ビヨンド URA 修了生インタビュー

ビヨンドURAには、大学、研究機関、企業、行政など、さまざまな分野で活躍する人が集まります。異なる専門性や経験を持つ受講生同士の交流やメンターとの対話、特別研究での実践を通じて、多くの出会いや学びが生まれてきました。
本ページでは、修了生へのインタビューを通じて、受講のきっかけや印象に残った経験、現在の活動についてご紹介します。それぞれの学びや出会いが、その後の研究や仕事にどのようにつながっているのかをお伝えします。

2026年度修了生 ※掲載は50音順

穴田 周吾(アナダ シュウゴ)
国立大学法人東京科学大学 医学科・大学院医歯学総合研究科(医学系)

私は理学療法士として医療現場を経験した後、コンサルティング会社での病院経営支援や医療データ分析、厚生労働省での医療DX関連政策に携わってきました。
ビヨンドURAでは、医学・商学・データサイエンスを横断しながら、研究成果を社会実装につなげる視点や、産学官の異なる立場をつないでプロジェクトを進める考え方を実践的に学びました。特に、第一線で活躍するメンターや多様なバックグラウンドを持つ受講生との議論は、これまでの自身の経験を捉え直す貴重な機会となりました。修了後は東京科学大学で医療政策に関する研究や医療データ利活用に取り組んでいます。
今後は一連の経験とURAでの学びを活かし、行政・医療現場・アカデミアをつなぎながら、医療の持続可能性の向上に資する知見を生み出し、社会に還元していきたいと考えています。
緒方 征嗣(オガタ セイジ)
産業機器メーカー 新規事業開発部門

ビヨンドURAには医療・医薬分野の方々が多く参加されており、産業機器メーカーに勤める私は少し異色の存在だったかもしれません。しかし、専門分野の異なる受講者や研究者の方々との交流は非常に刺激的で、毎回の講義を楽しく受講することができました。特に印象に残っているのは特別研究です。新規事業のテーマを検討する中で行き詰まり、別の切り口を探していた際に、根本先生の研究に出会いました。当時担当していた事業の課題解決につながる可能性を感じ、その出会いをきっかけに現在は共同研究へと発展しています。医療や医薬の分野に限らず、思いがけない出会いや発見があるのもこのプログラムの魅力です。学びたいという気持ちがあれば専門分野は関係ありません。まずは一歩踏み出してみることをお勧めします。
矢田 哲也(ヤダ テツヤ)
国立大学法人東北大学 研究推進・支援機構リサーチ・マネジメントセンター 特任講師(運営)・主任URA

現在、東北大学で主に産学連携やAI for Scienceの推進に携わっています。研究成果を社会に還元し、事業化まで見通す研究開発マネジメント力を高めるため、ビヨンドURAを受講しました。講義では、相手に応じて情報を伝え、意思決定や行動変容を促す視点と、EBPM・ビジュアライゼーションの手法を身につけました。
また、特別研究では、自身の専門性・人脈・経験を棚卸しし、横浜市立大学の研究シーズを題材に、研究者や支援部門へのヒアリングを実施しました。メンターの助言を通じ、研究者と対話しながら選択肢を広げ、ゴールから逆算して課題解決を組み立てる重要性を学びました。修了後は、基礎研究から社会実装までを見通し、異分野融合研究の推進や、多様なステークホルダーをつなぐ活動に学びを活かしています。