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木原生物学研究所の嶋田教授らは人工知能(AI)の技術を応用し、トマトの品質を高めるために鍵となる遺伝子の発見に成功しました。(3/24)

2017.03.28
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  • 研究

木原生物学研究所の嶋田教授らは人工知能(AI)の技術を応用し、トマトの品質を高めるために鍵となる遺伝子の発見に成功しました。(3/24)

木原生物学研究所の嶋田幸久教授が研究しているAI活用したトマトの遺伝子解析について、日経産業新聞に3月24日付で掲載されました。

概要:
木原生物学研究所・植物応用ゲノム科学部門の嶋田教授と筧特任助教は、機械学習と呼ばれる人工知能(AI)の技術を応用し、トマトの遺伝子発現や有用な形質についてのビッグデータを解析しました。そして、トマトの品質を高めるために鍵となる遺伝子の発見に成功しました。これらの遺伝子が上手く働くように栽培環境を制御すれば、高品質なトマトが安定して生産できるようになると考えられます。今後は植物工場などで栽培を制御するプログラムの開発につなげていく計画です。
なお、本研究は、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「次世代農林水産業創造技術」(管理法人:生研支援センター)により実施している試験研究計画「収量や成分を自在にコントロールできる太陽光型植物工場」の成果になります。
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