2025年2月20日 横浜臨床研究ネットワーク 第13回実務者会議開催報告
2025.03.03
報告
2025年2月20日横浜市立大学サテライトキャンパスにて、「横浜臨床研究ネットワーク第13回実務者会議」を開催しました。
実務者会議は、横浜臨床研究ネットワークの活性化及び協定病院間の連携強化、また、業界の最新動向に関する情報交換等のため開催されており、今回で第13回目の開催となりました。
今回は、地域ネットワークとして先進的な取り組みをされているCMA-Okayama治験・臨床研究ネットワークより宇野 秀樹先生にご講演いただくとともに、横浜臨床研究ネットワークの活性化に向けて担当者間にてディスカッションの場が設けられました(現地参加者:23名、オンライン参加者:8名)。
実務者会議は、横浜臨床研究ネットワークの活性化及び協定病院間の連携強化、また、業界の最新動向に関する情報交換等のため開催されており、今回で第13回目の開催となりました。
今回は、地域ネットワークとして先進的な取り組みをされているCMA-Okayama治験・臨床研究ネットワークより宇野 秀樹先生にご講演いただくとともに、横浜臨床研究ネットワークの活性化に向けて担当者間にてディスカッションの場が設けられました(現地参加者:23名、オンライン参加者:8名)。


※ 横浜臨床研究ネットワーク
「横浜臨床研究ネットワーク」は、2014年に横浜市立大学附属2病院及び横浜市内を中心とする13の医療機関によって設置され、有機的に連携し臨床研究や治験等を実施することで、横浜市民並びに神奈川県民のみなさまへ最先端の医療の提供、それぞれの医療機関における医療の進歩に繋げることを目指しています。
開催概要
日 時: 日時:2025年2月20日(木)15時00分~16時30分
会 場: 横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス/Zoom
内 容:
・開会の挨拶 仁田 学 横浜臨床研究ネットワーク部門長
・岡山医療連携推進協議会 治験・臨床研究ネットワークにおける取組みについて 岡山大学病院新医療研究開発センター 宇野 秀樹先生
・グループディスカッション
・IRBの未来を考えてみた 後藤 洋仁 臨床試験管理室担当係長
・人を対象とする生命科学・医学系研究倫理委員会に関するアンケート結果ご報告 浅野 貴志 臨床研究推進課課長代理
・閉会の挨拶 小林 雄祐 共創イノベーションセンター副センター長
・本会終了後のネットワーキング
会 場: 横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス/Zoom
内 容:
・開会の挨拶 仁田 学 横浜臨床研究ネットワーク部門長
・岡山医療連携推進協議会 治験・臨床研究ネットワークにおける取組みについて 岡山大学病院新医療研究開発センター 宇野 秀樹先生
・グループディスカッション
・IRBの未来を考えてみた 後藤 洋仁 臨床試験管理室担当係長
・人を対象とする生命科学・医学系研究倫理委員会に関するアンケート結果ご報告 浅野 貴志 臨床研究推進課課長代理
・閉会の挨拶 小林 雄祐 共創イノベーションセンター副センター長
・本会終了後のネットワーキング
当日の内容


岡山医療連携推進協議会(CMA-Okayama) 治験・臨床研究ネットワークにおける取組みについて
CMA加盟医療機関ごとの疾患マップ(疾患別患者数情報)やDr.マップ(治験実績情報)の公開、SMOとの連携、患者紹介システム等について紹介いただきました。これらの取組みが症例集積性の向上や製薬企業や治験依頼者への発信に繋がっていること、患者さんに対する治験へのアクセス向上や新たな治療機会の提供に繋がっていることが共有されまました。


グループディスカッション
協定病院間の関係を深め、双方向性の向上につながるような今後の実務者会議の実施内容やあり方について、3グループに分かれディスカッションが行われました。所属病院の規模や担当業務の違いを問わず、活発に意見交換がされました。各グループより、研究支援人材に対する共同での教育研修機会の創出、業務領域ごとの意見交換会、施設見学会、自院での研修内容の紹介等の提案がなされました。これらをもとに今後、NWの活性化に向けて、取り組んでいくことが確認されました。


IRBの未来を考えてみた
ドラッグロスの発生や医薬品の安定供給等の課題を背景とし、省庁からSingle IRBの原則化が謳われているなかで、本学でのセントラルIRB導入の経緯や当時の懸念点、導入後の状況について発表されました。今後、セントラルIRBの利用活性化による事務局体制の変化、資料・業務の標準化、効率化が求められる可能性について示唆されました。
なお、今後の取組みとして、横浜臨床研究NWでアンケート調査を行い、IRBにおける提出資料の施設ごとのばらつきに関する実態を把握し、効率化の基礎資料として報告する予定となっております。
なお、今後の取組みとして、横浜臨床研究NWでアンケート調査を行い、IRBにおける提出資料の施設ごとのばらつきに関する実態を把握し、効率化の基礎資料として報告する予定となっております。


本会終了後のネットワーキング
会終了後も多くの方が会場に残り、日々の治験・臨床研究業務に関して熱心に情報や意見の交換、質疑応答をされている様子が印象的でした。
当日の様子
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グループディスカッションの概要説明
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集合写真
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ネットワーキングの様子