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コミュニケーション・デザイン・センターの「デザインストーマパウチプロジェクト」が2024日本パッケージングコンテストで入賞!

2024.09.26
  • TOPICS
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コミュニケーション・デザイン・センターの「デザインストーマパウチプロジェクト」が2024日本パッケージングコンテストで入賞!

横浜市立大学先端医科学研究センター コミュニケーション・デザイン・センター(YCU-CDC)の西井正造助教、藤森晶子さんが、聖隷浜松病院 佐藤純人医師、コロプラスト株式会社、TOPPAN株式会社とチームを組んで進めている「デザインストーマパウチプロジェクト」が、2024日本パッケージングコンテストにおいて、「医薬品・医療用具包装部門賞」を受賞しました。
表彰式は、8月28日(水)に東京ガーデンパレス高千穂の間で執り行われました。
表彰式の様子(一番右がYCU-CDC藤森さん)
日本パッケージングコンテストは、包装におけるデザインからロジスティクスに至るまでのその年の包装の最高峰と優秀群を決定するものです。
デザインストーマパウチの着用イメージ
「デザインストーマパウチプロジェクト」は、オストメイト(人工肛門を持つ人)の生活を豊かに、毎日をもっと楽しくするためのストーマパウチのデザイン開発プロジェクトです。日本に多く普及している透明タイプのストーマパウチは、医療従事者が内容物を確認しやすい一方で、退院後の日常生活やファッション性について考慮されていません。本プロジェクトでは、ストーマパウチを装飾するデザインシールを開発し、貼付することでストーマパウチの無機質な透明部分を覆い、好きなデザインを身につけることができます。
本プロジェクトは、患者さんの視点や医療現場における気づきの対応であり、社会的にも意義深いと評価され、入賞作に選出されました。

プロジェクトの詳細はこちら
透明なストーマパウチをデザインシールで装飾
YCU-CDCの藤森晶子さんに受賞のコメントをいただきました。

各領域のプロフェッショナルの皆さまと共に試行錯誤を重ね「オストメイトの方の生活をよりよいものにしたい」という思いをひとつの形にすることができたこと、さらにこのような賞までいただけたことを、大変うれしく思っております。

開発や調査でご協力いただいたオストメイトの皆さまや関係機関の方々、そして応援していただいた皆さま、本当にありがとうございました。

また実装にあたって数々の課題に直面する中、デザイン制作でご協力いただいた東京デザインプレックス研究所の皆さまの、真剣な思いや素敵な作品に大変励まされました。

今後も本プロジェクトの経験を生かし、デザインストーマパウチをはじめとした、医療と生活をつなぐデザインの研究に取り組んでいきたいと思います。
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