横浜市立大学 × J-PEAKS

J-PEAKS WG4 セミナー・ワークショップ 開催報告

2026.04.14

AIと一緒に!『やめること』から考える~業務改善のタネを見つける~

2026年3月5日(木)にみなとみらいサテライトキャンパスにてJ-PEAKS WG4(J-PEAKS WG4ではAI・データハブを構築し、学部横断で地域課題に挑むデータ駆動型研究と教育を推進に向けて取り組んでいます)のセミナー・ワークショップを開催しました。
「AIと一緒に!『やめること』から考える ~業務改善のタネを見つける~」をテーマに株式会社リビカル 代表取締役 元山文菜氏を講師としてお招きしてお話いただいた他、ワークショップを実施し、グループでの発表も行いました。


元山講師にお話しいただいたセミナーでは、DX・BX*1の基本的な考え方として「AIはあくまでツールであり、目的ではない」という視点が強調され、改善を進める前提として、業務上の問題を可視化することが不可欠であるという話がありました。また、AIの活用事例なども紹介いただき、会場が活気ある雰囲気となりました。

その後、実施されたワークショップでは、参加者(教職員)が日常業務の悩みを付箋に書き出し、班ごとに共有しました。挙がった課題について、各自が改善案をアイデアスケッチとして図示・言語化し、互いに評価し合う「アイデア講評」を実施し、具体的かつ実現可能なアイデアが集まりました。

最後に講師から、大きな変革よりも「半径5メートル」の身近な課題から取り組むことの重要性が説かれ、実施後の振り返りを習慣化するフレームワーク(やったこと・わかったこと・次のアクション)が紹介されました。
主催者のデータサイエンス研究科 ヘルスデータサイエンス専攻 清水沙友里講師からは、今回のグループワークを通じて他の教職員の視点を共有できたことが良かったとお話されるとともに、今後もAI活用推進に取り組んでいきたいと発言がありました。

当日の概要

日時:2026年3月5日(木) 13:30〜16:30
場所:みなとみらいサテライトキャンパス
テーマ:AIと一緒に!『やめること』から考える ~業務改善のタネを見つける~
主催:公立大学法人 横浜市立大学 J-PEAKS WG4 TF4
参加者数:12名

 

講師のご紹介

株式会社リビカル 代表取締役 元山 文菜 氏(Ayana Motoyama)

<略歴>
大学卒業後、文具メーカーにて商品企画部プロダクトマネージャーとして活躍。その後、富士通株式会社に転職し、営業管理業務のプロセスアウトソーシングやプロセス改善など歴任。
2017年2月に株式会社リビカルを独立起業。2021年11月に医療に特化した業務コンサル会社 株式会社医療デザインラボを設立。
著書:『業務改善の問題地図』(2020年)、『無くせる 会社のムダ作業』(2023年)
 

用語説明

*1 DX・BX:業務の効率化を目指し、デジタル技術(IT導入やデジタル化)を活用して業務プロセスやビジネスモデルを変革することをDX(デジタルトランスフォーメーション)。それに対してBX(ビジネストランスフォーメーション)は、業務効率化にとどまらず、企業全体の構造を変えるなどビジネスモデルそのものを見直す。DXよりも広範な視点での取り組み。 

<当日の様子を動画でチェック>