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消化器病センター

消化器病センター
部長  國崎 主税

消化器病センター
担当部長  沼田 和司

診療の特徴・特色

 消化器病センターは消化器疾患全般(上部消化管・下部消化管・肝胆膵)にわたり、消化器内科・外科が一体となり診断・診療を行っています。それぞれの分野において専門医を揃え、最先端の診断治療を提供できるよう日々精進しております。 消化器内科では、肝炎・肝硬変・肝癌などの肝疾患や膵炎・膵癌などの膵疾患などに対する内科的治療を積極的に行い、早期食道癌・胃癌の内視鏡診断・治療を最新鋭の機種を揃えて行っております。
 消化器外科では、早期の消化器癌(食道癌、胃癌大腸癌)に対しはQOLを重視した腹腔鏡下手術を積極的に導入し、さらに進行度に応じたテーラーメイド治療を行い、癌の根治性と同時に機能温存も重視した質の高い外科治療を行っています。
 さらに、胆嚢炎・虫垂炎・憩室炎などの急性炎症性疾患に対する治療も行っています。
 消化器内科・外科は、お互いに綿密な連絡・連携体制をとり、病状に応じた治療法を適切に判断し、最適な治療を迅速に行っています。

主な対象疾患及び治療実績(内科)

 食道胃静脈瘤、胃十二指腸潰瘍、早期胃癌、早期大腸癌、早期食道癌、肝炎、肝癌、胆嚢胆石症炎、胆道癌、膵臓癌など

消化管グループ



 近年の内視鏡技術の進歩により、早期胃癌をはじめとした早期消化管癌に対するEMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)が普及しておりますが、当院は県内で先駆けてESDを導入し、現在では年間で食道ESD78件、胃ESD238件、大腸ESD204件、十二指腸ESD12件(2016年集計)と全国の数ある施設の中でもトップクラスの実績となっております。
 中でも、抗血栓薬服用者などのハイリスク症例や、技術的に難しいとされる治療後遺残再発病変、また、潰瘍性大腸炎に併発した大腸腫瘍に対しても当院IBDセンターと討議し適応可能な症例に対してESDを行い、さらなる診断や技術の確立を目指しています。
 最近では、耳鼻咽喉科と合同で表在性咽頭癌に対するESDや、消化器外科と合同でGIST(消化管間葉系腫瘍)に対するLECS(腹腔鏡・内視鏡合同手術)など、他科とも連携をし、内視鏡治療を行っております。
 何よりも安全を第一に、患者様にとって病気の根治性を損ねることなく低侵襲なより良い治療を提供できるよう心がけております。

(図1)当院におけるESD治療件数,(図2)大腸ESD,(図3)咽頭ESD,(図4)ESD術中風景
(図1)当院におけるESD治療件数 (図2)大腸ESD (図3)咽頭ESD (図4)ESD術中風景




 胆膵癌をはじめ、胆石、膵炎に至る幅広い疾患に対して、最新の診療を提供できる体制を整えています。
 胆膵癌に対しては、外科と連携して胆道ドレナージなどの初期治療を行いながら診断を行い、手術や化学療法などの治療を速やかに開始しています。
 化学療法においては、JCOG(日本臨床腫瘍研究グループ)試験、新薬の治験など、多くの臨床試験を通じて治療開発を積極に実施しています。
 また、超音波内視鏡下腹腔神経ブロックなど、癌性疼痛に対する治療を積極的に行っており、患者さんの生活の質に配慮した診療を心掛けています。
 内視鏡診療においては、ERCP、EUS(超音波内視鏡)をそれぞれ年間600件以上実施しています。胃切後再建消化管に対するバルーン内視鏡を用いたERCP、EHL(電気水圧衝撃波結石破砕)を用いた胆道鏡下結石破砕、超音波内視鏡を用いた胆膵管や膵嚢胞に対するドレナージ治療など、専門性の高い治手技を数多く実施しています。

2016年治療実績 ERCP総数:616件(乳頭括約筋切開:107件、乳頭バルーン拡張:63件、胆管ステント留置:239件、経鼻胆道ドレナージ:131件、膵管ステント留置:99件、胆膵管腔内超音波:52件、バルーン内視鏡を用いたERCP:52件、胆道鏡・EHL:3件、内視鏡的乳頭切除:7件)、EUS総数:650件 (EUS-FNA:150件、IVR-EUS:27件)、内視鏡的ネクロゼクトミー:4例 など

(図5)ショートシングルバルーン内視鏡を用いた総胆管結石の截石。胃切除術、膵頭十二指腸切除術などによる消化管再建後の症例でも、総胆管結石の截石や胆膵管ドレナージ治療が以前と比較し容易に行えるようになりました。
(図6)膵頭十二指腸切除術後、膵管空腸吻合部狭窄による膵炎を合併した症例に対する超音波内視鏡ガイド下膵管ドレナージ術。バルーン内視鏡を用いて膵管空腸吻合部から挿管を試みましたが不可能でしたので、超音波内視鏡ガイド下に胃内より膵管を穿刺し、ドレナージチューブを留置しました。

(図5)ショートシングルバルーン内視鏡を用いた総胆管結石の截石。胃切除術、膵頭十二指腸切除術などによる消化管再建後の症例でも、総胆管結石の截石や胆膵管ドレナージ治療が以前と比較し容易に行えるようになりました。 (図6)膵頭十二指腸切除術後、膵管空腸吻合部狭窄による膵炎を合併した症例に対する超音波内視鏡ガイド下膵管ドレナージ術。バルーン内視鏡を用いて膵管空腸吻合部から挿管を試みましたが不可能でしたので、超音波内視鏡ガイド下に胃内より膵管を穿刺し、ドレナージチューブを留置しました。




 近年、インターフェロン(IFN)フリー治療(DAAs)によるC型肝炎ウイルス排除は470例以上(ソフォスブビル・レジパスビル併用療法の導入実績が230例以上、ソフォスブビル・リバビリン併用療法が170例以上)あり、いずれも現在まで96%以上の治癒率を達成しています。また、新薬も導入をしており、新たなDAAsの臨床治験も実施しています。
 肝臓癌については、早期肝細胞癌(HCC)のラジオ波治療から高度進行HCCの分子標的薬の投与まで、幅広く治療を実施し、神奈川県内でトップクラスの成績です。
 ラジオ波焼灼療法(RFA)(図7)は2000年から2017年までに約1400件 (2016年70件)を実施しました。EOBMRI肝細胞相と超音波B-modeとの融合画像を用いると超音波での小肝細胞癌の検出が容易になりました〈図8〉。超音波B-modeで同定できない多血HCCでは、造影超音波で部位を同定し穿刺します。造影超音波は肝病変では年間600件以上実施しています。
 血管造影検査とCT検査が同時に行えるIVR-CTを用い、2015年は肝動脈化学塞栓療法(TACE)136例、肝動注化学療法(TAI)56例、2016年はTACE140例、TAI67例施行。分子標的薬sorafenibをいままで約220例以上に投与しています。
 さらに様々な分子標的薬治験(regorafenib, lenvatinibなど)に参加し、現在がん免疫療法のnivolumab等のanti-PD-1 agent単独、又は分子標的薬との併用の治験を実施しています。
(図7)ラジオ波焼灼療法(RFA) (図8)EOB MRI肝細胞相と超音波B-modetono融合画像


主な対象疾患及び治療実績(外科)

 食道癌、胃癌、大腸癌、肝癌、胆管癌、胆嚢癌、膵癌、胆嚢胆石症、食道アカラシア、食道裂孔ヘルニア、虫垂炎など

専門外来

 ・上部消化管疾患:火曜日、木曜日の午前・午後
 ・下部消化管疾患:月曜日、水曜日の午前・午後
 ・肝胆膵疾患:木曜日の午前・午後、金曜日の午後

紹介していただく時の留意事項

 紹介外来制となっておりますので、紹介状をお持ちください。

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