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国際商学部 柴田ゼミの学生チームがアグリカルチャーコンペティション2023にて最優秀賞を受賞!

2024.04.25
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横浜中華街における再来訪に関する研究で、学術的研究分野 最優秀賞を受賞しました

国際商学部 柴田典子教授(マーケティング論)のゼミに在籍する学生5人で結成したチーム「笑論包しょうろんぽう 」が、アグリカルチャーコンペティション2023 学術的研究分野において最優秀賞を受賞しました。
アグリカルチャーコンペティションは、大学生を対象とした、農業、食、農業協同組合に関する調査研究を行い、その成果の発表を競う大会です。
この大会は、2023年11月26日(日)に遠隔方式(ZOOM)で実施され、全国から57チームがエントリーしました。学術的研究分野では、27チームが5ブロックに分かれ予選を行い、ブロック優勝した5チームのみ決勝へ進みました。チーム「笑論包」は、優秀な研究成果、報告を行ったチームとして、見事「最優秀賞」に選ばれました!

国際商学部 チーム「笑論包」のメンバー5人と柴田典子教授(右端)
当日のプレゼンの様子
受賞内容
アグリカルチャーコンペティション2023
学術的研究分野 最優秀賞
チーム名:笑論包しょうろんぽう
    (国際商学部 柴田典子ゼミ3年※受賞当時)
テーマ:横浜中華街における再来訪に関する研究
              ~マーケティング視点による地域活性化~
指導教員:国際商学部 柴田典子教授(マーケティング論)
横浜中華街での街頭インタビューをする鳩野さん

受賞した「笑論包」のメンバーに話を伺いました。

私たちは「横浜中華街における再来訪に関する研究~マーケティング視点による地域活性化~」を研究テーマに、横浜中華街を支えている横浜中華街発展会協同組合*1と連携しながら、何度も訪れたくなる場所の要因と、来訪意欲を喚起する方法を明らかにし、今後のマーケティング施策の示唆を得ました。
2023年5月から11月末までの活動期間中は何度も横浜中華街へ出向き、来街者にインタビューやアンケートを実施しました。店舗経営者が抱えている課題についてもインタビューし、実際に足を動かし汗を流しながら調査を進めました。また、マーケティング、消費者行動、および観光に関する論文を調べ、リピート要因や再来訪意向に関する先行研究のレビューも行いました。研究の方向性や理論的枠組みを検討するなど、論理性を意識して取り組みました。
決勝本番のプレゼンテーションでは「賢くて明るい発表!」をコンセプトに、聞き手が笑顔になってくれるような発表を意識しました。審査員の方からは学術的な論理展開や仮説検証の方法について高い評価をいただきました。

 
チームで考えた笑論包ポーズで撮影
受賞コメント 
国際商学部 3年(受賞当時)
有賀ありが  美瑛  みえいさん

この度は、最優秀賞をいただき誠にありがとうございます。今回の表彰は、とても栄誉のあることと感動しています。多くのことを学び、多くの出会いがありました。これは私の大切な思い出です。私がこのような喜びを得ることができたのは、柴田先生の温かいご指導とよき先輩に恵まれたおかげです。この賞は、皆さまのご協力があってこその賞だと思っております。本当に心から感謝申し上げます。今後も学業に力を入れていきたいと思っておりますので、これまで以上に尽力していきます。

国際商学部 3年(受賞当時)
佐藤さとう  優衣 ゆいさん

この度は、栄誉ある最優秀賞を頂戴し、誠に光栄に思います。この賞を獲得するために、日々の活動に尽力してきたので、とても嬉しいです。この栄誉は、先生や諸先輩方のご指導、支えてくれた同期の皆様のおかげだと思っております。この活動を通してたくさんの方と出会い、たくさんの経験を得ることができたことは、私にとってかけがえのない思い出です。本当に心から感謝申し上げます。今回の学びを活かし、今後とも学業に精進して参ります。
国際商学部 3年(受賞当時)
鳩野はとの 翔大  しょうたさん

自分たちの研究成果が最優秀賞として評価していただけたこと大変嬉しく思います。忙しい時は毎日朝から集合し、終電近くまで話し合い、メンバー全員が横浜中華街のリピーター獲得のために全力で取り組んできました。メンバーの活躍はもちろんですが、ミーティングの機会などをいただいた横浜中華街発展会協同組合の皆様やインタビューに協力していただいた店舗の皆様、ファンコミュニティの皆様、発表練習や相談などにのってくださった先輩、同期、後輩、そして何より柴田先生の支えがあったからこその活動だったと思います。本当にありがとうございます。マーケティングの学びはもちろんのこと、プレゼン資料の作り方や発表の仕方、連携先とのコミュニケーションなど、一連の活動で得られたことを今後の活動に活かしていくと共に、さらに磨き上げていきたいと思います。
国際商学部 3年(受賞当時)
古谷ふるや  百合香 ゆりかさん

この度は最優秀賞という名誉ある賞を頂戴し、大変光栄に思います。活動を進めていく中で何度も壁にぶつかるなど紆余曲折ありましたが、多くの方々に支えられ形にすることができました。ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。今回の研究成果が今後の横浜中華街をはじめ、その他の地域のさらなる発展の一助となれば幸いです。改めまして、この度このような素敵な機会を提供してくださったすべての方々に心より感謝申し上げます。今回の学びを活かし、今後もより一層精進していきたいと思います。
国際商学部 3年(受賞当時)
七瀬ななせ  琳   りんさん

今回、このような賞をいただき、本当に嬉しいです!最優秀賞を獲得できたのも、横浜中華街の関係者の皆様はじめ、柴田先生、柴田ゼミ生一同、インタビュー等にご協力くださった方々のお力添えがあったからだと実感しています。準備期間だけでなく、発表当日も他大学の内容や発表の仕方などから多くのことを学びました。今回の発表により、自分が成長できたことがこれからの自信になります!最後に、約半年間共に活動してくれたメンバーにありがとうと伝えたいです。
指導教員 柴田典子教授のコメント

マーケティング、特に消費者行動研究、ブランド論を専門とする当ゼミでは、例年、3年次に外部のコンテストに参加しています。また、2022年度から横浜中華街発展会協同組合と連携し、「横浜中華街の未来につながるファン作り」を目指した研究活動を進めています。
「笑論包」の5人は、自分たちの特性とメンバーのバランスをうまく活かし、アグリカルチャーコンペティションの学術的研究分野を選択し、出場しました。
SNSでインタビューへの協力を呼びかけ、初対面の方々にインタビューを実施したり、横浜中華街の街頭で道行く方々に調査をおこなったり、仮説を検証するためにどんなデータを集めどのような手法で分析すればよいのか悩んだりと、初めての経験ばかりだったと思います。インプットとアウトプットを限られた時間でどんどん繰り返したことが、確実に知識と論理性の向上に結び付いたと感じています。本活動開始前とは見違えるほど全員たくましくなりました。妥協せずに試行錯誤を重ね、素晴らしい結果を獲得した5人の底力と可能性を感じます。
そして、学生たちの主体性を尊重し、力強くサポートをしてくださる横浜中華街発展会協同組合の皆様に、この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

用語説明
*1横浜中華街発展会協同組合:1972年発足。街で円滑に商業活動するためのルールづくり・催事やイベントの運営など、横浜中華街の発展に寄与する活動を行う。
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