学生の皆さんへ～年末年始を迎えるにあたって～（学長メッセージ）

2020年も間もなく終わろうとしています。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、大学での学修や研究の環境が激変した一年でした。
1年次生は入学式もできず、大きな不安とともに大学生活がスタートしたことと思います。
2年次生以上の学生も、新たな生活様式の中での学修、課外活動、そして、就職活動など、戸惑うことや思いどおりにならなかったことが多かったことでしょう。
このような状況の中でも、皆さんは横浜市立大学の学生らしく、教員職員とともにひたむきに感染防止対策を講じながら、大学での学びをしっかりと進めてくれました。
ここにあらためて、この 1 年間の努力に心から感謝をするとともに、忍耐強くこの状況に対応してきた皆さんを学長として誇りに思います。

さて、新型コロナウイルス感染症の拡大は、依然として予断を許さない状況が続いており、特に首都圏の感染者数は増え続けています。これからクリスマス、冬季休業、年末年始、成人式といったシーズンを迎えるにあたっては、皆さんや皆さんの周囲の人の命・健康を守る行動をあらためてお願いします。
不要不急の外出、飲酒・会食の機会などは控え、マスクの着用、三密の回避、手指消毒の実施、室内換気の励行など、日常生活における感染防止対策を引き続き徹底してください。

これまで、学生・教職員の皆さんの協力のおかげで、本学ではクラスター（感染者集団）を発生させていません。この年末年始も、一人ひとりが「感染しない」「感染させない」という心がけをもって感染対策を継続し、健やかに新たな年を迎えることを願っています。