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形成外科

診療の特徴・特色

 われわれ横浜市立大学医学部形成外科は、全国有数の長い歴史(1968年開設)をもつ診療科で、形成外科の担当し得る領域ほぼ全てを引き受けてきた実績があります。日々の診療にあたっては、大学附属病院として一般病院では対応困難な症例の治療を担当し、または専門性の高い治療、最先端の治療法の確立に尽力しています。特にマイクロサージャリーや脂肪移植による自家組織乳房再建術に関しては、全国から多くの患者さんを受け入れています。また眼瞼下垂症、眼瞼内反外反症、涙道狭窄症に代表される眼瞼涙器疾患や、レーザー治療の対象となる母斑症や血管腫などの治療も積極的に行なっています。

主な対象疾患及び治療実績

(1) 乳房再建
(2) 眼瞼下垂症・内反症・外反症、涙器疾患
(3) 手の外傷・絞扼性障害・変性疾患
(4) 顔面・手足・体幹の先天異常 
(5) 皮膚腫瘍
(6) 血管腫・血管奇形
(7) 太田母斑・蒙古斑 顔面の外傷
(8) ケロイド・肥厚性瘢痕
(9) 頭頸部悪性腫瘍
(10) 顔面骨格の変形
(11) 顔面神経麻痺

専門外来

(1) 乳房再建外来: 木曜日AM/PM
(2) 口唇口蓋裂外来:火曜日PM
(3) レーザー外来:水曜日PM
(4) 眼瞼涙器外来:水曜日AM

紹介していただく時の留意事項

 形成外科の治療方針を決める際には、以前の加療歴、検査所見、画像検査、病理診断などが重要です。
紹介状に添付していただきますようお願いします。

その他

 当科では乳癌術後の乳房再建、眼瞼涙器疾患、レーザーによるあざ治療で特に専門性の高い治療を提供しています。

(1) 乳房再建

 自家組織による乳房再建手術件数は、関連病院とも連携して年間で200件以上行っており、患者さんの希望や状況に応じたオーダーメイドの再建法を提供しています。二次再建はもちろんのこと、一次再建に関しても乳腺外科と緊密な連携をとり、乳癌の治療から再建まで、トータルで完成度の高い治療を行っています。関連学会での学術活動、出版、講演会、報道機関からの取材にも積極的に対応し、日本における乳房再建医療の現状や当院独自の治療法をご紹介しています。

(2) 眼瞼・涙器

 眼瞼下垂症、眼瞼内反・外反症に対して機能の改善だけでなく、患者さんの希望を伺いながら、審美性に配慮した術式を選択しています。術式によっては入院・日帰り手術を選択していただくことが可能です。また涙道が狭くなることによって生じる流涙に対しては、涙道用のチューブ挿入や涙嚢鼻腔吻合術を行っています。

(3) レーザー治療

 先天性の赤あざ、太田母斑や蒙古斑などの母斑症に対するレーザー治療、抗癌剤の副作用による皮膚トラブルやエイジング肌に対して、スキンケア指導を行い、対策法などを伝えています。

(4) 口唇・口蓋裂

 歯科・口腔外科・矯正歯科と密に連携し、顎発育・言語獲得に配慮した術式を選択しています。

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