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平成28年度伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生紹介(成績優秀者特待生(経営科学系、理学系))

伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生 紹介2

平成28年度の伊藤雅俊奨学生・成績優秀者特待生に選出された全55名を紹介します。
奨学生・特待生の皆さんには「今興味を持っていること又は取り組んでいること」、「今後の抱負」について語っていただきました。

成績優秀者特待生-国際総合科学部 経営科学系

会計学コース 2年 山田 一郎
現在、私はゼミで財務会計論を専攻しています。会計をビジネスの言語と捉え、その知識をもとに企業の財務諸表の背景を探り、企業の成否を分けたカギを分析しています。また中学・高校時代の経験から、英語で授業を受けることができる専門科目にも意欲的にチャレンジしています。それ以外にも、部活動では英語部ガイドセクションに所属し、訪日外国人の鎌倉案内を週末に行っています。この度の選出にはとても驚きましたが、同時に自分にとって、とても大きな励みになりました。今後とも学業に邁進しつつ、課外活動にも積極的に取り組み、残りの大学生活を有意義なものにしていきます。
 

 経済学コース 2年 伊藤 英里奈
この度は、成績優秀者特待生に選出していただき、ありがとうございました。私の周りの方々が支えてくださったおかげだと思いますので、心から感謝しています。私はミクロ経済学を学ぶゼミに所属しています。現段階では理論を学んでいる状態ですが、いずれは自ら問題を提起し、それを解決するための政策を組み立てることができるようになりたいです。また、勉学をさらに深めるために英語を使いこなすことは必須であると考えておりますので、論文を読むための英語を学ぶことに力を入れることはもちろんですが、それだけでなく、様々な人と交流するための英語を学ぶために、グローバルな経験を積んでいきたいです。

経済学コース 2年 常盤 夏奈子
私は、公共経済学のゼミに所属しています。ゼミでは、前期にミクロ経済学を、夏休みに財政学と政治学を学びました。後期にはマクロ経済学を学びます。将来は、公務員になりたいと考えているため、普段の講義では経済学に関する講義に加えて法律系の講義にも力を入れて勉強しています。今後は、これまで学んできた経済学の基礎的な知識を活かして、より発展的な内容の経済学を学んでいきたいと考えています。成績優秀者特待生に選出していただけるとは思っていませんでしたので、非常に驚いていますし、嬉しくも思っています。今後は、これまで以上に勉学に励んでいきたいです。

 

経営学コース 3年 大波 美奈
私は現在、ゼミで産学チャレンジプログラムに取り組んでいます。実際に企業が抱えている問題の解決策を考えるなかで、学校の講義で学んだことをどのように活かしていくのか、より実践的に学ぶことができています。また、日本のサブカルチャーにおけるマーケティングに興味があるため、論文や文献を通して知識を深め、卒業論文でも研究できたらと考えています。部活では来たる11月に行われる全日本テコンドー選手権に出場することも決まりました。部活の引退まで残りわずかですが、勉学、スポーツともに文武両道を心がけ充実した学生生活を送りたいと思います。
 

会計学コース 3年 川口 日向枝
現在ゼミでは、民法を中心に会計学と絡めたテーマの研究・発表を行っています。民法は事実を把握し、過去の事例を踏まえて、それぞれの課題に合わせて複数ある答えの中から自身の考えを導き出す科目ですので、ゼミでは論理的に思考する能力を養う事が出来ました。また今後は、知識を蓄える事はもちろんですが、経営や会計分野で培った発想力と分析力を民法研究に還元し、卒業論文に向けて更に学習を深めていきたいと思います。この度選出して頂いた事、とても嬉しく感じております。今後も更に勉学に励むと共に、それを実際に活用できる知識とするため、多くの経験を積み、有意義な学生生活を送りたいと思います。
 

経済学コース 3年 佐藤 啓一
研究テーマとしては、日本の産業構造の変化について取り上げてみようと考えています。日本では戦後一貫して増加してきた人口がこれから急速に減少し、かつ高齢者がかつてない高い割合の人口構成となります。その日本が将来どのような社会になるのか、戦後から現在までの経緯を踏まえて、特に製造業について規模の経済を享受してきた大規模な装置産業は縮小を余儀なくされるのか、中小企業など多様なニーズに個別に対応できる業態が今後は伸びるのか、などを焦点に、予想される産業構造の変化を需要・供給・財政各方面からの切り口で考察したいと考えています。
 

経営学コース 4年 梶ヶ谷 優輝
経営組織論ゼミに所属し、「日本の百貨店における人的サービスに対する人事評価」というテーマで卒論を執筆しています。その内容は、百貨店の従業員が行う接客応対を公正・公平性、客観性、透明性、納得性を確保して人事評価に反映させる方法を探求するというものです。2年生の時に成績優秀者特待生、3年生の時に伊藤雅俊奨学生、そして今回は4年生として成績優秀者特待生に選出していただき、連続での表彰は自分にとって非常に大きな喜びであるとともに、自信にもなりました。学生生活も残り少ないので、今後は自分の趣味や、多くの教養を身に付けるといったことに時間を費やしたいと思います。

会計学コース 4年 伊東 優
この度は成績優秀者に選出していただいたことを非常に嬉しく思っています。今まで私が学業に励むことができたのは、支えてくれた家族や友人、先生方のおかげです。今後も感謝の気持ちを忘れず、より一層勉学に励んでいきたいと思います。今、最も力を入れて取り組んでいることは卒業論文です。卒業論文は、大学生活の集大成となるものなので、今まで学んだことを生かし、自分の納得できるものを完成させたいと努力しています。また、今後は大学院に進学し、今よりも専門的なことを学びます。教育を受けられる環境に感謝を忘れず、そこでより自分を成長させたいです。
 

経済学コース 4年 早川 愉香
卒業論文のテーマは民法の表見代理についてです。民法改正により今後起こりうる問題点等を過去の論文から考察します。法律は社会に必要不可欠です。来年より私もこの知識を活用したいと意気込んでおります。部活動は管弦楽団で、奏者として精進する忍耐力や幹部としての運営遂行力を得ました。現在はこれを活かし卒業記念オーケストラや高校の室内学部OBOG会を立ち上げております。以上のように、横浜市立大学で学んだことを、今後は新社会人として社会へ還元しようと心に決めております。このように思えるのは周囲の支えによるところが大きく、横浜市立大学並びに先生方・職員の方、友人、両親ほかお世話になった方々へ心より感謝申し上げます。
 

成績優秀者特待生-国際総合科学部 理学系

物質科学コース 2年 植 塁
私はアルゴリズムやプログラミング、統計学に興味を持っています。さらに将来これらを幅広く活用するため、また、自分のやりたい事を見つけるため、文理を問わず様々な知識を大学で身につけようと考えています。また、可能性を広げるためにも英語は必要不可欠なので、コミュニケーションが取れる程度まで在学中に身につけたいと思います。この度特待生に選出していただいたことを機に、自分を支えてくれている家族や友人、先生方に改めて感謝し、今後も精進していきたいです。
 

物質科学コース 2年 柏葉 幸佑
カーボンナノチューブやフラーレンなど新素材の物性に興味があります。前期の体験ゼミでは、北研究室でフラーレン分子の結晶成長のシミュレーションを行いました。今も引き続き同じテーマで研究を行っており、先輩に教えて頂きながら新たな発見をしていきたいと思っています。また、英語部に所属しており、政治経済や社会問題などを題材にディベートをしています。様々な知識を身に着けたり、色々な人の視点に立って物事を考えたりすることに楽しさを感じています。今後も勉学に励みつつ、貴重な学生生活を楽しんでいきたいと思います。
 

物質科学コース 2年 齊藤 舞
自然界では当たり前のように起こっている現象を科学的な視点から理解することに興味があります。最近では特に地震や物理化学分野に関心があり、これからの講義で知識を深めていきたいと考えています。また、語学にも興味があり、昨年は語学留学をしたり中国語を学んだりしました。この経験を今後の学習や将来に役立てていきたいです。今回、特待生に選出していただけたのは色々な人の支えがあってのことだと思うので、常に感謝の気持ちを忘れず、これからも日々積極的に学び、自分で考えるということを大事にしてよりよい結果を残せたらいいなと思います。
 

物質科学コース 3年 鈴木 紫央
現在は、12月に行われるアクチュアリー試験での数学科目の合格を目指しています。また、学生団体「理系女子大生コミュニティ凛」では、今年度から副代表を務めています。大学3年生という自分の将来を考える時期が来て、活動を通して出会える人々から良い刺激をたくさんもらっています。後期からは研究室での活動が始まります。大学生という限られた時間の中で、様々な経験を通して、自分自身の可能性を広げていきたいです。
 

生命環境コース 3年 西牧 皐樹
研究室への配属が決まり、研究テーマは「移動している細胞の核膜修復に関わるタンパク質について」になりました。様々な場面で自分のテーマを発表する際には、一見難しそうな用語や説明を相手に分かりやすく伝えられるように、また興味を持って聞いていただけるように、イラストや話し方を工夫したいと考えています。夏休み後半から研究室生活が始まり、少しずつ雰囲気に慣れてきました。自主的に勉強する機会も多くなり、充実した毎日です。これまでの講義や実習で学んだ事を基盤とし、新たな気持ちで臨んでいきたいと思います。
 

生命医科学コース 3年 小林 菜月
1年次の頃から自主研究を行っており、今年度の前期までは生命環境コースの内分泌学研究室で様々なことを学ばせていただきました。後期からは生命医科学コースの分子細胞医科学研究室に配属となり、どのように実験を進めていけばよいかを学んだ上で、卒業研究のテーマを考えていきます。2つのコースを越えて研究を行っていることは私にとってかけがえのない経験であり、研究とはどのようなものなのかを深く考えるきっかけとなりました。また、教職を目指しており、私が感じた科学の魅力を子どもたちに伝えていきたいと思っています。この度、成績優秀者特待生に選んでいただいたことを光栄に思います。今後も与えられた環境に感謝し、勉学に励もうと思います。
 

物質科学コース 4年 小山 歩美
教育実習では真面目で意欲的な生徒と充実した日々を過ごし、大学でこんなことを勉強したい、と話す生徒を見て当時の自分を思い出し、さらに研究への意欲が高まりました。現在取り組んでいる卒業論文では高校生のときから興味を持っていた遺伝子の変異に関する研究をしているため、日々新しいことを知る喜びを感じています。今までともに助け合ってきた友人や熱心にご指導をして下さった先生方に感謝するとともに、学んだことを活かしてボランティアなどに積極的に参加し、社会に貢献していきたいです。
 

生命環境コース 4年 芳野 明日香
所属している研究室では、植物の細胞分裂や花粉の形成について学んでいます。卒業研究では、花粉管伸長に関わるタンパク質について実験を進めています。研究はまだ途中の段階で、課題はたくさんありますが、今まで学んできたことのまとめとなるような卒業論文に仕上げられるように頑張りたいと思います。残りの学生生活の中では、専門分野だけでなく幅広いことに興味を持ち、自分の教養や視野を広げていきたいです。
 

生命医科学コース 4年 安部 丈
現在、プロテオーム科学研究室小川グループで卒業研究に取り組んでいます。当研究室は体外で新生児マウス精巣から精子形成を誘導する技術を世界で初めて開発しました。この技術は精子形成メカニズムの解明や男性不妊症の治療法開発などに関わると期待されています。私は現在その技術を応用した研究に携わっています。卒業研究に取り組む中で、私の想像以上に、研究というものには強い忍耐力が必要であることを実感させられています。挫折しそうになりますが、病気で苦しむ人たちを救える未来に貢献したいという私の信念を支えに、日々難題に立ち向かっています。これからは特待生としての自覚をもち、より一層努力していきたいです。
 

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