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がんプロフェッショナル養成プランの教育内容[博士課程]

博士課程では、薬物療法専門医コース・放射線治療専門医コース・緩和ケア専門医コースの3つのコースがあり、 コース別に行う研修を通して、より専門性の高いがん専門医を目指します。
各コースとも以下の30単位が学位取得に必要な単位となります。
講義・演習・実習
取得単位
コース別研修
(実習)
薬物療法専門医コース
8単位
放射線治療専門医コース
緩和ケア専門医コース
3単位
腫瘍放射線医学概論
(放射線治療専門医のみ)
(2単位)
大学院セミナー
2単位
生命倫理セミナー
1単位
その他選択科目
6単位

(放射線治療専門医のみ5単位)
特別研究
10単位
合計(学位取得に必要な単位)
30単位

詳細は各コース名・講義名をクリックしてご覧下さい。
*:月2回行われるキャンサーボードの前半に各診療科から[がん治療に関する講義]をお願いしています。

[博士課程]薬物療法専門医コース

患者の治療およびケアの質を向上させるため、がんの薬物療法に関する臨床的技術を高め、さらに同分野の教育・臨床研究を行うことができる能力を身に付ける。到達目標は、日本臨床腫瘍学会認定「がん薬物療法専門医」を取得すること。また、他のコースについても学習することにより、幅広い視野を持つ専門医を目指す。

実習名
内容
薬物療法
6単位
3領域各3症例 合計9症例について実習を行う。
日本臨床腫瘍学会認定「がん薬物療法専門医」を取得するために必要な「受け持ち患者数報告書」として認定されるレベルの実習を行う。
放射線治療
1単位
専門とする分野において2症例の実習を行う。
がん薬物療法専門医として、知っておくべき放射線治療について、集中的に学習する。
緩和ケア治療
1単位
緩和チームに参加し、1症例の実習を行う。
がん薬物療法専門医として、知っておくべき緩和ケア治療について、集中的に学習する。

[博士課程]放射線治療専門医コース

放射線治療の適応から障害対策までを習得し、同分野の教育・臨床研究を行うことができる能力を身に付ける。到達目標は、日本放射線腫瘍学会認定医を習得すること。また、他のコースについもて学習することにより、幅広い視野を持つ専門医を目指す。

実習名
内容
放射線治療
5単位
放射線治療11症例(診療科の重複は不可)について実習を行う。また、PETを中心に、がん診療に必要な画像診断法についても学習する。
薬物療法
2単位
専門とする分野(または希望する分野)において3症例の実習を行う。放射線治療専門医として、知っておくべき薬物療法について、集中的に学習する。
緩和ケア治療
1単位
緩和チームに参加し、1症例の実習を行う。放射線治療専門医として、知っておくべき緩和ケア治療について、集中的に学習する。

[博士課程]緩和ケア専門医コース

緩和チーム・病棟・在宅緩和におけるチーム医療に参加し、同分野の教育・臨床研究を行うことができる能力を身に付ける。到達目標は、日本緩和医療学会認定「緩和医療専門医(現在準備中)を習得すること。また、他のコースについもて学習することにより、幅広い視野を持つ専門医を目指す。

実習名
内容
緩和ケア治療
6単位
緩和のチーム医療に参加し、9症例の実習を行う。
緩和ケア専門医として、知っておくべき緩和ケア治療について、集中的に学習する。
薬物療法
1単位
専門とする分野(または希望する分野)において1症例の実習を行う。
緩和ケア専門医として、知っておくべき薬物療法について、集中的に学習する。
放射線治療
1単位
専門とする分野(または希望する分野)において2症例の実習を行う。 緩和ケア専門医として、知っておくべき放射線療法について、集中的に学習する。

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