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看護学科いのちの授業「並木中央小学校訪問授業」レポート

 平成28年9月8日(木)、金沢区の並木中央小学校5年生(2クラス63名)向けに、医学部看護学科母性看護学「いのちの授業グループ」の学生による訪問授業が行われました。
 今年で活動を始めて9年目となるこの取り組みは、市大が地域で活躍する学生の支援として行っている「学生が取り組む地域貢献活動支援事業」に6年間継続して採択されている団体です。



 赤ちゃんが無事に生まれてくるまでを追った映像を見てもらった後、今回の授業では、並木中央小学校に勤務する妊娠中の先生と、小学校1年生のお嬢さんを持つ男性の先生のご協力で、赤ちゃんの心音を聞いたり、先生方の現在の気持ちを聞く時間がありました。
 そのあと、赤ちゃんが無事に生まれてくる確率が「10の36乗分の2」という気の遠くなるような数字であることを巻物の形で子どもたちに見せ、自分が生まれてきた奇跡を実感してもらいました。



  代表の和田さん(医学部看護学科3年)によると「埼玉県や川崎市の中学生による殺人などやりきれない事件が続いていますが、一人ひとりが想像力を働かせて相手の立場に立って考えることができれば、あのような事件は減るのではないかと思い、今年は昨年までとプログラムを少し変えました」とのこと。
 最後に出産シーンの撮影ビデオ鑑賞を加えて、赤ちゃんが生まれた時の家族の喜びを自分の家族に重ねてもらうことで、自分も大切にされていることに気づき、となりに座っているクラスメイトのことも同じように大切にしてあげてほしいという思いを伝えたとのことです。
 後半は各部屋に分かれて、ベビーマッサージ、おむつ交換、妊婦体験、赤ちゃんと自分の心音聴取の体験がありました。

子どもたちからは、
「妹がいるのでいつもおむつ替えをやっている。指をニギニギしてくるのがとてもかわいい」(男子)
「赤ちゃんが生まれてくるのは、すごく大変なことなんだと思った。お母さんにありがとうって言いたい」(女子)
「おなかの中に最初にできた赤ちゃんの小ささにびっくりした。生まれる確率に驚いたので、今日お母さんに話してみる」
といった感想が聞かれました。
 
 

「子どもたちの反応には、予想と実際の違いが読めないところがあります。
そんな中で、どのようにいのちの大切さを実感してもらうか毎年工夫を重ねてきましたが、今年のプログラムは渾身の力作です」とのこと。
 今後は新たな試みとして、学童クラブなどに向けても授業を行っていきたいとのことです。

 

地域貢献Contributions to Society