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病理診断科

診療の特徴・特色

 平成26年4月から開設された新しい診療科です。もともと患者さんには目に見えにくい中央部門であり、直接患者さんに接する機会はほとんどありませんでした。
 平成20年度に医療法施行令が改正され病理診断科の標榜が可能となり、当院も平成24年度から、外来等は設けない「院内標榜」として病理診断科を掲げてきましたが、平成26年度の診療報酬改正により、保健所への届け出を経て正式な「診療標榜」科となることが可能となり、当院の病理診断科も誕生しました。
 患者さんにとっては、あまりなじみのない診療科ですが、医療にはなくてはならない部門です。例えば、がんの診断には病理診断が不可欠であり、また、最近では分子標的薬の治療を始める際にも病理診断結果が必須となる疾患が増えています。
 実際におこなっていることは、①組織診断、②細胞診断、③病理解剖が3本柱です。
 組織診断は、1)生検診断、2)手術検体の診断、3)そして特殊な術中迅速診断にわけられます。
 生検診断とは、例えば胃の内視鏡検査で採取された胃粘膜を顕微鏡でみて組織診断をすることです。手術で採取された臓器は、詳しく検索され、疾患の種類、進行度、腫瘍であれば悪性度などが決定され、その後の治療に役立てられます。術中迅速診断は、その名前のとおり、手術中に特殊な手法で急いで病理診断をくだすことにより、切除する範囲の決定、リンパ節転移の有無などを調べます。常勤の病理専門医がいないと実施できません。
 細胞診断(あるいは細胞診)は、がん検診などでなじみがあるかもしれませんが、子宮頸部細胞診、喀痰細胞診、尿細胞診などがあり、また、皮膚から触れる腫瘤に対して針を刺しておこなう穿刺吸引細胞診も盛んにおこなわれています。

 一方、病理解剖は、治療の効果なく亡くなられた患者さんを調べさせていただくことで、それまでの治療行為の確認と検証、さらには、今後の治療への道しるべともなり、医療の進歩にはなくてはならないものです。 
 こうした病理診断を支える病理医は、全国的には極めて不足しており、高齢化も進み、上段抜きにして絶滅危惧種ともいわれています。幸い当院では、6人の常勤病理医がおり、大学病院としての医療の質の担保に貢献しています。

主な対象疾患及び治療実績

 その性格上、病理医が直接患者さんに医療行為をすることはほとんどなく、他の診療科医師から紹介されてはじめて病理診断科を受診することが多いと想定されます。当院では、採取されたすべての検体の病理診断を病理診断科で責任もって請け負いますので、必然的に、病理診断の内訳も病院の得意とする疾患の頻度に依存します。病理診断科からみた頻度の比較的高い疾患は、消化器、呼吸器、腎疾患などといえましょう。
平成26年取扱い検体数
 組織診断 11,236件(うち、術中迅速診断 513件)
 細胞診断  8,876件
 病理解剖  30件

専門外来

 専門外来は、特に設けておりません。

紹介していただく時の留意事項

 病理外来では、病理診断に関する説明を直接病理医から受けることができます。ただし現在のところ、当科への直接受診は受け付けておりません。当科受診を希望される場合は、まず該当する診療科にご紹介いただき、その診療科を通じての併診の形でお願い致します。なお、ご不明の点は、地域連携担当職員にご相談ください。紹介状・病理標本の持参をお願い致します。

その他

病診連携勉強会

 年4回、臨床病理検討会(CPC)などを開催しています。

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