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呼吸器内科

診療内容・特色・主な対象疾患

診療内容

気管・気管支、肺、及び胸膜に関わる全ての呼吸器疾患の診断と治療を担当しています。
初診は月、火、木、金の新患外来(紹介制)、再来は月 ~金の呼吸器内科専門外来で専門医による診療を行っています。

診療方針

呼吸器疾患の診療において、診断および急性期の治療、さらに増悪期の入院治療を積極的に行っています。慢性安定期の管理は、病診連携により、かかりつけ医への逆紹介に努めています。治療に際しては、ガイドラインやエビデンスに基づく医療を基本として、患者さんや家族の希望を尊重した、きめ細かな医療の提供を心がけています。また、新規治療や臨床治験の導入も積極的に行っています。

診療の特徴・特色

当院は、特定機能病院、がん診療連携拠点病院の認定を受けており、当科では呼吸器内科専門医による高度な医療、安心安全の医療を提供に努めています。また、当院は大学病院でありながら結核病床を有しており、人工透析を必要とする慢性腎不全や悪性疾患を有する症例など治療困難な肺結核症例に対する入院診療が可能です。

主な対象疾患

呼吸器疾患は、感染症(肺炎、慢性気道感染症、肺真菌症、 肺結核等)、閉塞性肺疾患(気管支喘息、COPD)、びまん性肺疾患(間質性肺炎等)、悪性腫瘍(肺がん、胸膜中皮腫等)、睡眠時無呼吸症候群など多彩な病態を有していますが、当科では全ての呼吸器疾患を診断・治療の対象としています。

協力体制

横浜市立大学附属市民総合医療センター、横浜南共済病院、藤沢市民病院など神奈川県下12の関連施設と連携を密にとっており、患者さんにとってより良い医療を心がけています。

主な治療実績・専門外来・検査等

主な治療実績

呼吸器感染症(肺炎、慢性気道感染症、肺真菌症、肺結核等):肺炎・気道感染の治療では、軽症・中等症の場合、外来で経口抗菌薬の投与を行い、重症や合併症を伴う場合は入院のもとに抗菌化学療法を行います。超重症例には集中治療室で人工呼吸管理下の集学的治療を行っています。結核は、他の結核専門病院で治療困難な合併症を伴った難治例を中心に、結核病棟で治療しています。新規抗菌薬など治験薬が使用可能な場合があります。
閉塞性肺疾患(気管支喘息、COPD):気管支喘息治療の主体は現在外来で行われています。最近は抗IgE抗体、抗IL-5抗体を用いた治療法も導入しております。アトピー型で高用量の吸入ステロイドでも管理が難しい方で効果を期待できる例があります。入院を要する重症発作は年間10人程度で全例軽快退院しています。難治例、重症例には抗IL-13抗体など治験薬が使用可能な場合もあります。慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、薬物療法を中心として禁煙指導、呼吸リハビリテーションなどを加えた包括的な管理を行っています。抗IL-5α抗体など治験薬が使用可能な場合があります。慢性呼吸不全をきたした症例に対しては、在宅酸素療法や非侵襲的呼吸療法(NPPV)を取り入れた治療を導入しております。在宅ケアが今後ますます重要となっていく時代、患者さんにニーズにあった在宅酸素濃縮器を開発しています。
間質性肺炎は、画像診断、気管支鏡検査や胸腔鏡下肺 生検による病理学的診断を行ったのち、活動性がある病態と判断された場合には、ステロイド剤や免疫抑制剤による治療を行います。特発性肺線維症に対しては、抗線維化薬であるピルフェルニドンやニンテダニブによる治療も行っています。
悪性腫瘍(肺がん、胸膜悪性中皮腫等):肺がんでは、抗がん剤、分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬による治療を行っています。がん化学療法センターでの外来化学療法を年間180例程度に行っています。胸膜中皮腫は年間数例です。外科・放射線科と協力し、集学的治療によって積極的に根治を目指します。
睡眠時無呼吸症候群に対してはPSG検査を行っており、在宅持続陽圧呼吸療法の新規導入件数は年間約10例です。

専門外来

平日(月~金)の呼吸器専門医による呼吸器内科外来に加え、水曜午後にアスベスト専門外来(予約制)を設けています。初診外来は月、火、木、金曜日で紹介制になっております。第1水曜日午後には、県立がんセンターの医師による腫瘍外来も行っています。
また毎週水曜日午前・午後に予約制で禁煙外来を行っております。

検査

胸部画像検査(単純レントゲン、CT、MRI、PET)、気管支鏡検査(経気管支肺生検・気管支肺胞洗浄・超音波気管支鏡検査)、局所麻酔下胸腔鏡検査、呼吸機能検査、細菌検査などを駆使しています。さらに、気管支喘息における気道過敏性測定検査(アストグラフ)や呼吸抵抗(IOS)、睡眠時無呼吸症候群診断のための終夜ポリソムノグラフィー等の特殊検査も行っています。

臨床研究

高齢者肺がんに対する化学療法に関する研究
呼吸器感染症患者の血液・尿における病原体DNAの検出に関する研究
喫煙習慣による呼吸器、循環器疾患の発症リスクの遺伝子診断

その他

紹介していただく時の留意事項

初診外来は月曜・火曜・木曜・金曜日となっており、午前10時30分までに受付を終了してください(初診は紹介状※が必要です。)。他の日、時間でも緊急の場合はご連絡いただくことで対応できることもあります。
画像など検査所見がありましたら参考になりますので持参させてください。
※保険医療機関発行のもの

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