介します。
奨学生・特待生の皆さんには「今興味を持っていること又は取り組んでいること」、「今後の抱負」について語っていただきました。

成績優秀者特待生-医学部 医学科

医学科 2年 小松 彩子
物理や数学といった科目を学んでいた1年次とは打って変わって、専門的な医学の学習に取り組む毎日を送っています。患者さんの支えになりたいという思いがあったのはもちろんのこと、医学そのものに対する興味から医学部を志したというところが大きい私にとって、どの講義もたいへん興味深く、存分に医学を学べることを嬉しく思います。目の前に立ちはだかる知識の山は膨大ですが、将来自分がどのような道に進んでいきたいかを考えながら、日々研鑽を積んでいく所存です。この学生生活を通して心身ともに成長し、患者さんに寄り添うことのできる医師になれるよう、より一層の努力を重ねていきたいと思っています。

 医学科 2年 西川 裕里香
共通教養や現在勉強している基礎医学は期待通りとても面白く、毎日好奇心を刺激されながら授業を受けています。入学してから国際医学生連盟(IFMSA)に所属し、今年度はSCORA(性と生殖・AIDSに関する委員会)で副責任者を務めています。中高生への性の出張授業、HIV/AIDSやLGBTsに関する知識の普及活動に取り組み、やりがいを感じるとともに医学生として自分たちにできることが多いことを実感し、来年度は責任者を務めさせていただくことになりました。以前は臨床医を考えておりましたが、これらの経験や授業から国際保健や基礎研究にも興味が沸き、今後も勉学とともに様々な経験・人との関わりを通して将来を考えていきたいです。

医学科 3年 浦郷 夢子
9月から臨床医学の授業が始まりました。さまざまな診療科の講義から憧れの臨床の世界を知ることができて、とても嬉しいです。これまで基礎医学・社会医学を学んできましたが、懸命に勉強したつもりでいても試験や実習を終えてきれいに忘れてしまい、繰り返し・積み重ねの学習の大切さを痛感しています。こまめな復習を行い、科目ごとの知識をつなげて理解できるようになることが今後の課題です。周囲に支えられ、学ばせていただく幸せに感謝して、今後も精進します。
医学科 3年 吉田 浩司
We×Medicineという医療系の文化部に所属しており、主に地域医療班での活動に取り組んでいます。「大学で学べない医療」をテーマに、社会情勢、心理、経済、文化など様々な角度から現代医療の在り方について考察し、理解を深めるための勉強会やワークショップを企画しています。現時点では国際保健や熱帯医学といった分野に関心を持っています。日本を含めた世界中の人々の健康増進に貢献できるような医師・医学者を目指し、今後とも努力を重ねてゆく所存です。
医学科 4年 祖父江 瑶子
4月からの4か月間、臓器再生医学教室で研究実習を行い、最先端の研究に触れることで、臨床を支える基礎研究の重要さを実感しました。昨年度は解剖学会にて有志でポスター発表を行うなど、授業外での学習にも取り組み、視野を広げるよう心掛けています。部活動は混声合唱団に所属し、学部を超えた交流を大切にしています。病気ではなく患者さんを診られるような医師になるために、医学に限らず幅広い知識を身につけていきたいと思います。恵まれた環境に感謝しつつ、これからも勉学や課外活動に励んでまいります。
医学科 4年 橘 優汰
かつて先輩や後輩が成績優秀者に選出されているのを見て自分も鼓舞された覚えがあります。免疫学教室において血液・免疫細胞の分化と転写因子の関係について研究を行いました。多方向に進行する細胞分化において何が細胞運命を決定するのでしょうか?転写因子のみならずクロマチン高次構造、エピゲノム、microRNAなどを包括的に理解することで細胞分化という生命現象の本質が明らかになると思います。医学生として、基礎研究から得られた知見をどう疾患の克服へつなげるかが重要な課題だと思っています。
医学科 5年 赤木 雄
この度は幸運にも特待生として選出され、大変光栄に思います。私は感染症学及び公衆衛生学に強い関心を持っております。昨年は国立感染症研究所にて肺炎球菌の基礎研究を3か月間行わせていただき、細菌がヒトの免疫を回避するメカニズムの巧妙さを実感致しました。本年3月にはマニラを訪れ、現地大学病院、現地私立病院、WHO 西太平洋地域事務局を訪問する機会にも恵まれました。マニラ市内の衛生状況、貧困者の暮らしを見ることで改めて我々の生活が恵まれたものであり、我々は恵まれない人々へそれを還元する義務があると痛感させられました。横浜市立大学で医学を修めることができる特権が国内の患者さん、そして国外の恵まれない環境にある方々の幸福に寄与するよう努力を続けてゆきます。
医学科 5年 中川 良太
この度特待生に選出されましたこと大変光栄に思っております。私は現在医師の不足した地域での医療貢献ができるような人材になるべく日々勉学に励んでおります。また部活動では剣道部に所属し、剣道を大学から始めたものの目標としていた参段を頂戴することができ、継続して精進することの重要性を感じています。そして今年の4月から病棟実習が始まり、医師には医学に限らない幅広い視野が求められていると感じております。その幅広い視野を手に入れるためにも今しかできないことにできる限り取り組み、見識を広めていきたいと思っております。
医学科 6年 大貝 明日香
この度は成績優秀者に選抜いただき、誠に光栄です。私は、高校生のときに父を原発不明癌で亡くし、医師を志しました。医学部に入学したことはいいものの学ぶ範囲は膨大で、自分の記憶力や想像力の限界に絶望することも多くありました。それでも、いつも目標を持って仲間と切磋琢磨し、様々なことに必死で取り組みました。自分には自信は持てませんでしたが、夢だけはいつも味方だと思って頑張ってきたつもりです。モルヒネに意識をまかせて父が旅立ったのは、蝉のうるさい夏の夜でした。あれから10年、私はいよいよ来年の春、医師になろうとしています。父が言ってくれた「世の中の礎となれ」という言葉を胸に、強く優しい医師になれるよう努力邁進していきたいと思います。
医学科 6年 松本 留美衣
昨年度から病棟実習が始まりましたが、病棟実習では色々な科で様々な先生に出会い多くの患者さんと関わることで、4年次までの講義だけでは得難い多くのことを学ぶことができます。私は実習で担当した症例について学会での症例発表、さらにその症例報告を作成するという機会をいただき、大変貴重な経験をすることができました。病棟実習を通して実際に臨床の現場で働かれている先生方の姿を拝見し、自分の理想とする医師像が少しずつ明確になってきたように感じます。来年度からは初期研修医になりますが、これからも向上心を忘れず、より良い医療者となれるよう、精進していこうと思います。

成績優秀者特待生-医学部 看護学科

看護学科 2年 秋谷 恵里奈
2年生での実習を通し、人間を相手に看護を行うことや患者さんと信頼関係を築く事の難しさ、看護の可能性の大きさを改めて学びました。患者さんの健康を維持・増進するためには、患者さんに関する一つのキーワードから多くのことを連想し先を見通すことが重要であり、そのためにはたくさんの知識が必要だと痛感致しました。患者さんを受け持つ上で、自分の行動や言動の一つ一つが信頼関係を良い意味でも悪い意味でも揺るがしうることを意識しながら、今学ぶことが出来ている環境を作ってくださった方々に感謝を忘れず、これからも多くを学び人間としても成長していけたらと思います。
看護学科 2年 吉田 香
2年生となり専門科目や実習を少しずつ経験していく中で、看護の大切さや難しさについて考える機会が多くなりました。看護にはその基本に豊富な知識が必要であると感じるため、私は日頃の授業を大切にし、実習では授業を通して得た知識を最大限に活用してより多くのことを学ぶ姿勢を心掛けています。看護には様々な専門分野があり、今の私にとってはどれも魅力的に感じられますが、これからの授業や実習などを通してその様々な分野の特徴を知り、各分野の広い知識と専門分野の深い知識の両方を身につけられるように学んでいきたいと考えています。
看護学科 3年 伊藤 千尋
これまでの授業や実習を通して、「その人らしく、よりよい生活を送るためのケアを提供すること」が、看護の大きな役割ではないかと感じています。3年の後期より様々な領域での実習が始まり、病院以外での看護について学ぶことも多くなります。その中で、疾患を抱えながらも「その人らしさ」を活かすことができるような看護の関わりについて考えて、学びを深めていきたいです。現在、サークル活動で小児科病棟でのボランティアを行っています。子どもたちとの関わりを通して、小児看護学に興味を持つようになりました。これから学習することが多い領域ではありますが、今行っている活動が自分の将来につながるように日々の体験を大切にしたいと思います。
看護学科 3年 西尾 美季
地方の医療施設が充足していないところでの地域医療、看護師による患者さんに対する看護の提供の在り方に興味があります。9月から始まる本格的な領域別の実習を通して様々な境遇の患者さんと接する中で患者各人にバックグラウンドが存在することを理解し、その方に合った看護を判断し、介入が行えるように視野を広げていきたいと考えています。所属しているバドミントン部では看護キャプテンを務めることとなり、今後も文武両道を続けられるように努めていきたいと思います。
看護学科 4年 手塚 千晴
クリティカルケア領域に興味があり、実習での経験より、「ICUにおける終末期ケアの実際と看護師が感じる困難」というテーマの元、基礎看護学ゼミに所属し卒業研究を進めています。昨年より各論の実習が本格的に始まり、多くの看護師・患者様との出会いを経験しました。その中で、たとえ同じ疾患を抱える方であっても、その方の性格や生活史に応じて疾患の捉え方や症状の出現の仕方は様々であり、看護師の看護観も様々であるため、看護は患者家族と看護師の数だけあるということを学び、看護師となることのやりがいを感じました。今後は卒業研究と国家試験の勉強に日々精進し、両立してきた部活動も卒業まで全うしたいと思います。
看護学科 4年 葉玉 美紀
地域看護学ゼミに所属し、卒業研究では地域で生活する精神障害者の方の就労支援のための保健師の役割やネットワークのあり方に関するテーマを扱っています。今後は、自身の卒業研究がより良いものとなるように更に学習を進めるとともに、国家試験合格に向けて日々精進していきたいと思っております。また、4年間の実習を通し、様々な対象者や看護の実際を目にすることで、対象者を身体的な側面からだけではなく、生活や個性にも目を向けて看護を行っていくことの大切さを学びました。将来は幅広い知識と技術、広い視野を持ちながら対象の方に寄り添った看護を行える看護師になりたいと考えています。
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