受験生のためのWEBマガジンヨコ知リ!
search

アジア・スマートシティ会議(ASCC)レポートその2

2019年、ASCC「Yokohama Youth Event」成功までの3人のストーリー

2019年10月に開催された第8回アジア・スマートシティ会議。横浜市立大学から3名の学生が代表としてセッションの一つであるYokohama Youth Eventで発表を行いました。その3名によるASCC参加レポートの第2弾をお届けします。
第1弾のチェミンヒョクさんに続く、二人目の報告者は、平山真梨花さんです。 

レポートその1はこちら
チェミンヒョクさん (12月23日公開)

<報告者>

1 CHOI MINHYUCKさん(チェ ミンヒョク)
韓国 金海伽耶高等学校卒

2 平山 真梨花さん
東京都 私立関東国際高等学校卒

3 宮本 亮平さん
愛媛県 県立松山北高等学校卒

ASCC2019参加学生レポート その2


【報告者2】
平山 真梨花(ひらやままりか)
国際総合科学部 国際総合科学科
経営科学系 経営学コース 4年
東京都 私立関東国際高等学校卒

「得意の英語力だけでは、通用しなかった最初の国際会議」

私は小学校を卒業し、英語を話せるようになりたいと思い、中学3年間単身留学をしていました。ニュージーランドとカナダでの留学経験を経て、日本の私立高校を卒業し、横浜市立大学に入学しました。

アジア開発銀行の国際会議での発表
2017年春、初めてのゼミで取り組んだアジア開発銀行の国際会議。私はその国際会議で提言を行うためにフィリピンのセブでフィールドワークを行い、現地の方へのインタビューなどのコミュニケーションが必要な場面では得意の英語でチームをサポートしました。初めて先輩方とプレゼンを作り、発表に向けて何度も練習をする中で自分は英語は話せるけれど知識は圧倒的に足りず、先輩の話についていくのに必死だったことが印象に残っています。当日の発表後に小さなグループに分かれて行うディスカッションテーブルがあり、私は自分が発表した内容について提案を行えるように意識して話し合いに取り組みましたが、そこでは他大学の学生や専門家の方のお話に圧倒されて、言語の壁はなかったにもかかわらず何も言えずに終わり、最初の国際会議は悔しさが残るものでした。

アジア・スマートシティ会議2017での発表
2回目の国際会議への参加は、同じく同年秋に開催されたアジア・スマートシティ会議2017。この時はフィリピンのゴミ問題をテーマに、同じゼミのフィンランド人の学生と一緒にプレゼンを作りました。夏休み中に何度か集まる中で、プレゼンの構成について時には意見がぶつかり合ったりもしながら、それでも時間をかけて話し合い、先生のアドバイスをもらいながらすり合わせを行う中でプレゼンを作成することができました。時間をかけて作ったプレゼンではありましたが、どうしても熱意が湧かず、ディスカッションで発言できなかったことを覚えています。
インターンで参加しているSlush Tokyoの仲間たちと
私はゼミの活動と同時にSlush Tokyoというスタートアップイベントでインターンをしています。課外活動では国際会議に出る機会もなければ、専門家の方とお話する機会もめったに無いので、ゼミの活動とは全く違った活動内容です。日本で行う全編英語のスタートアップイベントなので、活動も終始英語でした。スタートアップのコミュニティに身を投じて、日本のスタートアップエコシステムや最先端のテクノロジーについて学んでいました。

「Slush Tokyoでのインターンから得た高いモチベーションで臨んだ3回目の国際会議」

そして3回目の国際会議であるアジア・スマートシティ会議2019では、スタートアップエコシステムについて発表しました。一番興味のある分野で、なによりもこの3年間最も時間を費やしてきたこともあり、高いモチベーションを持って取り組みました。0からプレゼンを作り、発表するところまですべてに関わってきたため、今まで以上にやりきったという達成感がありました。今回はコメンテーターの方々の発言に対しても、自然と質問が湧いてきたセッションで、一番やりがいを感じられた瞬間でした。

共に切磋琢磨した宮本さん、チェさん
夏期休暇に海外フィールドワークで訪問した上海での1枚
このプレゼンを通じて上海に行くことができ、新しいテクノロジーに触れることができたのも楽しかったです。シェアサイクルやキャッシュレスなど日本ではまだ十分に活躍していない分野が日常的に使われていて、それを肌で感じることができました。  ゼミでの国際会議の活動は今考えると私にとってゼミにコミットする上で大きな部分を占めている大事な活動です。自分の得意分野を活かせることもそうですが、調べた内容を発表するだけでなく、専門家の方を交えてディスカッションを行うことで講義だけでは学べないことが学べました。特にスタートアップエコシステムの議論では、行政も起業家支援のプロジェクトを強化していることや、政府機関がどのように携わることが最適なのかなど、学生だけでは得られないことをたくさんインプットすることができました。これらの経験を課外活動に活かすことと同時に、社会に出たあとも活かしていきたいと思います。

(2020/1/10)

ACADEMICS