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臓器再生医学 谷口英樹教授、武部貴則准教授の論文が2014年度のベルツ賞に選出されました!

2014.12.16
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  • 研究

臓器再生医学 谷口英樹教授、武部貴則准教授の論文が2014年度のベルツ賞に選出されました!

「ベルツ賞」は、日本とドイツ両国の歴史的な医学領域での交流関係を回顧し、またその交流関係を更に深めていく目的で、ベーリンガーインゲルハイムが1964年に創設した伝統のある医学賞です。毎年、時宜に応じたテーマで論文を募り、優れた論文に対し授与されます。

第51回(2014年度)の募集テーマは「幹細胞と再生医療」で、2等賞に「iPS由来器官原基移植による機能的なヒト肝臓の創出」(大学院医学研究科 臓器再生医学 谷口英樹教授、武部貴則准教授)が選出され、贈呈式が11月26日にドイツ大使公邸で執り行われました。
谷口英樹教授は、1995年に筑波大学大学院医学研究科を卒業後、筑波大学附属病院に勤務し、2002年より横浜市立大学医学部教授、2003年より同大学大学院医学研究科 臓器再生医学教授を務めております。
武部 貴則准教授は、2011年に横浜市立大学医学部医学科を卒業後、同年より横浜市立大学大学院臓器再生医学教室に勤務し、2014より同大学大学院医学研究科 臓器再生医学准教授を務めております。

受賞のテーマは、「iPS由来器官原基移植による機能的なヒト肝臓の創出」で、同研究グループは、2013年にiPS細胞から血管構造を持つ機能的なヒト臓器を創り出すことに成功し、肝臓疾患の再生医療や医薬品の開発研究を飛躍的に加速することが期待されています。
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