Ｈ.１１.２.１７

術 前 診 療

1. 入院後，直ちに主治医が患者に説明し，同意を得た後に原則として左手，可能でない場合は他の四肢に患者本人（原則）が書いた患者識別バンドを看護婦（士）が付ける。
2. 主治医は，バンドに記載された事項が患者のものであることを確認する。

手 術 当 日

1. 術前に病棟で主治医が患者識別バンドと患者本人が一致していることを確認する。
2. 主治医は，病室から手術室交換ホールまで患者に同行し，ハッチウェイに送られるまでの間，本人を確認する。
3. 主治医は各手術室内で，麻酔科医とともに外観上及び患者識別バンドにより本人確認を行い，さらにカルテから血液型の確認を行う。この後，麻酔科医とともに確認した主治医がチェックリストにサインする。

手 術 中

　執刀医は手術中に，術前所見と術中検査，術中所見の照会を行い，疑問が生じた場合には直ちに手術を中断する。患者識別バンドを確認，複数の医師により疑問の解決を図ったうえで次の段階へ進む。

　

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