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国際教養学部・ギミールゼミでの学び

グローバル経済学を通じ、社会を取り巻く課題解決に貢献する人材をめざして!

「教養学系」と「都市学系」、2つの学びを通して社会に貢献できる人材を育成する国際教養学部。社会科学を研究するギミール・クレーベル先生、そしてギミールゼミに所属し「グローバル経済学」を学ぶ学生二人を取材しました!

左から、

田渕たぶち  智美 ともみ さん 
国際総合科学部  国際都市学系  グローバル協力コース 4年 (神奈川県立湘南台高等学校 卒)


石黒いしぐろ  理香子 りかこ さん 
国際総合科学部  国際都市学系  グローバル協力コース 4年 (神奈川県立横浜平沼高等学校 卒)

※学生の所属は、現行の学部・学系・コースとなっています。

ギミール クレ
ベル 教授 :
国際教養学部(予定) 教養学系/都市社会文化研究科都市社会文化専攻。「グローバル経済論」や「国際社会論攻究」などの講義を担当し、社会学における幅広い研究テーマを取り扱う。

ゼミで学んでいる「グローバル経済学」ってどんな学問?



田渕 
「国の経済はどのように発展し、他の国にどのように影響を与えるのか」ということを世界規模で学んでいます。「経済」というと、数字やグラフを使って分析するイメージを抱くかもしれませんが、それだけではなく、地理や歴史、技術革新なども経済を発展させる要因と捉え、それらの関係性についても研究しています。


石黒 テクノロジーの発展が人々の生活や文明の進化にどのように影響を与え、今後どのように変革を遂げていくのかについて研究を行ってきたほか、世界各国の貧富の差が現在どのような状況なのか、宗教と国家の発展に関係はあるのかなどについて学んできました。経済学というよりはむしろ「社会学」に近い学問であるように感じます。

「グローバル経済論」の講義の様子のひとコマ。
 
ギミールゼミを選んだ理由を教えて! また、どんな学生におすすめだと感じる?


田渕 
大学入学前から、国連など国際関係の分野に興味がありました。ゼミの説明会で、ギミール先生が「グローバル経済学のゼミですが、インターネットや人工知能といった最先端の技術=ニューテクノロジーなどについても扱います」とおっしゃったんです。数字や統計だけでなく、広い見地から専門知識を深められることがイメージでき「ギミール先生のもとで学びたい!」と思いました。英語で行われるゼミなので、「英語を使って勉強したい」と思っている学生にはうってつけですし、世界規模の経済をさまざまな角度から学べるので、経済学に興味のある学生にもおすすめですね。


石黒 1年次の後期にゼミを決めるのですが、私は2年次から9カ月間アメリカに留学することが決まっていました。以前から国際問題に興味があったことに加えて、留学から帰国した後、現地で培った英語力を生かしたいという想いもあり、オールイングリッシュで授業が行われるギミールゼミを選びました。経済学に興味のある学生はもちろん、英語が好きで、英語を使って専門知識の学びを深めたいという学生にもおすすめです!

研究を進めているテーマとその内容について教えて!


田渕 
「日本における再生可能エネルギーと市民意識」をテーマに卒業研究に取り組んでいます。日本は風力発電などの再生可能エネルギーがあまり使われておらず、「それはなぜだろう?」という疑問からスタートしました。ギミール先生から「再生可能エネルギーに対する人々の意識が関係するのではないか」とアドバイスをいただき、再生可能エネルギー先進国であるドイツと比較しながら、日本国内でどのように市民意識をあげていくべきかについてまとめています。


石黒 外国人が日本の企業で訓練し、技術移転を図ることで外国の発展に貢献することを目的に定められた「外国人技能実習制度」の効果について研究を行っています。人口が減り続ける日本にとって、外国人労働者の雇用は重要なテーマです。厚生労働省の資料を読み解いたり、日本で働く中国人労働者について調べたりしながら、この制度の現状と課題について検証しています。ギミール先生から、移民制度・文化・経済などさまざまな視点からアドバイスをいただくことができ、とても参考になりました。

ギミールゼミを選んでよかったと思うことは?


田渕 
研究を進めていく上で、仮説を立てるのは当たり前の作業ですが、なかなかイメージできずに悩んだ時期もありました。しかし、ギミール先生がとてもシンプルなたとえ話を例にあげてわかりやすく教えて下さり、仮説を立てることが楽しい! と感じるようになりました。ギミールゼミで研究の楽しさを知ることができ、大きな知の財産になりました! 


石黒 ギミール先生は、知識が豊富で研究分野も多岐にわたっています。授業や卒業論文を通し、ひとつの事柄に対してさまざまな視点から分析したり、考察を重ねたりすることで、広い視野を持つことができるようになりました。卒業後は、留学生と関わりのある企業への就職が内定しているので、ギミールゼミで身につけた知識を仕事に生かしたいと思っています!

ギミール先生に聞きました!

ゼミではどのようなことを学びますか? ゼミの特徴についても教えてください。

国家間に生じる貧富の差は、その国の経済成長に密接に関連付けられます。しかしそれだけでなく、歴史や地理、宗教などたくさんの要因が重なり合って起こるものだと考えています。このゼミでは、世界経済だけではなく、グローバルな視点で社会を取り巻くさまざまな現象や課題について学んでいきます。ここ数年は、科学技術に関する問題、特に最先端のテクノロジーや進化しているテクノロジーに強い関心を寄せて学んでいます。この重要な分野において、学生がさらに深く興味を持ってくれることを願っています。ゼミの授業はすべて英語で行い、論文も英語で書きます。YCUで唯一、オールイングリッシュのゼミというのも特徴ですね。

ゼミに入るには英語ができないとだめでしょうか?

専門用語を使うことも多く、英語で話すことはもちろん、英語の文章で表現することも求められますので、ゼミでの活動には最低限の英語力は必須ですが、英語ができないこと自体はあまり大きな問題ではないと考えています。その人独自の思考力や発想力があれば、語学力はあとからついてくるはずです。英語修得の努力はもちろん必要ですが、英語ができるか否かで成績をつけることはありませんので、安心してください。
 


高校生にメッセージをお願いします!

大学生になったら、アルバイトのやりすぎには注意して(笑)、ゼミで一緒に勉強しましょう! そして、わからないことがあったらどんどん質問してくださいね。国際問題、経済、歴史など、さまざまなことに興味を抱いている探求心が旺盛な高校生の入学をお待ちしています!

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 (2018/10/25)

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