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術後疼痛管理チーム

基本方針

当院の術後疼痛管理チームは、全身麻酔により手術を受けた患者さんのうち、手術後の痛みに対して特別な診療が必要な患者さんに介入し、痛みの軽減や合併症予防、QOLの向上を目指しています。

活動概要

麻酔科医師、手術後の痛みの管理を専門に行う看護師・薬剤師がベッドサイドに伺います。患者さんの痛みのスケールや神経障害などを確認し、手術後の痛みのコントロールを行います。

支援内容

当院では、患者さん自身が鎮痛剤の投与を調整できるPCA(patient controlled analgesia:自己調節鎮痛法)機器を用い、それぞれの患者さんに合わせた疼痛管理を行います。痛みが強く感じるといわれている術後3日目までを目処に、PCAの活用とチームによる以下のフォローアップにより質の高い疼痛管理を行います。

  1. 鎮痛状況の確認(痛みのスケール、 PCAの使用状況、効果範囲など)
  2. 鎮痛法や鎮痛剤の副作用・合併症の確認(嘔気嘔吐,神経障害など)
  3. PCA機器の持続投与量と残量確認
  4. 刺入部の確認(漏れ、腫れ、経路)
  5. 必要時、PCA機器の設定変更や追加の鎮痛