横浜市立大学地域貢献センター

国際教養学部の松本郁代教授が「兼好法師と金沢」をテーマに講演しました 

5月23日(金)横浜市金沢区にある瀬戸神社社務所2階ホールで「金沢の文化・ふれあいセミナー文化講演会」が開催されました。
40回目を迎える文化講演会では本学の松本郁代教授(国際教養学部)が「兼好法師と金沢」をテーマに講演しました。
『徒然草』の著者は、これまで「吉田兼好」として知られていますが、金沢文庫に残された史料や『徒然草』や和歌などから、京都の吉田神社神職の吉田家の出自ではなかったことや、金沢区六浦辺りに一時滞在していたことなど、「兼好法師」にまつわる新たな事実を紹介したほか、苦悩して遁世し、遁世しても苦悩する兼好法師の愛すべき人間像についてお話しました。会場は源頼朝創祀とされる瀬戸神社の会場で、50名の方にご参加いただきました。




■イベント情報■
第40回金沢の文化・ふれあいセミナー文化講演会
日時:2025年5月23日(金)13:00~15:00
場所:瀬戸神社 神奈川県横浜市金沢区瀬戸18-14
主催:金沢八景の自然と史跡を守る会
講師:松本 郁代
横浜市立大学国際教養学部 /都市社会文化研究科 教授
テーマ: 兼好法師と金沢