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地域貢献ニュース11月号(看護生命科学領域)

担当:赤瀬智子、槇原弘子、福田真佑、堀江良子

周麻酔期看護師の可能性と未来

日本看護研究学会第49回学術集会のシンポジウムにおいて、「周麻酔期看護学の可能性と未来」のテーマにて、赤瀬智子教授と本学修了生を含む周麻酔期看護師が下記の内容で発表しました。
・周麻酔期看護師の育成と現状
・術後痛管理における周麻酔期看護師の活動と課題
・周麻酔期看護師による医療安全への貢献:大量出血アルゴリズムの作成とその効果
・周麻酔期領域におけるタスクシェア
・managerとspecialistの視点から見た周麻酔期看護師のキャリア
また当日、本学麻酔科学教室主任教授の後藤先生と新井先生、本学修了の周麻酔期看護師と周麻酔期看護学分野大学院生にて、各周麻酔期看護師より自施設の活動報告を行った後、以下の内容について全員でディスカッションしました。
・周麻酔期看護師のキャリア形成の積み方
・医学・看護業界を始め、社会においてまだ周麻酔期看護師の認知度が低いこと等から、実績を数字として提示して必要性を提示していく必要があること(周麻酔期看護師が実施する麻酔の安全性の提示等)
本学では現在までに、17名の周麻酔期看護師の輩出と9名の大学院生が在籍しており、ケアとキュアの両面から、患者さんが安全に安心して周手術期を迎えられるように活動しています。また、重症患者さんの最適な鎮痛・鎮静管理にも努めております。
今後も必要な医療を患者さんに提供できるよう精進してまいります。

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