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診療科・部門案内

呼吸サポートチーム(RST)

基本方針

横浜市立大学附属病院RSTは、医師・看護師・臨床工学技士・理学療法士の4職種が専門的な知識を持ち寄り、人工呼吸器を装着している患者さんの安全管理と、人工呼吸器からの早期離脱、質の高いケアの提供を目的としている専門チームです。
チームで関わるのは、人工呼吸器装着中の患者さんに限らず、呼吸に問題を抱える全ての患者さんです。例を挙げると、人工呼吸器の最適な設定、口腔ケアや排痰目的の体位ドレナージの指導、筋力維持や改善を目的とした早期離床や運動・理学療法の導入などがあります。

部門の概要

主な活動の一つが、人工呼吸器を装着中の患者さんの状態を把握し、適切なアドバイスや支援を行うためのチームラウンドです。これは週一回、全ての職種がそれぞれの領域の専門知識や技術を十分に活用し、患者さんが人工呼吸器による治療を安全に、安心して受けられるように病棟の看護師や主治医と相談をしています。
また、年に数回、病院スタッフからの呼吸に関する問題を解決するお手伝いや呼吸ケアに関する講習会を開催して、呼吸ケアの質の向上に努めています。

実績

令和5年度は78人の入院患者さんに延べ198回のラウンドを行い、診察と呼吸ケアのサポートを行ってきました。また医療スタッフ向けの勉強会を開催、情報誌「RST NEWS」を4回発行し、院内全体の呼吸ケアに関する診療を支えています。

メンバー

リーダー 出井真史(集中治療部)
集中治療部医師 7名
看護師(集中ケア認定・クリティカルケア認定) 4名
臨床工学技士 3名
理学療法士 3名