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平成28年度伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生紹介(成績優秀者特待生(国際教養学系、国際都市学系))

伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生 紹介1

平成28年度の伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生に選出された全55名を紹介します。
奨学生・特待生の皆さんには「今興味を持っていること又は取り組んでいること」、「今後の抱負」について語っていただきました。

成績優秀者特待生-国際総合科学部 経営科学系(経営学コース・会計学コース)

本学卒業生であり、株式会社セブン&アイ・ホールディングス名誉会長の伊藤雅俊様から頂戴したご寄付をもとに創設した制度です。前年度に優秀な成績を収めた経営学コース・会計学コースの学生から、各年次1名が奨学生に選ばれます。 

経営学コース 2年 佐藤 将也

私は現在、経営管理論ゼミに所属しています。最近では、ゼミにおける起業体験プログラムを通じた学びに力を入れています。そのプログラムでは、起業の一連の過程を擬似的に行ないます。具体的には、定款作成・投資家説明会・株主総会・会計監査などを行ないます。1年を通じて、国内外で長期にわたって行なわれるので、グローバル経営や国内の地域活性化など、経営学にとどまらず幅広い学びや経験をすることができます。将来についてはまだ深く考えていませんが、経営学を土台に様々なことを貪欲に吸収していきたいと思います。今回、伊藤雅俊奨学生に選出していただいたことを大変うれしく思います。今後もこの経験を活かし、より一層勉学に励み、充実した学生生活を送りたいと思います。 

会計学コース 3年 石井 里奈

現在は、財務会計のゼミに所属しており、特に国際会計基準(IFRS)について興味があります。今後、日本の企業が更にグローバル市場に進出していく中で、外国企業とのM&Aや業務提携をする機会が増加すると考えられます。そうした際に、グローバルに挑戦する企業や人を会計の視点からサポートできる知識を身に着けるため、ゼミや授業で学んでおります。またこの度、本奨学生に選出して頂いたことについては、たいへん光栄に思うとともに、本当に驚いております。私が誇れることは、この横浜市立大学で学び、常に良い刺激を与えて下さる先生や職員の方々、そして切磋琢磨して学び合える友人達に恵まれたことです。今後も、支えて下さった周囲の方々に感謝しながら、地道な努力を惜しまず、様々なことに挑戦できる人物になれるよう、一層励みたいと思います。 

会計学コース 4年 丁 暁テイ

私は入学当初企業経営に興味を抱いておりましたが、1年次に経営・経済・会計のそれぞれの入門知識を学んでいくうち、企業経営における会計の重要性を認識し財務会計を専攻するゼミに入りました。ゼミでは、会計学の基礎を学びつつ、財務諸表を中心に様々な企業を分析し、それぞれの経営状態を明らかにしてきました。昨年は、分析した企業に訪問し、経営企画・IR担当よりアドバイスを頂き分析に反映しました。また、教科書・授業で学んだ知識を活用し、横浜ワールドポーターズと連携して横浜新港地区の活性化やビジネスプランを競うビジネスグランプリへの参加などの課外活動に取り組んでいます。伊藤雅俊奨学生に選ばれたことを大変光栄に思うとともに、その意味を自覚し、他の学生の模範となれるようこれからも努力いたします。

 

成績優秀者特待生-国際総合科学部 国際教養学系

人間科学コース 2年 橋本 美沙

現代教育論ゼミに所属しています。扱うテーマは英語教育のあり方や韓国の教育熱など様々です。ゼミ生と意見を交わすことで、新たな知識と自分と異なった見解を得られることにやりがいを感じています。現在は日本の相対的貧困に興味を持ち、子どもの学力低下やいじめ・不登校とどのような関係性があるのか、貧困層の人々にはどのような支援が必要とされるのかについて考察を深めたいと考えています。本年度の特待生に選出していただき、大変光栄です。今後も気を緩めることなくコツコツと日々努力を積み重ねながら大学生活を過ごしたいと考えています。そして、市大での学びをもとに地元・横浜に貢献できるような人間になりたいです。

社会関係論コース 2年 早川 日向子

は高校時代にタイへ1年間の留学を経験したことで“東南アジア”地域に興味を持ちました。1年後期の基礎ゼミから東南アジアの地域研究をされている柿崎先生のクラスに所属し、入学前からの目標であった先生のゼミで現在勉強をしています。地域研究という学問では特定の分野にとどまらず、経済や文化、民族など幅広い分野を横断しながら多角的に1つの地域について知識を深めることができます。東南アジア全般について多くの知識を持ちたいと考えていた私にとって、非常に面白いと感じる学問であると思っています。将来も東南アジアで仕事をしたいと考えているため、今年の夏にはベトナムで1か月間のインターンシップに参加しました。今回の素晴らしい賞を頂けたことに恥じぬよう、これからも貪欲に粘り強く勉強をしていきたいと考えています。

国際文化コース 2年 車 榛子

私は、エスニシティ論ゼミで外国につながりを持つ人々に関わる問題について研究しています。休日を利用して子どもたちの学習支援のボランティアに参加しているほか、ゼミの仲間や実際に支援をしている大人の方々と意見交換をしていく中で、様々な考え方や新たな視点を得ることができています。社会学に加えて教育の分野についても興味を持っており、夏休みには横浜市大のアドミッション課のインターンシップに参加しました。部活は吹奏楽団「奏」に所属しています。メンバーは皆忙しくて限られた時間の中だからこそ、仲間と音楽ができる喜びを共有することができ、大きな達成感を感じています。今後も新たな活動に挑戦するとともに、勉学や課外活動に励みたいです。

人間科学コース 3年 成瀬 唯

ゼミでは、人はなぜ時に異なったアイデンティティを持つ人に対し攻撃的になってしまうのか、という問いに心理学的視点からアプローチしています。現代の多くの問題、テロリズムや移民排斥運動などは資源や地位の奪い合いだけでなく、「他者」に対して不寛容になっている心理状態も深く関係しているのではないでしょうか。人がその発達した認知能力を残虐行為にではなく、より住みやすい社会を築くことに使えるよう自分なりに考察を重ねていきます。社会貢献とスキル向上を目指し、ボランティア活動も継続していければと思います。

社会関係論コース 3年 足沢 優佳

私は社会言語を扱うゼミに所属し、主婦向け雑誌の見出しに着目しながら主婦像の変遷を追う研究を行っています。研究の中で時代により異なる主婦像を読み取ることができ、非常にやりがいを感じています。学業面ではゼミの他にも、社会学に関する講義やドイツ語を積極的に履修しました。社会学はあたりまえを疑いながら多角的に考えることを、ドイツ語は外国語を新たに学ぶ楽しさを教えてくれました。来年度からはウィーン大学への交換留学も決定したため、周囲への感謝を忘れずドイツ語はもちろんこれまで学んできたことを活かすことのできるような準備を今後していきたいと思います。 

国際文化コース 3年 石月 星

私は坪谷ゼミに所属し、在日外国人などを中心に民族問題について学んでいます。ゼミを通して、外国につながりのある子どもたちに勉強を教えるなどの支援している団体に参加しています。そこでは、子どもたちだけでなく支援者の方にも様々な経歴をお持ちの方が多く、貴重な経験をさせて頂いています。自分には関係ないと思うのではなく、積極的に関わっていくことで、日常も少し違って見えてきました。今回、特待生に選出して頂いたことを励みとして、今後も努力していきたいと思います。

人間科学コース 4年 小牧 愛美

私は心理学ゼミに所属しており、特に仕事に対するやる気=ワークモチベーションに興味を持っています。やる気を引き起こす要因を分析することで、日常生活においても何事も楽しく積極的に取り組む意欲を持ち続けていたいと思います。また、内定先の企業が英語力を重視しているということで、苦手意識の強い英語の勉強にも前向きな姿勢で取り組もうと努力しています。秋の大会を最後に4年間続けてきた部活を引退したので、今後は卒業論文の執筆とTOEICのスコアアップに力を注ぎたいと思っています。今回の特待生選出を励みに、残りの大学生活も大切に過ごしていきたいと思います。

 

社会関係論コース 4年 福田 夢実

多文化交流ゼミに所属しています。私は、これまで「現場での学び」というものを中心にフィールドワークなどアクティブな学びを積み重ねてきました。その集大成として、自分の生まれ育った居酒屋を社会学的にとらえるというテーマで、現在卒業論文を執筆しています。私たちにとって身近なものである「居酒屋」「飲酒」について、インタビューを中心にまとめています。来年からは、「現場」に足を運ぶ、営業職として働くことが決まっています。4年間で学び、身に付けてきた考え方を大切にしながら、今後は新しいフィールドで活躍していきたいと考えています。

 

国際文化コース 4年 高橋 安奈

私は坪谷ゼミで社会学を学んでおり、卒業論文では在日コリアンや朝鮮学校に対するヘイトスピーチ問題を取り上げる予定です。差別がアイデンティティに与える影響とはどのようなものか、インタビュー調査を通して少しでも明らかにしたいと考えています。今後は、卒業論文に集中して取り組み、韓国語の学習や外国人の学習支援ボランティア、海外での語学研修など残り少ない学生生活を悔いのないように過ごしていきたいです。 

成績優秀者特待生-国際総合科学部 国際都市学系

地域政策コース 2年 塩谷 彩夏

私は、CSRを学ぶゼミに所属しており、企業が利益を重視しながら、どのようにして社会にプラスの取組みをするべきかを考えています。中でも、女性の働きやすい環境づくりに興味を持っています。女性は、結婚や子育てといったライフイベントと仕事との両立を考えながら生きていかなければなりません。育休や短時間勤務といったさらなる育児支援の普及や、事業所内保育施設の普及をしてくべきだと考えています。こうした環境を整えることは、企業側にも離職率の低下や仕事の効率の向上といったプラスの影響をもたらすと思います。他にも、環境改善や地域活性化など企業の取り組める事業はたくさんあるので、さらなる学びを積んで社会に生かしていきたいです。 

地域政策コース 2年 山田 久瑠実

木村先生の地理学ゼミに所属し、コンテンツ・ツーリズムと呼ばれる観光行動や、それに付随して起こる地域振興について研究しています。目指す将来がはっきりとは定まっていないのですが、漠然と「観光」や「旅行」、「地域おこし」に携わる仕事に就きたいと思っており、旅行の歴史や地方自治、観光心理などさまざまな角度から学びを深めています。また「学生広報ワークショップ」という団体に所属し、地域広報誌「金沢HAKKEN」や学内広報誌「Whistle」の制作・発行を行っています。取材から記事制作、編集などの過程を通して地域の魅力を再発見し、それを言葉や写真、デザインの工夫によって多くの人に発信することに、とてもやりがいを感じています。 

グローバル協力コース 2年 長野 楓

国際政治学を専攻しており、中でも温暖化と資本主義の関係に興味があります。国連を中心とする長年の取り組みの一方で、依然として気候変動が深刻化しているのはなぜか、そこにある阻害要因を幅広い視点から研究していきたいと考えています。今回特待生に選出していただいたことに大変驚きましたが、現在の自分にはまだまだ足りないものがたくさんあるので、ゼミの先輩方や周りの友人を大切にして今ある環境に感謝しながら今後の励みとしていきたいです。 

まちづくりコース 3年 今井 美花

現在私は黄金町地域でのまちづくりにゼミ活動として参画し、より良いまちのあり方やコミュニティ活性化に向けて主体的な活動を行っています。現場に根差した活動をするにあたっては、これまで講義や実習で学んできたまちづくりの知識や地域調査・分析の手法、またアイディアを実行に動かすための企画力など多くのことが日々求められ、大学で学んできたことの価値を感じています。今後は卒業論文に向けて自分の研究分野を見定めつつ、これまで学んできたことが今後の自分にどのように生かせるかについても考えていきたいと思います。 

地域政策コース 3年 小田島 薫

都市づくりにおける行政の役割に関心があり、地方自治を専攻するゼミに所属しています。講義では、福祉や農業、地域社会、財政、都市計画など、行政が担う幅広い分野を学んでいます。現在は、大学のボランティア支援室の学生スタッフとして、仲間と共に市大生への情報発信や勉強会の開催等を行っています。また、私自身もボランティアに参加することで、部活やサークル、ゼミでは味わうことのできない貴重な経験をさせていただいております。今回、成績優秀者特待生として選出していただけたことで、日々の積み重ねの大切さを改めて感じることができました。今後は将来の進路に向けて、今まで以上に一日一日を大切に過ごしていきたいと思います。 

グローバル協力コース 3年 大井 美土理

私は現在、瀬田ゼミに所属し国際法について学んでおります。2年次は海洋法、人道法について扱った模擬裁判に、それぞれ補佐人、弁論者として出場しました。3年次になってからは、2年次の経験を活かし後輩のサポートを行っております。模擬裁判を通じて国際法の知識を得るだけでなく、法的に論証することの難しさを実感したり、大会前のつらい時期を共に頑張るゼミ生から刺激を受けたりと様々な経験をすることができました。今後は模擬裁判の主役となる後輩のサポートを続けつつ、卒業論文の執筆に向けて自分の興味のある航空法の勉強に力を入れていきたいと思っております。 

まちづくりコース 4年 横田 侑子

このような賞を頂き、まちづくりコース入学区分の第一期生として卒業できますことを大変光栄に思います。ゼミ活動を通して出逢った熱い想いでまちづくりに取り組む方々、先生方、仲間から日々刺激をもらえる恵まれたまちづくりコースの学びの環境に感謝しています。まちづくりの経験値は、様々な立場の人との関わりの中どのような状況でも臆することなく自らの考えを発信し、周りからも吸収しながら課題に向き合う強さを私の武器に変えてくれました。現在はまちづくりの継続をテーマに卒業研究をしています。卒業後は大学で培った力を発揮し、自らの影響力の範囲を広げることを目標として活躍する社会人へ成長していきたいと考えています。

 

地域政策コース 4年 桑島 みくに

現在、地方自治のゼミに所属しています。地域活性の可能性について、秋田市をフィールドに農業政策を調べたり、横須賀市をフィールドに米軍基地問題を巡る地方自治について調べてきました。これまで長期休みを利用して、地域における地域活性のための働き、弱者も含めて受け入れ合うコミュニティ形成に尽力しておられる日本各地の拠点を訪問し、共に活動することで可能性や課題を見つけることを大切にしてきました。卒論調査を通して、2011年の東日本大震災と原発事故後の、人々のライフスタイルを見直す動きに注目し、田園回帰という行動による地域活性の可能性について深めていきたいと思っています。将来、地方に移住し実践する糧としたいと思います。 

グローバル協力コース 4年 小川 愛

私は、アジア近現代史ゼミに所属しています。半年間のカナダ留学を通して、多くの外国人が日本の文化や歴史に強い関心があること、日本ブランド(電化製品や自動車など)への信頼感が高いことを実感し、国内外にいる、日本に興味がある外国人に興味を持つようになりました。現在は、2020年の東京オリンピックに向け、さらに増加が期待できる訪日・在日外国人へのサポート、外国人にとっても住みやすい社会の構築(多文化共生社会)、さらに多くの外国人が「行きたい‼」「住みたい‼」と思えるように“日本の魅力”を世界中にPRするという、三つのテーマに関心があります。在学中に、これらのテーマを軸に研究を進め、卒業後は日本人と外国人をつなぐ人材になりたいです。 
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