地域貢献ニュース4月号(老年看護学領域)

担当:叶谷由佳、柏木聖代、土肥眞奈、野崎静代、児玉光也、佐々木晶世

平成27年8月23日から10日間、フィリピン共和国に看護学科2年の学生5名と教員2名で海外フィールドワークを行ってきました。世界保健機関(WHO)や国際協力機構(JICA)、日本国大使館、フィリピン大学等からフィリピンの保健衛生状況や活動内容について説明していただきました。フィリピンでの健康課題の一つに感染症があり、マニラ市にある孤児院や地方の幼稚園で施設職員やフィリピン大学の学生にも協力していただき、手洗いや歯磨きの必要性と正しい方法について教育してきました。
また、平成28年2月7日から7日間、フィリピン大学の学生5名と教員1名が科学技術振興機構「日本・アジア青少年サイエンス交流事業」の支援を受け、本学を訪れました。本事業は、日本の高齢社会における課題解決に寄与する技術・計画を紹介し、フィリピンの技術発展と人材育成に貢献することを目的としています。医学部看護学科をはじめ、附属病院や横浜市内の高齢者施設等の協力を得て、研修プログラムを提供し、3月1日発行の大学新聞にも掲載されました。
国際都市横浜に位置する本学は、今後も地域の保健福祉医療機関と連携して国際貢献に携わっていきたいと考えています。