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地域貢献ニュース12月号(精神看護学領域)

地域貢献ニュース12月号(精神看護学領域)を掲載しました

質の高い看護実践のための貢献と当事者およびそのご家族のリカバリー(回復)への支援

担当: 松下年子 若狭紅子 内山繁樹 塚田尚子

  1. 質の高い看護実践への教育と研究支援

     精神看護学領域では,附属病院と単科精神科医療機関の3病院において看護研究の講義や指導を進めています。研究成果は,院内および院外で発表することを目指して,精神看護の特質を追究した臨床への還元につながるような看護研究と,質の高い看護実践につながるような支援・教育に貢献しています。
     また,看護実践能力の高い学生を育てるために臨床との共同と連携において,よりよい実習環境づくりをしながら精神看護学実習においてより効果的な実習指導と豊かな教育を実践する目的で実習指導者研修会を開催しています。

  1. 当事者およびそのご家族のリカバリー(回復)への支援

     リカバリーに基づく心理教育プログラムによる支援に横浜市立大学附属2病院および複数の単科精神科医療機関(日向台病院,鷹岡病院,藤沢病院,横浜舞岡病院)と共同して取り組んでいます。リカバリーとは,精神障害をもつ方々がそれぞれの自己実現やその求める生き方を主体的に追究するプロセスです。
     当事者の方々には,疾病管理とリカバリー(Illness Management and Recovery:IMR)プログラムを,またそのご家族には家族心理教育(Family Psycho Education:FPE)プログラムをもとに,両者が自分らしい生き方を見出し,お互いが元気になれるよう取り組んでいます。



家族心理教育

地域貢献