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集中講義「サマープログラム2023」でカナダからの留学生と交流

2023.08.23
  • TOPICS
  • 国際商学部

~「ソーシャル・イノベーションに関するビジネス・モデル」を開発~

 6月23日(金)から29日(木)までの7日間の集中講義(担当:国際商学部 吉永崇史(よしながたかし)教授)で、YCU生21名と、カナダにあるヒューロン大学の学生3名、ウェスタンオンタリオ大学の学生7名を迎え、「サマープログラム2023」を実施しました。
英語でのグループワークを通じて「サービス」と「ソーシャル・イノベーション」の概念を理解し、サービス化社会の発展に貢献するビジネス・モデルを開発し、プレゼンテーションするプログラムとなっています。
YCUはカナダのヒューロン大学(ウェスタンオンタリオ大学内)と交流協定を結んでいます。ヒューロン大学でジャパニーズ・スタディーズを専攻・副専攻としている学生、および、日本語・日本文化に興味がある学生に参加していただきました。

講義での使用言語はすべて英語です。4~5人のグループ単位でディスカッション・プレゼンテーションを行い、受講生全員が積極的に参加・貢献しました。

●講義内容

1日目(6/23):まずは出生地や趣味、本プログラムへの期待や意気込みを一人ずつ自己紹介からスタート。その後、共通の好きなものについて、グループ毎にディスカッション・プレゼンテーションをし、良いチームビルディングができました。
後半は、講義「サービスとは何か?ソーシャル・イノベーションとは何か?」を学びました。 
2日目(6/24): ワークショップ「未来の社会をデザインしよう」、講義「サービス・サイエンスのソーシャル・イノベーションへの適用」をYCUみなとみらいサテライトキャンパスにて行いました。 
3日目(6/25):エクスカーションとして鎌倉へ。グループで自由に行動したことで、仲が深まります。 
4~5日目(6/26~27):講義「ソーシャル・イノベーションの取組み事例」、
「ビジネス・モデル・キャンバスの作り方」 
6日目(6/28):グループ・ワークで「社会課題を解決するためのサービス・ビジネス・モデル開発」のアイデアを出し合い、最終プレゼンテーションの準備をしました。 
7日目(6/29):本プログラム学習到達目標である「社会課題を解決するためのサービス・ビジネス・モデル開発」をグループ毎にプレゼンテーション。

それぞれのグループで考えたビジネス・モデルを発表し、それに対して、学生やゲスト・コメンテーターの長川美里さん、吉永先生より質問・アドバイスをもらいました。
どういう経緯でこのアイデアを思いついたのか?このアイデアの目的は?などさまざまな意見交換がされ、それに回答していく中で、学生たちはさらに理解を深め、意見やアドバイスに真剣に耳を傾けていました。
 
授業の終わりには、サマープログラムの修了証がそれぞれに配布されました。
参加した学生は、通常の授業では味わえない達成感をそれぞれ感じ、この表情!
 
このプログラムでは、講義も学生間のコミュニケーションもすべて英語ですが、英語による国際交流という目的だけではなく、「サービス」と「ソーシャル・イノベーション」の各々の概念を理解した上で、自分たちでアイデアを出し合ってプレゼンテーションまで行うことにより、ビジネス・モデルを構築する一連の流れを体験することができます。グローバル企業や国際機関などで活躍する力を育成する講義として、受講生にとって非常に貴重で有意義な7日間となりました。 
YCU国際商学部は、経営学と経済学を礎として、現代社会の多様な現場に対応するための独創的思考力、課題解決力、英語力を身につけグローバル企業に必要な経営管理能力と新事業を創造する企画立案力を養成しているのが特徴。 
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