BLM運動とアメリカ社会 ~アメリカ黒人史研究の視座から~
【講座の募集概要】
アメリカではBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動が起きるなど、近年、黒人を先頭とする人種主義の克復の動きは高まっています。講師が長年の研究と最新の動向をふまえ、アメリカ合衆国の黒人の歴史から現在のアメリカの人種主義を考える講義をします。
日時 |
2023年12月22日 金曜日 16:00〜18:00(全1回) |
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会場 | 金沢八景キャンパス |
講師 | 上杉 忍(横浜市立大学名誉教授) |
企画監修 | 山根 徹也(都市社会文化研究科教授) |
受講対象 | 一般 |
【開催概要】
BLM運動の概要、歴史、これまでの変遷をそれぞれ数値を示しつつ、新自由主義からの貧富の差の拡大について学びました。
事件から大規模なBLM運動になっていった流れを丁寧に追っていき、BLM運動がアメリカ社会にもたらした影響について考えました。
事件から大規模なBLM運動になっていった流れを丁寧に追っていき、BLM運動がアメリカ社会にもたらした影響について考えました。
受講生アンケートからのご意見抜粋
- BLMの動きは最近報道、情報がなく、今回、BLMの成果や60年代の公民権運動との関係が理解でき勉強になりました。BLM運動の背景にアメリカの病巣があると感じました。
- 新自由主義による貧富の格差の拡大がBLMの起因とのストーリーなどと理解しました。今日のZ世代が社会主義、思想に寛容となり、BLMは今後どう展開され、アメリカはどう変わっていくでしょうか。アメリカの政治、社会を理解することは難しいなあと改めて痛感しました。
- 黒人差別はまだ続いていることや失業率や麻薬問題について知り大変勉強になりました。
横浜市立大学地域貢献センター
045-787-8930(受付時間:平日 9:30~16:30)