YCU 横浜市立大学
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Mendelian Randomization Workshop 2023

疫学・統計手法を学ぶワークショップを開催

横浜市立大学では、臨床医学と基礎医学の架け橋となるような研究の実施を推進しています。
この度、Mendelian Randomization(MR) 法について学ぶワークショップを開催することになりました。
MR法はゲノムワイド関連解析等で同定された遺伝子型情報を用いて、曝露と疾病との間の因果関係を推測する方法で、観察研究で問題とされる交絡を制御するのに適した方法です。本ワークショップでは、MR法の理論とサンプルデータを用いた実践を行います。皆様方のご参加をお待ちしております。
<対象> メンデルのランダム化解析を用いた研究に関心のある研究者、学生など
<受講料> 6月8日(木)無料 6月22日(木)2,300円
<使用言語> 実践編では統計解析用プログラミング言語のRと、開発環境アプリのRstudioを使用します。

PROGRAM

【理論編】6月8日 (木) 18:00~19:30 @オンライン Zoomウェビナー(無料)

人の集団のデータで因果推論を行うための、基本的な考え方を概説し、観察研究を行う際に課題となる交絡の制御のための一般的な方法やそれらの限界を説明します。その後、MR法による因果推論の理論について、既存の手法と比較しながら解説します。 

【実践編】 6月22日 (木) 18:00~20:00 @みなとみらいサテライトキャンパス(定員30名)

(理論編を受講された方対象のエクステンション講座です。別途お申込みが必要となります。)

Rとサンプルデータを使用して、実際にMR法の解析を行います。参加登録をいただいた方へ事前にサンプルデータの配布と、解析に必要なRのパッケージをお知らせいたします。

講師

後藤 温(公衆衛生学教室 主任教授、データサイエンス研究科HDS専攻長)
中山 泉(横浜市立大学医学部公衆衛生学助教)
黒田 浩行(横浜市立大学医学部公衆衛生学特任助手)

横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパス

みなとみらいサテライトキャンパス