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地域貢献ニュース5月号(成人看護学II領域)

地域貢献ニュース5月号(成人看護学II領域)

臨床とリンクした教育・実践活動の推進を目指して

担当:千葉由美、落合亮太、三條真紀子、徳永友里

1.横浜市立大学附属病院と連携した授業の展開
 本領域では、学部、大学院においてがん、周手術期、クリティカルなどの急性期看護を教育しています。特定機能病院では、様々な合併症や治療管理を必要とされる患者様も多くおられることから、特に急性期看護では、看護師の適切で優れた知識、判断力、および実践力が求められるといえます。そこで、学部の実習に出る前の学内演習では、実際の病棟指導者の皆様にご参加頂き、教員とともに授業を展開して頂いています。

2.横浜市立大学附属病院のNSTチームにおける協働
 横浜市立大学附属病院には、NST(Nutrition Support Team:栄養支援チーム)という医師、看護師、栄養士、薬剤師などの多職種参加による医療チームがあります。このチームでは、栄養状態や摂食嚥下(食物の取り込み飲み込み)の障害を有する患者様に対するベストケアの具体的内容を検討していきます。中でも摂食嚥下障害への専門的アプローチは、摂食嚥下障害看護認定看護師や日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士などが対応しておりますが、新たに学科教員が加わった形で活動を開始致しました。
左より、雁部(栄養科)、富井(ACU)、大橋(口腔外科)、千葉(看護学科)(敬称略)

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