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避難所への被災者受け入れ実験を10月11日(日)に実施

2015.10.06
  • プレスリリース
  • 地域

避難所への被災者受け入れ実験を10月11日(日)に実施

子どもたちが受け入れ職員となり、主体的に運営

平成27年10月5日
研究推進課

横浜市立大学が実施する教員地域貢献活動支援事業(※1)の一つ「地域で防災活動を担う青少年育成及び、彼らの視点を生かした参加型防災プログラムの構築」(代表教員:学術院国際総合科学群准教授 石川永子)では、青少年の視点で、自分たちは被災時にどのような対応ができるかを考え、実施することから、防災意識の向上と被災時に対応できる青少年育成をはかるプログラム構築を進めています。
9月までに、NPO法人ミニシティ・プラス(※2)が実施した「津波被災地見学ツアー」に参加した小学5年生から高校生まで23名を中心に、4回のワークショップを行ってきました。最終回では、10月11日(日)~12日(月・祝)に横浜市立大学の体育館に宿泊して防災キャンプを実施し、その中で、今までのワークショップの成果に基づいて、避難所を模した体育館で「避難所への被災者受け入れ実験」を具体的に展開します。
ぜひ記者の方の現場取材(または体験参加)をお願いします。

「避難所への被災者受け入れ実験」概要

日時

平成27年10月11日(日)15:00~17:00

会場

横浜市立大学金沢八景キャンパス 総合体育館
横浜市金沢区瀬戸22-2(京浜急行 金沢八景駅 下車)

内容

こどもたちが避難所の受け入れ職員となり、避難所で大人の参加者を受け入れる実験
※子ども主体での検証が目的のため、参加者の大人は「口出し禁止」となります。

主催

横浜市立大学(石川永子研究室)

共催

NPO法人ミニシティ・プラス


※1 教員地域貢献活動支援事業
地域のニーズに応えて教員が地域貢献に寄与する研究活動を支援する横浜市立大学の事業。「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」(平成25年度採択の文部科学省)を受け、横浜市立大学は一層の推進を行っています。
※2 NPO法人ミニシティ・プラス
子どものまちづくり参画を目指し、「こどものまち」イベントをはじめ、子どもたちが大人と等しく社会参画を図るための事業を、行政や大学・企業と協働で実施しているNPO。「東日本大震災が残した教訓とはなんだろう?」「ぼくたちができることはあるのだろうか・・・」そんな疑問を抱えながら、「津波被災地見学ツアー」を実施。
取材・参加の場合、9日(金)17:00までにご連絡ください。

お問い合わせ先
研究推進課長 竹内 紀充 Tel 045-787-2019

<参考>今までのワークショップ

第1回 防災メディアマイスター(7/23実施)

  • 報道記者の目からみた都市災害・・・災害がおきるとどうなるの?
  • 子どものまちで被害が!そのときどうする!?こちら「サバイバル・シティ災害対策部」・・・簡易災害対応図上訓練・広報体験

第2回 復興まちづくりWS(8/6実施)

木造密集市街地(西区西戸部地区)をまちあるき(危険なところ・災害対応や復興まちづくりに使えそうな地域資源:防災資源・住んでいる人・福祉施設・空き地や空き家)し、地図に書き込むワークショップ

第3回 災害復興過程のアクションプランをつくろう(9/20AM実施)

HUG避難所運営ゲーム(避難所運営のシュミレーションカードゲーム)

第4回 事前復興まちづくりWS(9/20PM実施)

サバイバルキャンプに向けて、避難所運営・仮住まい・復興まちづくりと連続するまちの活動を理解し、自分達で計画をつくろう!
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